ラブライブ!サンシャイン!!~9人の輝きの向こう側~   作:にっしんぬ

15 / 15
ヨハネ語が難しい


向き合うのは自分自身の気持ち

「そっか、スクールアイドル部入ったんだね」

「はい!お姉ちゃんには節度を持ってやるのであれは

なにも言いませんわって」

 

 

久しぶりに黒澤家でルビィちゃんと

スクールアイドルについて話していた

なんでも千歌ちゃんに誘われ

友人の花丸ちゃんと一緒に加入したらしい

 

 

「そっか、ライブやるなら見に行くから」

「ほんとですか!楽しみにしててくださいね!」

「分かった、楽しみにしてる」

 

 

 

根っからスクールアイドル好きはダイヤと変わらない

ダイヤと違って、こんなに笑顔が眩しいが

 

 

 

「さて、そろそろダイヤが来そうだから帰るね」

「あ、そうですね。そういえば高嶺さん」

「ん?」

「あ、いえ、なんでも、ないです…」

 

 

なにかを訴えるような目をしていたが

何を言おうとしていたのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ルビィはどうでしたか?」

「どうでしたかって言われてもいつも通りだったよ」

 

 

帰り際の玄関でダイヤに声をかけられる

稽古終わりなのだろうか着物を着ていて

黒髪も相まって、まさしく大和撫子という感じだ

 

 

 

「というかこんなところで油売ってていいのか?」

「そうですわね。ルビィに見られもしたら

なんと思われるか…」

「ほんとダイヤは相変わらず硬度10だな」

「誰が硬度10ですか!鞠莉さんみたいなこと

言わないでくれますか!」

「わりぃわりぃ、じゃあ帰るわ」

「まったく…何はともあれ、ルビィのことは

お世話かけますわ。」

 

 

相変わらず硬度10…なんて言ったら怒られるか

相変わらず律儀なようで

 

 

「いいよ、気にしなくて。俺も嫌じゃないから。」

「本当にすみませんわ。では、お気を付けて」

「おう、またな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

「さて、用事があるから駅のほうまで来たものの…」

 

 

 

すぐに済む用事であったため時間を持て余していた

 

 

 

「どうすっかなー…っと、ん??」

 

 

ふと周りを見ると、マスクにサングラスに特徴的なお団子

知らない人から見たら明らかな不審者なのだが

 

 

「確かライブに来てた…よな?」

 

 

 

あの日、浦の星で行われたライブに来てた気がする

あの時は確か人もまだ少なかったためよく覚えている

…怪しすぎて、だが

 

 

 

 

「ねぇ?」

「はい!?!?!?」

 

声をかけたらすごく驚かれた。

いや、脅かすつもりはなかったのだが

 

 

「いや、すまん。そんなつもりじゃ…」

「貴方、私の姿が見えるのね?」

「…はい?」

「クックック…この堕天使ヨハネの姿が見える

ということは貴方も私のリトルデーモン!」

「…………はぁ?」

 

 

いきなり何を言い出すんだ

ライブの感想を聞きたかっただけなのに

俺は話しかける相手を間違えたのか…

 

 

 

「すみません、話しかける相手を間違えました」

「ちょっと待ちなさいよ!!」

 

 

さっさと帰った方が身のためだと思い

バス停のほうへ向かったのだが引き留められた

 

 

「アノ、ナンデショウ?」

「どうして片言なのよ!貴方、浦の星で

へんてこな変装していた人でしょ」

 

 

へんてこって…

 

 

「確かに浦の星にはいたけど、へんてこは

思いっきりブーメラン刺さってるぞ」

「ブーメランって何よ!この堕天使ヨハネの

華麗なる変装に文句があるわけ!?」

 

 

 

駄目だ、埒があかない

 

 

 

「ライブの感想、聞きたいんだ。」

「ライブってあの時の?」

「それ以外になにがあるんだ?」

「フッ、まぁいいわ。この堕天使ヨハネが…」

「善子ちゃん?」

「げっ、その声は!ずら丸!」

 

 

なるほどなるほど善子ちゃんというのか

っと、あれ?

 

 

「こんちにはルビィちゃん。お出かけ?」

「あ、高嶺さん、こんにちは。

花丸ちゃんの用事のついでに

本屋さんに寄ろうとしてたんです」

 

 

なるほど、この子が話に聞いてた花丸ちゃんか

 

 

「高嶺望です、よろしくね花丸ちゃん」

「国木田花丸ずら、ルビィちゃんがいつも

お世話になってるずら!」

「…ずら?」

 

 

 

ずら?ってなんだ、方言…なのか?

 

 

 

「はっ!おら、またずらって言ってしまったずらぁ…」

「…おら?」

 

 

というよりまたずらって言った?

 

 

「はっ!えっと…」

「あー、気にしなくていいよ。話しやすいのなら

そのままでいいし。というより立ち話もなんだし

どっか座ろう?」

 

 

 

そう言い、駅近くのコンビニのイートインに腰を掛ける

ルビィちゃんからは話を聞いていたので

花丸ちゃん、善子ちゃんから各々、あの時の

ライブについて感想をそして自分の感想も伝えあった

 

 

「あ、そういえば善子ちゃん忘れてたずら

これ、今週の授業のノートずら」

「だからヨハネよ!ていうかここで渡さないでよ!」

 

 

…今週?

 

 

「善子ちゃん、学校行ってないのか?」

「あっ、えっと…行ってないというか、そのー…」

「善子ちゃん、最初の自己紹介で盛大にスベっちゃって

それから学校に来なくて…

花丸ちゃんと善子ちゃん、幼馴染みだからこうして

授業のノートとか配布物とか届けに行ってるんです」

 

 

 

 

いったい何をすれば自己紹介でスベるんだと思ったら

そういえばその堕天使ヨハネがなんたらかんたらか…

 

 

 

「気にしなくていいと思うけどな」

「え?」

「別にいいじゃないか、設定だろうが事実だろうが

それは善子ちゃんの個性だろ?周りがとやかく

言うものでもないし、言う権利なんてないよ。

だから、学校にはちゃんと行こう。なにかあったら

花丸ちゃんとルビィちゃんが助けてくれるさ。」

「…け、検討しておくわ。」

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

ルビィちゃんによるとその後ちゃんと学校には

行ったらしい。堕天使設定が出そうなときは

花丸ちゃんに止めてもらうことにしたそうだ

 

 

 

 

 

 

「で、また呼び出しておいて何の用だ。鞠莉」

「つれないわね、ノゾムったら。用がなくちゃ

呼んじゃいけないの?」

「ロクなことじゃ呼び出さないだろ」

「分かってるくせに」

 

 

 

 

間違いなくマネージャーの件である

 

 

 

「いつまで()()()()()()()()()

「…っ!!」

「図星ね。ねぇノゾム」

「鞠莉には…関係ないだろ」

「ちょっとノゾム!」

 

 

 

一刻も早くこの場から立ち去りたいがために

エレベーターに駆け込む

誰もいない展望台で声だけがただ響いていた

 

 

 

 

 

 

「(あー、なにやってんだもう…。

()()()()()なんて思われても仕方ないか…)」

 

 

 

鞠莉の言葉が脳内をぐるぐる回っている

 

 

「止めよう、考えてても仕方ない」

 

 

エレベーターを降り、帰ろうとした時

 

 

 

 

 

「あー!高嶺さん!その子止めてください!!!」

「は、え?」

 

 

 

 

急いで自分の横を走り去ろうとする子を

つい反射で腕をつかんでしまう

 

 

「ちょっと!離しなさいよ!…って」

「あれ、善子ちゃん?」

「だから…ヨハネ…よ」

「高嶺さん、ありがとうございます!」

「って、千歌ちゃん?え、どういう状況?」

「勧誘です!」

 

 

 

 

そんな風には見えないが…

千歌ちゃんが言うならそうなんだろう

 

 

 

 

「俺から言えることはそんなにないけど」

「え?」

()()()()にはなるなよ、後悔するから」

「え、ちょっとどういうことよ!」

「なーに、2年長く生きてる先輩からのアドバイスだよ」

 

 

 

 

 

千歌ちゃんによると善子ちゃんも

Aqoursに加入することになったらしい

堕天使設定もそのままでルビィちゃん曰く

ものすごく生き生きしてるとのことである




五等分の花嫁を見ました
三玖がめちゃくちゃ可愛かったです

かぐや様は告らせたいを見ました
周りの友人が傑作というだけありました
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。