~四天王・牙の部屋~
所処に龍の牙が地面から飛び出している。
その先に、四天王のワタルが居た。
ワタル「ようこそ、挑戦者よ。」
作者「マサラからきt」
ワタル「言わなくても良い。作者だろ?」
作者「……何で知ってるんだ?」
ワタル「何、ここのチャンピオンが教えてくれたのさ。信頼などと言う言葉を信じる、下らないトレーナだとね。」
作者「……何だと?」
作者は怒りを露にする。
しかし、そんな事などお構い無しに話続けるワタル。
ワタル「まぁ、僕にとってそんな事はどうでも良いのさ。僕は龍の力を世に知らしめたいんだ。その為の礎になってもらう。」
作者「自己中心的だな…!」
ワタル「何とでも言うがいいさ!僕の信念を誰にも妨げる事は出来ない!」
だから、とワタルは言う。
―――此処が君達の旅の終わりだ!―――
最早言葉すら要らないと言わんばかりに、戦いの準備をするワタル。
ワタル「さぁ!尻尾を巻いて帰りたくなったかい?もっとも、逃がす気は無いけどね!」
~四天王のワタルが勝負を仕掛けて来た!~
ワタル「行け!」
ギャラドス「ガアアアアアアッ!」
作者「行ってくれ!」
キルト「はい!」
威嚇で攻撃力を下げられたが、キルトは応戦する。
キルト「えい!」
眠り粉を発射する。
しかし、避けられる。
ギャラドス「はぁ!」
龍の波動がキルトを襲う。
キルト「くっ!」
しかし、少しだけダメージを受け流し眠り粉を噴射。
ギャラドス「ぬ……う…!」
眠るギャラドス。
キルト「ガアアアアッ!」
キルトは龍の力を込めた“逆鱗”を発動した。
ドゴンッ!
一撃で沈んだ。
繰り出されたのは、プテラ。
交代し、ゴゲンを出す。
ゴゲンは十万ボルトを発動!
沈むプテラ。
繰り出されるのは、カイリュー。
しかし、撃墜される。
その後に出てくるカイリューも撃墜。
ワタル「なん……だと……!?」
作者「これが、俺達の力だ!」
繰り出されるのは、カイリュー。
それも撃破。
最後はボーマンダだった。
ボーマンダ「これが、最後だ!」
ボーマンダは自らの龍のオーラを最大限に高め、放つ。
ボーマンダ「喰らえ!」
ギュウウン……!バーン!
流星群がゴゲンにヒット。
ゴゲンは何とか耐えたが、最早一撃で終わってしまう体力だった。
しかし、呪いを発動しゴゲンは倒れる。
キルトが交代で出て、眠り粉を放つ。
ボーマンダ「ガア……!」
キルトは疾走し、逆鱗を放った!
キルト「ガアアアアアッ!」
命中した龍の怒り。
そして、倒れるボーマンダ。
この勝負、作者達の勝利だった。
ワタル「馬鹿な……!馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿なあぁぁぁぁああ!?」
作者「悪いけど、現実を認めるべきだぞ。」
ワタル「認めない!僕の……僕の龍軍団が負けるなんて認めるものか!」
作者「……ざけんなよ?お前は龍の力を知らしめるなんて言ってたが、実際は自分の強さを知らしめたいだけじゃねーか。」
ワタル「ち…ちg「違わない。」…。」
作者「……なぁ、お前が駆け出しの頃を思い出せ。そうすりゃ、解るだろ。お前の中の大事な事がよ。」
そう言って、作者は進んで行った。
作者は考えていた。
キルト「どうしたんですか?」
作者「いや、ワタルが言っていた言葉が気になってな。」
キルト「酷いですね!私達の事を下らないトレーナーって教えるなんて!」
作者「……。」
キルト「どうしました?」
作者「いや、なんでもない。」
作者は一つの確信を得ていた。
そして、全ての辻褄も合うという事も。
真実の扉は直ぐ其処だった。
敗北したワタルは思い出していた。
自分の駆け出しだった頃を。
あの頃、トレーナーとして新米で未熟だった自分。
トレーナーに負けて馬鹿にされた時もあった。
良い勝負だったと、気の良い奴とも出会った。
何時の頃からだっただろう?
自分が負けたくないと思い始めたのは?
必ず勝てる保障がある訳では無いのに、勝つと信じ込んでいた。
そうすれば、周りは敬うと思い始めた。
何時からだろう?自分がこんなにも腐ってしまったのは?
ワタル「は……はは……!まさに道化とは言ったものだな…。」
けれど、ワタルは大切な事を思い出した。
―――仲間を信じる事が、トレーナーとして唯一出来る事じゃないか―――
ワタル「龍の顔もこれまでか……、牙は抜かれゆく物だったな。」
涙混じりに呟く。
彼の心の中の“欲”は涙で流れていった。
―――真実を知り、真実を隠していた者。全てを絶望した心は何を思う?―――