……めんどくさいし。
さて、今回で一時的にシオンは終わりです。
~シオンタウン・萌えセンター~
作者「ふぅ、しかし空気が重いなこの町は。」
キルト「そうですね……。」
オオタチ「それなら~、姓名判断氏の家に行きませんか~?」
作者「姓名判断氏?」
ロトム「確か……、萌えもんの名前を変えてもらえたり、良い名前のアドバイスをくれたりする仕事だね?」
作者「なるほど、様は呼びやすい名前に変えてもらう所か。」
オオタチ「ありたいてに言えばそういう事です~。」
ロトム「良い機会じゃないか主人。今までは種族名で呼ばれてたけど、そろそろ名前が欲しいと思ってた所だし。」
作者「今までは諸事情により変えられなかったからなぁ。」
キルト「これからは帰られますね♪」
作者「……ネーミングセンス無いんだが……。」
ロトム「主人……、もし、変な名前にしたら……(笑顔)」
オオタチ「……そうですね~(笑顔)」
2人の笑顔が怖い。
作者「……頑張らせていただきます。」
~姓名判断氏の家~
作者「こんにちわー。」
判断氏「おや、いらっしゃい。」
中に居たのは20代の男性だった。
作者「あの、貴方は?」
判断氏「私は判断氏の新人かな。」
作者「新人?」
判断氏「叔父さんが違う地方に行ってしまったからね。自己紹介が遅れたね。」
名山「名山と言います。以後お見知りおきを。」
作者「作者です。」
名山「さて、ここに来たという事は萌えもんの名前を変えに来たのかい?」
作者「そうです。」
名山「なら、ちゃんとアドバイスしないとね。判断氏は名前が変じゃないかどうか、その名前を意味を汲み取らないといけないからね。」
作者「汲み取る?」
名山「……もし、トレーナーが何らかの事件・事故・病気などで死んでしまった時、此処で名前を付けて貰った萌えもんに伝えるんだ。その死んでしまったトレーナーがどんな思いで名前を付けたのか・変えたのかをね。」
作者「……そうか。」
名山「君の萌えもんが聞きに来ない事を祈らせてもらうよ。」
作者「ありがとよ。」
名山「さて、湿っぽい話は此処までだ。さぁ、名前を変えよう。」
~名前変更中~
名山「まぁ、こんな所だね。しかし、良い名前じゃないか。」
作者「若干不満顔されましたけどね……。」
名山「……しかし、こうしてみると叔父さんに聞いた話を思い出すね。」
作者「話?」
名山「……そうだね、今の事件と同じ様な話さ。」
作者「……話してくれないか?」
名山「そうだね、話そうか。」
―――あれは10年前の話だ。
まだロケット団が善行団体だった頃、この家に名前を付けてもらいたいと言う1人のトレーナーと萌えもんがやってきたらしいんだ。
萌えもんの腕の中には赤ちゃんが居たんだって。萌えもんの赤ちゃんさ。
どうやら、ごく稀に生まれた半人半萌えだったんだ―――
作者「ちょっと待て、それって奇跡的な確立じゃ無いのか?」
名山「そうだよ、でも世間はその存在を恐怖した。」
作者「……異常だからか?」
名山「そうだよ。そうやって生まれた萌えもんや人間は“異質”な能力を得てしまうからね。」
作者「異質な能力?」
名山「人間はその生んでくれた親と同じタイプの技を使える。様は萌えもんの技を使えるのさ。対する萌えもんの場合は、生き物が持っている欲が倍になってしまうのさ。人間の欲は三大欲求といって食欲・睡眠欲・性欲がある。萌えもんに加算されるのはそれさ。」
作者「でも、余り危険でもないような……。」
名山「性欲は不味いと思うけど……。」
作者「………。」
名山「さて、話を続けよう。」
―――叔父さんはその2人の赤ちゃんに名前を付けるアドバイスをしてあげたのさ。
そして、それから1ヶ月後に“悲劇”は起きてしまった。
そのトレーナーの萌えもんが殺されたのさ。
その萌えもんは赤ちゃんを護る様に倒れてたのさ。
そのトレーナーは泣き叫んだらしく、この町まで聞こえてきたらしいよ―――
作者「……まさか。」
名山「そう、そのまさか。そのトレーナーが当時の善行団体のリーダーで、トレーナーの萌えもんはガラガラだったんだ。」
作者「……犯人は見つかったのか?」
名山は静かに首を振る。
作者「だから、今はロケット団と言う組織を作ったのか……。」
名山「犯人も解らずうやむやにしてしまった警察や、こんな悲劇を起こした犯人、そして力の無さを悔いる己、全てに絶望したんだろうね……。」
作者「なんで、そんな事が……!」
名山「解らないよ。当時はガラガラの骨が高級とは知らなかったはずだ、けれど犯人は“骨”を奪っていったのさ。しかし、皮肉だね、自分が傷ついた事件を自分の手で起こすなんて……。僕には理解出来ない。」
作者「………。」
名山「どうしたんだい?」
作者「いや、なんでもない。とりあえずありがとな。」
名山「またの起こしを。」
作者は考えていた。
作者(確かに、今回の悲劇は10年前と同じだ。けれど、本当にそんな事をするだろうか?ロケット団は“この地方の経済の大半を握ってる”んだろう?今更資金が必要になる程とは思えない……。何か、水面下で動いてる様な気がする。)
こうして、10年前の悲劇を知った作者。
今回の事件に矛盾も感じてもいる。
舞台はタマムシティに移る。
―――そして、彼等は出会うだろう。“異端の存在”に―――
設定細かい様な……。
一応、10年前の犯人は設定してあります。
ただ、矛盾が生じる場合がありますので、そこらへんはスルーで。