~タマムシ・萌えセンター~
ある一室。
其処にはミュウツーがベッドで寝ていた。
ジョーイ「もう大丈夫ですよ。落ち着きました。」
作者「そうですか……ありがとうございます。」
ジョーイは部屋から出て行った。
作者「それで、どうします?フジ老人。」
フジ老人「………。」
フジ老人は佇んでいた。
フジ老人「どう、すれば良いのかのぅ……。」
作者「……解らない、ですね。」
フジ老人「結局の所、ワシは罪を償った気でいた。この子は苦しんでいただろうに。自分の存在とは何か解らぬまま生きてきたのだろうな。あの洞窟で。」
作者「………。」
フジ老人「謝る事で彼女の時が戻るなら謝る。だが、戻っては来ない。ワシは……。」
作者「………老人。」
フジ老人「……なんじゃ?」
作者「確かに、あんたは人として許されない事をした。だけど、あんたはこいつの生みの親だろ?だからって訳じゃ無いけど、あんたは目を逸らしちゃいけない忘れちゃいけない。こいつの存在を否定しちゃいけない。それが、あんたの出来る唯一の事なんじゃないかな?」
フジ老人「………。」
しばらくの時が過ぎた。
フジ老人「そうかも知れんな、ワシは忘れないよ。そして、伝えていく。もう二度とあんな悲劇を繰り返さない様に、孤児院の子供や町の人達に伝えていこう。」
そしてフジ老人は帰り際にこう告げた。
フジ老人「もし、彼女が眼を覚ましたら伝えてくれんかのぅ?」
作者「どんな伝言を?」
フジ老人「許してくれとは言わない、じゃが君の事は絶対忘れないと。」
作者「解りました。」
こうしてフジ老人は帰っていった。
作者「もう起きて良いと思うけど?」
ミュウツー「………ふん。」
どうやら起きていた様だ。
作者「んで?どうする気だ?」
ミュウツー「……どうもしない。」
作者「寛大だな。」
ミュウツー「あんな老いぼれ、ほっとけば死ぬだろう。手を下すまでも無い。」
作者「本当にそうなのか?」
ミュウツー「………ふん、一応は“親”だからな。」
作者「さいで。」
ミュウツー「それよりもだ。」
作者「ん?」
作者は疑問符を浮かべる。
ミュウツー「あの時、私の眠りを妨げた者は私の血を取っていったらしいな?」
作者「ああ。」
ミュウツー「では、どうする気だ?」
作者「攻め込むに決まってるだろ。このまま奴等の好きにはさせないさ。」
ミュウツー「当たり前だ。私の血を使うなど1000年速い。」
作者「何故1000年?」
ミュウツー「何となくだ。」
こうして、今日が過ぎていく。