ラブライブ!サンシャイン!!~9人の輝きの向こう側~   作:にっしんぬ

6 / 15
今さらながらに言っておきますが
独自解釈強めです
ラブライブ!サンシャイン!!を
100人が見ていれば100通りの解釈があります
その中のひとつとして頭空っぽにして読んでください


未熟なわたしたち

「4人が離ればなれになっちゃったらどうする?」

 

 

 

 

 

その言葉に戸惑ってしまった

恐らく鞠莉の留学の話であろう

そうであるとしたらどこで聞いた?

誰から聞いた?気になることばかりだが

 

 

 

 

 

「急にどうした?」

 

 

 

知らない振りをして問いかける

気づかれてはダメだ、まだ鞠莉のことと

決まったわけではない

 

 

 

 

 

 

「鞠莉が、留学に行っちゃうかもしれないの」

 

 

 

不安が的中してしまった

 

 

「鞠莉が言ってたの?」

「ううん、でも職員室で鞠莉と先生が

話してるのをたまたま聞いちゃって…」

 

 

なるほど、鞠莉が自分から喋るわけはないし

どこかでたまたま聞いてしまったってところだろう

一時的でも構わないから、果南を安心させないといけない

 

 

 

「その話は最後まで聞いたの?」

「え?いや途中で教室に戻っちゃったから

最後までは聞いてないけど…」

「てことはまだ鞠莉が留学に行くなんて

決まった訳じゃないだろ?もしかしたら

行かないって行ってるかもしれないし

そもそも俺たちを置いて鞠莉が1人で留学なんて

行くと思うか?」

「…行かないと思いたい」

「まぁ、まずは鞠莉を信じよう。信じられない仲じゃないだろ?俺よりも長くいるんだからさ」

「うん、わかった。ありがとう望」

「お安いご用よ、じゃあ俺は帰るね」

 

 

 

 

 

 

~その日の夜~

 

 

prrrr…

 

 

 

「Ciao!ノゾム!どうしたの?急に電話だなんて」

「ん、あぁ果南のことでね」

「気づいちゃった?」

「廊下で聞いちゃったらしいよ、昼に鞠莉を探してるときに」

 

 

 

俺はさっきあった出来事をそのまま鞠莉に話した

 

 

「ところでこれは俺も気になるんだが…」

「どうしたの?マリーになんでも言ってみーなさーい!」

 

 

気になってることをそのまま。

変に隠すほうがおかしくなる。

 

 

「鞠莉は留学、行くのか?」

「行かないよ?」

「即答かよ!!」

 

 

 

あまりにも予想外に素早く返事が

返ってきたのでさすがに驚いた。

 

 

「今はSchool Idolやってたほうが楽しいからね」

「そうか、ならいいんだけどさ」

「ノゾムは私に留学、行って欲しい?」

 

 

 

急に真面目なトーンで聞かれるもんだから…

 

 

「んー、鞠莉が行きたいって思うなら応援する

行かないのなら全力でAqoursをサポートする

俺に出来るのはそれぐらいだよ」

「そう…ありがとう、ノゾム。

もう遅いから寝ましょうか、また明日練習でね」

「おう、おやすみ。また明日」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

 

「1 2 3 4 5 6 7 8…鞠莉ちょっと遅れてる!」

「Sorry!」

「ダイヤ、今のところもっと腕を伸ばして!」

「はい!」

「果南、ステップ追い付いてないよ!」

「ごめん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、10分休憩ね。この休憩が終わったら

見せ場のアクロバットとフォーメーション確認ね

果南、いけそうか?」

「もっちろん!任せといて」

 

 

 

東京スクールアイドルワールドに向けての

フォーメーションの確認

メインは果南、ふたりは後ろだがふたりもふたりで

難易度の高い技をやる

 

 

 

「よし、休憩終わり!一通り通しでやって

そのまま入ろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果南の悩みをちゃんと解決していれば

あいつは弱さを見せない子だから

ちゃんとそこに気づいていれば

 

 

 

 

 

 

 

「いくぞー!」

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとしたことに気づいてあげれば

 

 

 

 

 

 

 

「……果南!?前!!」

「えっ?うわっ!?」

「鞠莉!危ない!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、なんて自分は未熟なんだろう

いや、まだ高校生なんだからそりゃ

未熟なんだろうけど

不安定な感情な中、大技なんてすれば

どうなるかなんて予測はついたはずだ

 

 

 

 

 

 

ドサッ!!

 

 

 

 

「果南!鞠莉!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マネージャー失格かな?

 

 

 

 

 

 

 

「っっっ…」

「鞠莉?鞠莉!私…」

「Don't worryよ、果南これくらいなんとも…」

「ないわけないだろ、鞠莉に突っ込んでった

果南を避けようと立ち上がったらそのままぶつかって

…足首捻っただろ、結構強めに」

 

 

 

 

避けようと立ち上がったのがまずかったのだろう

勢いのまま果南を受け止めてしまって

そのままバランスを崩した拍子に捻ったんだろう

 

 

 

 

「ダイヤ、応急手当用の箱から湿布と包帯

あとテーピングね」

「ぴぎっ!は、はいっ!」

「ノゾムも大袈裟ね!これくらい平気…っっっ!!」

「無理をするな、ありがとうダイヤ。」

 

 

 

 

 

 

いつ誰かが怪我をしてもいいように

練習しておいてよかった、まさかこんな

大事になったところで使うとは思わなかったが

いや、怪我をさせた時点でマネージャー失格か

 

 

 

「手慣れてますわね、望さん」

「うん、こういうこともあろうとね。

応急処置だけだけど、必ず病院に行くこと、いいね鞠莉」

「むぅ…ノゾムの言うことなら仕方ないかな」

 

 

 

 

 

専門の知識は持ってないので出来るのは

応急処置までだ。それ以降は専門の人に

任せるべきだろう

 

 

 

 

「…練習したけど東京スクールアイドルワールドは

諦めよう、怪我したアイドルが人前に出るもんではない」

「ダメよ!ノゾム!これぐらい本番までには

治してみせるわ!」

「…駄目だ、マネージャーとして許可できない」

「そんな!ここまできて!?」

 

 

 

 

 

怪我したアイドルが、ましてやスクールアイドルが

人前に出ようものならアイドルとしてのみんなの

評判だけではなく学校そのもののイメージを

悪く見られてしまう可能性が大きいだろう

そうなったら廃校を阻止するために活動してる

Aqoursは特に、廃校を促進させる流れになりかねない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いえ、やりましょう」

「ダイヤ?」

 

 

 

 

黙りだった空気を壊したのは意外にもダイヤだった

 

 

 

 

「せっかくここまで来たんですもの。鞠莉さんも

治ると仰ってますし、鞠莉さんを信じましょう」

「信じる言ったってこの怪我は…」

「鞠莉さんは私が診ますわ、望さんは果南さんを」

 

 

 

鞠莉を診てて気づかなかったが

果南がいない

 

 

 

 

「…任せていいか?」

「えぇ、これでも将来は黒澤家の跡取り

これぐらいできて当然ですわ、それよりも

恐らく果南さんのほうが…」

 

 

 

 

恐らく鞠莉を怪我させたプレッシャーに

耐えられなくなったんだろう

 

 

 

 

「わかった、任せた!」

「了解しましたわ、そちらこそ

果南さんのこと任せましたわよ」

「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

そういって走り出す

そんなに時間が経ってないから

そこまで遠くにいってないはずだ

 

 

 

 

 

 

「果南!」

「望?」

「はぁ…はぁ…ったく、急にいなくなるから心配したぞ」

「だって、私、鞠莉のこと…」

「鞠莉ならダイヤが見てくれてる、鞠莉も

大丈夫だって言ってる、だから戻ろう?」

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

「ところで果南」

「なに?」

「もしかして鞠莉の留学を応援するべきじゃないか

って思ってたりする?」

「っっ!?!?どうして分かったの」

「何年一緒にいると思ってんだ…」

 

 

 

 

恐らく留学の話を聞いてしまったときからだろう

スクールアイドルに誘ったのは自分たち

鞠莉には鞠莉の将来があるから

それを邪魔してはいけないのでは、と

考えてしまってるのだろう

 

 

 

 

 

「ちなみに鞠莉に行くのか行かないのか

聞いたら、行かないってよ」

「えっ!?」

「ほら、ふたりが待ってるぞ!」

「え、ちょっと!望?」

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

「未熟DREAMERででるぞ」

「「「えっ!?」」」

 

 

あれだけ参加する言ってたのに

この反応には驚いた

 

 

「参加、するんだろ?未熟DREAMERなら

ゆっくりだし、鞠莉の足の負担も少ないだろうし」

「そうですわね、参加するならそれが妥当ですわね」

「All right!!それならマリーもいけそうだわ!」

 

 

ダイヤも鞠莉も賛同してくれる

あとは果南だけだが…

 

 

「私は…うん、それでいいかな」

 

 

「…よし、じゃあ振りの確認な

鞠莉は見学、頭のなかででもいいから復習してて」

 

 

 

未熟DREAMERの振りを確認して

迎えた東京スクールアイドルワールド当日…




そうそう3rd Love Live Tour WONDERFUL STORIES
埼玉公演 Day1と福岡公演 Day2現地参戦しました
ついでに4th Day1当選したので現地参戦です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。