~グレンジム~
作者達はカツラからとある話を聞く事になった。
ムロン「その前に……回復して……欲しいね……。」
チルド「うぅ……。」
タルト「き……気持ち良い……(ビクン!ビクン!)」
作者(ついにドMになりやがった……!)
カツラ「すまないね、つい年甲斐も無く熱くなって。」
作者「いえ、気にしなくて良いですよ。」
カツラ「しかし、君達はフジの知り合いとは思わなかったよ。」
作者「連絡をとって無いんですか?」
カツラ「……話はフジから聞いてると思うが、私も研究員だったんだよ。もっとも、下っ端だがね。」
カツラは壁にか飾ってある写真を見た。
―――カツラとフジ老人が肩を組んで楽しそうに笑っている―――
作者「………。」
カツラ「……少し、話をしようか。あの日、“何が”あったのかを。」
―――萌えもん屋敷は行ったね?
あの屋敷には研究員の日記が置かれているのさ。
もし、何かあっても資料として使われる様に。
フジの日記もあっただろう。
あいつが発見した萌えもん“ミュウ”はとても珍しい萌えもんだった。
何故なら、力は兎も角、その“細胞”が特殊だったからだ。
あえて言うなら“ミュウ細胞”と言うべきかな?
その細胞はあらゆる事が可能になる“起爆剤”だった。
………だからフジは逃げたんだ。
その細胞を恐ろしい研究に使う組織から。
だが、私はそうでは無かった。
研究の為に、私欲の為にその“実験”を続けたのさ。
そして、あの“悲劇”が起きた。
ミュウの細胞から生まれた存在“ミュウツー”が暴走したのだ。
いや、怒り狂ったと言えよう。
当たり前だろうな、人間が好き勝手やったのだ。
怒り狂わない訳が無い。
そして、地下研究所は燃えた。
捕らえられてた、萌えもんと人間の子供もな……。
私は、命かながら逃げたよ。
そして、がむしゃらに逃げて、逃げて、逃げて、気づけば山に居た。
方角も解らない、食料も無い、萌えもんも居なかった。
もう駄目だと思ったよ。
でもな、空が急に明るくなったんだ。
そこには“伝説の萌えもん”が通っていたんだ。
その後を目印にして、気がつけば山を下りていた。
その後、罪を償う為に牢に入り、償いを終え、出て来たのさ。
そして、今に至るのさ―――
カツラ「まったく持って、皮肉な物だろ?何で私が生きているのか不思議な位だよ。……本当は私が死ねば良いと思っていたのさ。しかし、君達が現れた。忘れかけていた“情熱”を思い出したよ。だから、死ぬ事を止めた。それが、私の所為で死んでいった者達への弔いだ。」
作者「そっか。」
カツラ「そろそろ、長話も終わらせよう。彼女達も参ってるだろうし。」
作者「あはは……。」
こうして、作者達がジムから出て行く。
~グレンジム・出入り口~
作者達が外に出ると。
マサキ「あれ!?作者やないか!」
作者「あ、マサキさん。」
マサキ「久しぶりやな!」
作者「何やってるんですか?」
マサキ「それは………せや、此処で会ったのも何かのご縁や!ちょっと一緒に行かへん?」
作者「行くって何処にですか?」
マサキ「この地方から少し遠い南に“1の島”という小さな島があってな、友達に呼ばれて行くとこ何やけど……どや、行くか?」
作者「行きたいですけど、仲間の回復がしたいんですが……。」
マサキ「大丈夫やって、待ち合わせ場所は萌えセンターやから、そこで回復してもええやん。」
作者「いや……でも……。」
マサキが切れた。
マサキ「ええから!行くで!」
作者「ちょ!?」
~移動中~ ほな行くで~♪ (助けてえーりん!めーりん!)
その後、ジムに1人の老人が訪れる事により、歯車は確実に動こうとしていた。
~1の島~
マサキ「ここが1の島や!この辺には幾つか島があるんやけど、まぁその中の一つや。」
作者「そうなんですか。」
マサキ「せや。今日船をよこしたのは、島のパソコン通信を1人で管理しとるニシキっちゅう奴や!」
作者「ニシキさんって言うんですか。」
マサキ「……ここで名前言っても意味あらへんから会いにいこか!」
~移動中~
~1の島・萌えセンター~
マサキ「よっ!ニシキ!」
ニシキ「マサキさん!来てくれたんですね!」
マサキ「当然や!どや?研究の方は?……っと、その前に。」
ニシキ「?」
マサキ「作者!こいつがニシキ!期待の新人でパソコンマニアや!んで、ニシキ!こいつが作者!萌えもんチャンピオン候補や!」
作者「ちょっ!マサキさん!別に俺は……。」
ニシキ「凄いんですね!俺、勝負はさっぱり勝てないから……、よろしくお願いします!」
作者「いや、よろしくって……。」
マサキ「で、どないなん?マシンの方は?」
ニシキ「やはり遠すぎます。」
作者(スルーかよ……。)
専門知識の話になる、パソコンマニア共。
マサキ「作者!ちょっと待っといてくれる?」
作者「別に良いですよ。」
マサキ「……せや!一つ頼まれてくれ!」
作者「何ですか?」
~説明中~
2の島に行き、隕石を渡して欲しいらしい。
そんなこんなで、島を回る事になった、作者達であった。
物語りも核心に迫っている様に感じられたかな?