このキャラクターの場合はそうなってしまうに到る経緯はあったかもしれないが、正当化して良い理由にはならないだろう。
~殿堂入り部屋前~
作者達は階段を登って行くと、“努眼”が居た。
キルト「………え?」
キルトと仲間達が信じられないといった顔をする。
努眼「お久しぶりですね、作者さん。」
作者「そうだな、リーグ突入前振りだな。」
和やかに話す2人。
けれど、友好的では無い。
作者「なぁ、お前に聞きたい事があるんだけど。」
努眼「何ですか?」
そして、真実が暴かれる。
作者「お前だろ?全ての黒幕は。」
その言葉は、其処に居た者達にとっては信じられない言葉。
努眼「……何の話ですか?」
作者「おかしいんだよ。お前がヤマブキに居た事や、タワーに居た事が。」
努眼「別におかしく無いじゃないですか?貴方と腕試しがしたいから貴方を追いかけてシルフに入ったんですよ?タワーだって墓参り位しますよ。」
作者「違うな。」
努眼「何が違うんですか?」
作者「俺はビルを開放した時、監視カメラを見せてもらったんだ。其処にエビソバと会話しているお前が映っていたんだよ。タワーにも建設当時のカメラがあって、調べてもらったらそれにも映っていたんだよ、お前が自分の萌えもんを使ってガラガラの亡霊に“催眠術”を掛けている映像がな。」
しかし、努眼は知らないと言わんばかりな反応をする。
努眼「仮にその話が本当だとして、何で僕がそんな事をしなくちゃならないんですか?何の特にもならないのに?」
作者「簡単な話だ。お前、萌えもんを憎んでいるだろ?」
その言葉を聞いた時、努眼の表情が歪んだ。
努眼「何故、知っている?」
作者「ここに来る前、マサラでオーキド博士にあったんだ。そしたら、お前の両親の知り合いが来たんだ。それで、お前が萌えもんを憎んでるって解ったんだ。当時5歳の頃、お前は萌えもんによって両親を殺されたらしいな?これは推測だが、傷ついたお前に何者かが言葉巧みにお前を復讐鬼に仕立て上げたんだろう。少なくとも、その知り合いが怪しい男とお前が会話をしているのを見たからそう推測しただけだが、あながち間違っては無いだろう。兎も角、お前が黒幕と確信したのはサカキから届いた手紙からだったんだ。」
そして、1枚の手紙を取り出す。
作者「リーグに来て、修行をしていた時手紙が降ってきたから何かと思ったが、お前がロケット団を指示していた事が解ったんだ。正確にはロケット団員じゃなかったらしいがな。大方、お前を誘い込んだ人物だろう。どうする?まだ言い逃れする気か?」
努眼は黙っていた、かと思ったら。
―――笑い出した―――
努眼「あははははははははははははははははははははははは!!!!!!!」
その笑い声は狂気に満ちていた。
そして、“黒幕”が事実を言った。
努眼「そう!そうですよ!全部!全部僕の仕業です!だってそうでしょう?萌えもんが両親の命を奪ったのだから!それを憎んじゃいけないとでも?」
狂っている。
作者は思ったのはそれだけだった。
だがしかし、呆然としている気は無い。
作者「間違ってるね!萌えもん全てが悪い訳では無いだろう!」
努眼「いいえ!間違ってるんですよ!萌えもんさえ居なければ両親は死ななかった!居なければ人は死ななかった!萌えもんは恐ろしい生き物なんですよ!排除しなければならないんですよ!」
作者は最早言葉では伝えられないのか?と思った。
そんな想いとは裏腹に、努眼は萌えもんバトルを準備した。
努眼「ここで貴方達を殺せば、僕の邪魔者は居なくなる!行け!道具達よ!精々相手を殺して役に立つんだな!」
作者「努眼……、俺達は終わらない!お前の下らない絶望を壊してやるよ!」
―――死闘が始まった―――
我ながらよくもまぁ此処まで悪役に仕立てたもんだと思う。