そして、見つけた場所は恐ろしいトレーナーが潜んでいた。
色々すっ飛ばした感が否めない。
少し進めてしまったし。
これ、プレイ日記みたいなんだけどなぁ。
~タマムシティ・センター~
作者「しかし、でかい街だな。」
ムロン「それはそうだよ。この街は経済にも大きく影響してる街の1つだからね。」
作者「他は?」
ムロン「1つはヤマブキシティさ。シルフカンパニーって言う会社が経済力を占めてるけどね。萌えもんの回復アイテムとかはそこで製造・販売してるからね。もう1つはクチバだね。」
作者「あー、あのでかいビル。でも、まだ入れなかったぞ?」
ムロン「最近オープンしたらしいよ。近くのショップは閑古鳥が鳴いているみたいだけど。」
作者「ふむ、こんど寄った時見てみるか。」
ムロン「個人的にはこの街のタマムシデパートを見てみたいけどね。」
そんな会話に入ってきた萌えもんが居た。
ネルコ「それならカジノはどうかにゃ?」
作者「カジノなんてあるのか?」
ムロン「この街の資金源みたいな所さ。でも、景品交換所は変な噂が流れてるけどね……。」
作者「変な噂?」
ネルコ「一応、萌えもんも景品に出されてるらしいにゃ。」
作者「………。」
ムロン「大丈夫だよ主人。ちゃんと警察の公認と本人の許可を取った上で景品になってるらしいから。」
作者「何の為にだ?」
ネルコ「にゃんか、自分達を本気で大事にしてくれるマスターを探す為らしいにゃ。」
作者「何だかなあ~。」
ムロン「気持ちは解らないでもないけど、本人が許可取ってるなら大丈夫だよ。」
作者「話がそれたが、変な噂って?」
ムロン「今も言ったけど、ちゃんと許可を取った上で景品になってる萌えもんが居るけど此処最近、カジノに眠らされた萌えもんが運ばれてるらしいんだ。」
作者「それは、犯罪だろう。」
ムロン「まぁね。それで警察も動いてはいるらしいけど、全然見つからないんだって、運ばれた萌えもんも運んだ人物も。」
作者「……少し、この街について調べるか。」
ムロン「そうだけど、余り無理しないでね。」
作者「無理するのはお前等だろ。俺はただ後ろで指示を出してるだけじゃねーか。」
ネルコ「そんな事にゃい!」
作者「ネルコ?」
ネルコ「だってご主人、寝る前に『どうやったら無傷かつ迅速に勝てるか!?』って本読んでるにゃ!」
作者「何故知ってる!?」
ネルコ「ご主人の寝顔を見に行こうとしたからにゃ!」
ムロン「後でネルコはお仕置きだね。しかし主人、そんな努力してたのかい?」
作者「……寝る前に難しい本読めば寝やすいからだよ。」
ムロン「ふふっ。そういう事にしといてあげるよ。」
作者達は早速街を探索した。
~全員探索中~
ネルコが怪しげな建物を発見した。
この街のジムの横にある建物だ。
作者達は中に入ろうとした、その時!
除き爺「ぐへへ!良い尻じゃの~!」
全員『………。』
数分後、そこには変態がぼろぼろになって倒れていた。
~タマムシティ・空家~
作者「ダンボールが多いな……。」
キルト「……マスター。」
作者「どうした?」
キルト「上から変な気配がします。実力のあるトレーナーが居るみたいですが、今はまだ行かないほうが良いかと思います。」
作者「……解った。気にはなるがもう少し成長してからこよう。」
~探索中~
途中、開かないドアや、こじ開けて入った部屋のパソコンを調べるとゴーストが襲い掛かってきたりした。
作者「どうやら製造装置みたいだな。」
ショナ「ゴーストだからなのか、増える事は可能みたいね。」
ムロン「それが証拠に、大掛かりな装置があるのを見ると此処は何かの実験場みたいだね。」
作者「しかし、最近は誰かが入った後は無いな。既に放棄したのか?」
ショナ「でも、変な気配を感じる。」
作者「何処か解るのか?」
ショナ「とさかが反応するのよ。」
作者「んじゃ、行ってみるか。」
向かう時、同じ部屋があって迷ったりした。
ショナ「ここよ、この上に居る。」
作者「しかし、疲れた……。」
チルド「疲れたわ……。もう!何であんなに同じ部屋があるのよ!」
作者「来た道と間違えたかもしれないがな。」
そんな会話をしながら上がる作者達。
そして、その部屋には“銀色の萌えもん”が居た。
???「……誰?」
作者「……君は?」
ムロン「ピカチュウじゃないか!しかも色違い!」
ピカチュウ「そうよ、私は色違い。選ばれた萌えもん……。他より優秀な萌えもんよ。」
作者「選ばれた?」
ピカチュウ「だってそうでしょう?周りは自分が弱いから強い奴を恐れて追い出す。それが心理。」
ムロン「……な!?」
作者「………。」
ピカチュウ「貴方達も私の力に恐怖し、とっとと逃げ帰る事ね。」
作者「……何で君は、拒む?」
ピカチュウ「……何が言いたいの?」
作者は腑に落ちない点があった。
―――もし、彼女があの口ぶりからして選ばれたと言い張るなら、何故階段を上がって来た時攻撃してこなかった?
選ばれた存在と豪語したなら、弱い奴との会話はおろか、見たくも無いと思うのが普通だ。
しかし、彼女は作者達を視界に捕らえ会話までし、あまつさえ帰る様に仕向けている。
導き出される答えは―――
作者「君は“傷つける”事を恐れている。だから帰る様に脅してるんだろ?」
ピカチュウ「……違う!そんな事無い!私は選ばれた存在!伝説よりも崇高な存在なの!」
作者「なら、俺を攻撃してみろ。」
その場に居た全員が凍りついた。
キルト「な……!何言ってるんですかマスター!?」
ムロン「そうだよ!何考えてるんだ主人!?」
ピカチュウ「正気なの……!?」
作者は無言でピカチュウに近づく。
ピカチュウ「く、来るな!」
ピカチュウは電気ショックを放つ。
しかし、攻撃は外れた。
いや、外してるのだ。
萌えもんの技は人を殺しかねない威力を持つ。
色違いなら尚の事だ。
それでも、作者は恐れずに近づいていく。
ピカチュウ「来るな来るな来るな!!!」
しかし、当たらない。
作者「君は誰かを傷つけるのを恐れている!だから、こんな空家に隠れて居たんだろ?」
ピカチュウ「黙れ黙れ黙れぇぇぇ!!!」
ピカチュウはもう何が何だか解らず、ただ恐怖していた。
―――何でこいつは近づいてくるの?怖い怖い怖い!傷つくのも傷つけるのも怖い!だから、独りにならなきゃ!ならなきゃ!―――
ピカチュウはそんな考えとは裏腹に無意識の内に技を発動していた。
気づいた時、発動していた。
ピカチュウ「!?しまっ……!」
作者「!?」
ピカチュウの必殺技ボルテッカーが作者に向かう!
ピカチュウ「逃げてぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
瞬間、光が弾けた。
ドカーン!
キルト「マスターぁぁぁぁぁ!?」
光が収まった時、作者は立っていた。
ピカチュウを抱きしめて。
ピカチュウ「何で……?何で貴方は……。」
作者「……別に特に意味はねぇよ。……ただ、俺は独りが嫌だ。そして、他の奴が独りで居るのも嫌なだけさ……。」
そう言って、作者は倒れた。
ムロン「主人!」
ムロンが慌てて作者に駆け寄る。
キルト「ムロン!マスターは!?」
ムロン「息はしてるけど、センターに運んだ方が良いね。」
そう言って運ぼうとした時、ピカチュウが作者を背負った。
ムロン「何のつもりだい?」
ピカチュウ「私の所為だから……。償いって訳じゃ無いけど。」
キルト「なら、お願いします。」
ムロン「……ふぅ、解ったよ。」
ピカチュウ「ありがと。」
キルト「正し!」
ピカチュウ「?」
キルト「貴女もマスターの旅について来てもらうわ。異論は認めない。」
ムロン「……何とも酷い論理だね。」
ピカチュウ「大変な人達に目を付けられたわね。」
そう言ってピカチュウは笑ってた。
その後、センターで3日は療養するはめになった作者であった。
実際に普通の人が技を喰らえば確実に重症であるとは思う。