~セキチク・萌えセンター~
サファリゾーンから帰って来たら、デンが倒れていた。
作者「な、何があった!」
タルト「それが、くおんと料理作ってたら倒れて…!」
くおん「最近調子悪いから~、安静にしてなさいって~、言ったんですけど~……。」
チルド「もしかして……。」
作者「原因が解るのか?」
作者がチルドに尋ねた時、部屋に入ってきた人物が居た。
カイア「試練よ。」
作者「試練ってまさか…!」
カイア「そう、龍の試練。」
チルド「でも、あたいの時の様に進化する前じゃないよ?」
カイア「先天的と後天的に分かれてるのよ。私もあるとは思うけど、彼女は後天的だったみたいね。」
作者「どう違うんだ?」
カイア「先天的で試練が起こる場合は“問いの試練”、後天的の場合は“闘の試練”になるわ。」
作者「闘の試練?」
カイア「戦って勝つのよ、自分の闇に。」
チルド「ちょっと待って!あたいも戦ったよ?」
カイア「貴女の種族は特殊なのよ。様は逆になるの。」
作者「なるほど。じゃあ今回もあの時の様に呼びかければ……。」
カイア「あれを見ても言える?」
作者「え?」
デンの身体が放電している。
カイア「近づけば痺れる羽目になる。まして数十億のボルトが流れてるかもしれない。」
作者「………。」
~精神世界・心層最奥~
暗く何も見えない世界。
デン「ここは……。」
???「いらっしゃい。」
デン「……貴女は誰ですか?」
デン?「私は貴女よ。」
デン「龍の試練ですか。話には聞いてましたが、私が受ける事になるとは思いませんでした。」
デン?「そうね。まさか龍の血を引いてるとは思わないでしょう。」
デン「ここから出るにはどうすれば?まだ、夕食の準備中なんです。ご主人様が帰ってくる前に終わらせたいんですが。」
デン?「簡単よ。私を倒す事、それが此処から出る条件。」
デン?は笑った。
不気味な程に。
デン「……何がおかしいんです?」
デン?「貴女の言うご主人様を食べられる日が来るとは思わなかったから、つい。」
デン「食べる?」
デン?「別に物理的じゃないわ。」
デン「卑猥ですね、吐き気がします。」
デン?「何言ってるの?私は貴女、つまり“欲望”よ?」
デン「だからなんです?いくら私の欲望がそんな物だからといって、動じるとでも?」
デン?「あははははは!そうね!……でも、望まない訳ではないでしょう?」
デン「………。」
デン?「私に身を任せれば、大好きなご主人様と一緒に永遠の快楽に浸れるわよ?」
デンは迷った。
迷ってしまった。
確かに、そんな事を望まなかった訳では無い。
かといって本当にそんな事をしたら、自分が自分では無くなってしまうと感じている。
その時、声が聞こえた。
作者『くおん!よせ!俺が行く!』
くおん『ぐぅぅ!あああ!!!』
バチバチ!
何かが感電してる音。
そして、それに混じった悲痛な声。
くおん『ぐうぅぅ!デン~!聞こえてる~!貴女は!私よりも強くなりました~!ぐぅ!だから……負けないで!』
デンはハッとした。
―――何を迷う必要があったのだろう。
自分は作者のメイドであり、従者であり、大切な人(作者)を護る為について来たのだろう―――
デン「どうやら、大切な事を忘れてました。」
デン?「え?」
デン「私はデン!メイドであり、従者であり、そしてご主人様を世話する存在です!たとえそんな願望を抱いたとしても、ご主人様を縛る気は毛頭ありません!」
デン?「残念ね。貴女さえ飲み込めれば私が外に出れたのに……。」
デン「生憎と、待たせてる人が居ますのでお断りします。」
デンがそう言うと、デン?は姿を変えた。
闇「ナラ、キサマヲコロスマデ!」
闇は放電をした!
デン「甘い!」
軽く避ける。
闇「チョコマカト!」
デン「喰らいなさい!」
デンは右手から球状の電気を投げた!
闇「コンナモノ……!?」
闇は麻痺した!
デン「電磁波を丸めて投げさせてもらいました!」
闇「オノレェェェェ!!!」
闇は突進をかます。
デン「終わりです!」
デンの雷が炸裂した!
闇「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
~センター~
デン「う、う~ん……。」
作者「デン!」
くおん「デン!」
デン「あ、ご主人様、くおん。」
くおん「おかえりなさい~。」
デン「ただいまです。」
作者「良く頑張ったな。」
デン「くおんのお陰です。」
くおん「そんな事は~……。」
作者「くおんはもう休みなさい。」
デン「ごめんなさい。」
くおん「気にしないの~。だから~、明日からまた頑張ろう~?」
デン「……はい!」
こうして、試練は終わった。