二人の魔弾   作:神話好き

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六話

マルクト帝国帝都グランコクマ。水の都とも言われるきれいなこの町に僕は来ていた。というのも、先日キムラスカで何をしていたのかを報告するためだ。一応これでも、立場ある人間なので、いろいろとしがらみが多い。正直、気が重い。なにせ、これから謁見する相手は、ジェイド、ディストと幼少を共にしたと言うピオニー陛下だ。キムラスカのインゴベルト陛下と比べて、圧倒的にこちらの方が厄介な相手である。

「おい、そこの怪しいやつ。止まれ!」

「またか………」

髪が短くなってからというもの、どの町でも確実と言っていいほどに衛兵に声を抱えられる。眼帯がいけないのだろうか。

「僕はローレライ教団の者だ」

「なに……?」

あからさまに訝しむ視線を受ける。

「それを証明するものはあるのか?ないなら―――」

「ゼーゼマン参謀総長に確認を取ってくれ。彼とは顔見知りだ」

「……そこで待ってろ!」

言葉を遮られて憤慨した彼は、数人の部下に僕を見張らせると肩を怒らせながら去って行った。残された部下が申し訳なさそうにこちらを見てくる。とても気まずい。

「あー君たちも大変だね」

どうにか声を絞り出し、愛想笑いを浮かべながら、ゼーゼマン参謀総長の到着を待った。そして数分後。

「お待たせして申し訳ない」

「いや、大丈夫ですよ。こちらこそ突然で申し訳ない」

「それで……」

案の定、僕が誰だか分かっていないのだろう。困惑している。

「先日の魔物討伐任務の際、髪が焼けてしまいましてね」

そう言いながら眼帯を少しずらすと、ゼーゼマン参謀総長は目を見開いて敬礼した。

「失礼しました。早急に陛下の元へご案内いたします」

「ありがとうございます」

僕は、呆然とする兵士たちにご苦労様と言って、ゼーゼマン参謀総長の後ろについて行った。

「では。私はここで」

「はい」

玉座の間の扉の前で別れると、僕が身だしなみを軽く整え中に入る。キムラスカとは違い、荘厳さではなくその装飾の美しさに目を奪われるような部屋。この部屋自体が芸術品のようなものだ。

「よく来たな。お前がバチカルに乗り込んだって聞いた時には、度肝を抜かれたぞ。戦争でも始まるのかと思ったくらいだ」

「いや、微塵も冗談になってないから」

愉快そうに笑うピオニー。流石にジェイドを御するだけあってとんでもない男だ。……いい意味でも悪い意味でも。

「それで、本当のところはどうなんだ?報告によるとかなり怒ってたって話だが、何があった?多分、今日はその報告に来たんだろ」

「それだけじゃないけどな。まあいい、まずはその話からにするか」

お互いに真剣な表情へと切り替わり、僕は報告を始める。

「バチカルの件は、完全に僕の独断だ。あんたの幼馴染のサフィール君が、ちょっと見逃せないことをしたもんだからお灸をすえてやった」

「あいつもご愁傷様だな。話を聞く限りお前の説教は相当きついって噂だぜ」

「ディストは頭のいいバカの典型だからな。根は優しいやつなんだが周りを見てない」

「流石に教官職に就いてるやつだ。よく見てる」

「皇帝陛下に褒められるとは、僕もなかなかに捨てたもんじゃないらしい」

普通なら一発で斬首ものの不敬だが、僕は目の前のこの人から直々に敬語禁止の命令を受けている。四年ほど前、ピオニーが即位した時に謁見し、それ以来えらく気に入られてしまったのだ。曰く、お前くらいぶっ飛んでるやつは初めて見た、らしい。こっちのセリフだ。

「それで、あいつ、一体何をしでかしたんだ?」

「ラルゴの傷を利用した作戦を実行したんだよ。僕個人の怒りもあるけど、そんなことされたら組織が崩壊しちゃうだろ」

思い出すだけで、呆れたようにため息が漏れる。

「報告は以上。それよりも、例の約束について確認しに来た。実のところ、今日の訪問はそっちが本命だ」

途端にピオニーの放つ雰囲気が厳しいものへと変貌する。

「考え直すつもりはないのか?」

「有り得ない。すでに采は投げられた。嬉しいことに、後を任せるに足る後続も育って来てるみたいだ」

脳裏に浮かぶのは、もちろんルークたち一行の事だ。特に、ルークは文句のつけようがないほどに素晴らしい。本人は、レプリカだと自分を卑下しているきらいがあるが、あの足掻こうとする強さは人間そのものだ。

「俺には、お前を糾弾する資格なんかないぞ」

「それでも決断を下せるあんただからこそ、僕は頼むんだ」

「……お前もジェイドに劣らないくらい性悪だな」

「恨んでくれて構わないよ」

疲れたように目頭を押さえるピオニーに対し、僕は莞爾として笑う。

「俺としては、お前のような部下が欲しかったんだがな」

彼にしては珍しく力のない笑顔だ。光栄な話だが、そんな未来が来ることはありえない。

「残念。今からジェイドをすれば矯正いいんじゃないか?来世あたりにはきれいなジェイドになってるだろ」

「それはそれで見てみたい気もするが、正直気持ち悪いな」

豪気に笑うピオニーに、僕はナタリアとはまた違った形の王の器を見た。やはり、彼もまた、僕の思い描く未来に必要になる人間だ。

「ああ、そうだ。新しくブウサギが増えたんだが、お前の名前貰っていいか?」

「いいぞ。その代わり、ダアトに来るたびにブウサギ料理を出す命令を下しといてやる」

ヴァンの知らない僕のもう一人の共犯者との語らいは、この後ルークたちがここを訪れるギリギリまで続いた。

 

・・・

「今帰ったぞ、ヴァン」

「随分遅かったな。何かトラブルでもあったか?」

「トラブルと言うほどの事じゃない。また不審人物として連行されかけただけの話だ。そんな事より次の指令を寄越せ。僕は忙しいんだ」

「やれやれ、せっかちな奴め」

ヴァンはふっ、と笑うと懐からある書状を取り出してこちらに手渡す。それも、三枚も。暗躍している六神将が動かせない分、表立った仕事をほぼ全て僕がこなしているためだ。

「その三つのうちの一つは緊急の案件だ。崩落したルグニカ大陸のエンゲーブには、両軍の将軍がいる。両方に顔が知れているお前には、仲介役と称して、周辺の調査を頼みたい」

「ん。そういう事なら僕が一番の適任だ。瘴気がわき出てるところに行こうとするようなお偉いさんは、そうそういないだろうし」

「そういう事だ。押し付けるようで悪いがな」

「そういう事はいいっこ無しだぜ。僕は、僕が思い描く未来のためにあんたの計画に乗ったんだ」

自嘲するように笑うと、ヴァンに背を向ける。

「事が終われば僕は死ぬだろう。お前もただでは済まない。そんなこと承知の上で今、ここに立ってるんだ。違うか?」

「……そうだったな。許せ、下らん事を口走った」

「聞かなかったことにしといてやるよ」

僕は満足げに頷くと、その場を去ろうとする。が、その時。

「少し待て、まだ聞きたい事がある」

「……なんだよ」

とてつもなく嫌な予感がする。具体的に言うとバチカルの廃工場の時と同じような感じだ。

「アグゼリュス崩落の直前にティアが―――」

その言葉を最後まで聞く前に、僕は元エンゲーブの場所へと向けて走り去っていった。

 

・・・

「ダアト条約を忘れたか!捕虜の扱いもまともに出来ない屑共め!」

ルークたちがエンゲーブへと入ると、罵声が聞こえた。声の主はセシル少将だ。

「うるさい!キムラスカ軍の奴らは、黙って地面に落ちた残飯でも食ってりゃいいんだよ!」

「貴様!」

激高してマルクト兵に襲い掛かろうとするセシルの腕を、騒ぎを聞きつけて来たフリングスが掴む。

「は、放せ!」

「そうはいきません。彼は私の部下です」

「マルクト軍は最低限の礼儀すら知らないのか!その兵は我々の食べ物を床に投げ捨て、這いつくばって食べろと言ったのだぞ!」

「それでも、彼は私の部下です」

苦々しい顔をしたフリングスはそれでも凛とした声でセシルに言う。

「ディラック!その者をハイデスの営倉に連れて行け」

フリングスの指示に従い、暴言を吐いた兵は喚きながらその場から連れ去られていった。

「セシル将軍。私の部下が失礼しました。部下の失態は私の責任です。どうかお許し頂きたい」

怒りで我を忘れていたセシルが我に返り、腕を掴まれたままだということに気が付くと、赤面する。始めは不思議がっていたフリングスだが、次第に状況を理解すると彼もまた赤面してしまう。

「も、もう結構だ」

慌てて腕を振りほどき去ろうとすると、あたりに突風が巻き起こる。

「な、なんだ!?」

事態を静観していたルークだったが、突然の事態に大声を上げる。一同の警戒とは裏腹に風はだんだんと弱くなっていき、止んだ時にはその中心には原因となった男が立っていた。

「初めてにしては上手くいったか」

 

・・・

ヴァンから逃亡した僕は、外殻大地にぽっかりと空いた大穴の前にいた。手には『イゾルデ』を装着しており、足元には緑の球体が浮遊している。これに乗って降りて行こうというのだ。我ながら馬鹿な行動だとは思うが、ヴァンが移動手段を用意しなかった以上、こうするしかない。

「行くか……」

周囲に暴風を展開させ防壁の代わりとすると、僕は満を持して降下を始めた。ほとんど自由落下のような速度で落ちてゆく。

「『ウェントゥス』!」

体が押しつぶされないよう、少しずつ速度を緩める。空に魔物の影はなく、万事順調に事は進んだ。

「初めてにしては上手くいったか」

着地の衝撃を殺すために、少しばかり制御が甘くなってしまったが。土煙が晴れると、付近には警戒した様子で僕を取り囲んでいる人間がいた。

「待て待て、僕は怪しいものじゃない」

「怪しい人ほどそう言うんですよ」

「うるさいよ、陰険メガネが。と言うよりお前たちとは髪が短くなってから会ったろうが」

「これは失礼大変しました。神託の盾に、衛兵に捕まった謡将がいたという話を聞いたものですから」

こいつ、知ってやがった。情報源は考えるまでもない。ジェイドの横で下手糞な口笛を吹きながら顔を逸らしているアニスだろう。減俸してやろうか。

「それで、いったい何の用なんだ。とうとう直接潰しに来たか?」

挨拶代りの一幕が終わると、ガイが剣に手を掛けながら聞いてくる。つられて状況が呑み込めていないセシルとフリングスまでもが身構えてしまう。

「あんたたちがここにいたのは偶然だ。僕は、仲介役が必要になるだろうと思ってここに来たまで」

「仲介役……、失礼ですが、あなたは一体?」

「以前にも似たようなやり取りがあったような気がしますが、まあ、いいでしょう」

僕は咳払いをし、喉を整える。

「ローレライ教団神託の盾騎士団導師守護役、トリスタン・ゴットフリート謡将であります。以後、お見知りおきを」

そう言って丁寧に一礼する。

「こ、これはトリスタン謡将でしたか。失礼をお許しください」

「そんなにあらたまらなくても大丈夫ですよ。では私は、広場の方に待機してますので。話が纏まったら来てください」

そう言い残し、広場の方へと向かった。そして、数時間後。

「で、なんであんたたちが来るわけ?」

僕の前へと現れたのは、両軍の将軍ではなくルーク一行だった。半ばこうなる予感はあったが。頭が痛い。

「つれないですねえ。実は、アニスが先日のお礼をどうしても言いたいと申しまして」

「ちょっ、大佐ぁ!?」

「まあ、アニスったら。それならそうとわたくしたちにも相談してくださればいいのに」

「ナタリア、あれはそういう意味じゃないと思うぞ……」

「あんたたち集まるといつもコント始めるよな」

目の前で繰り広げられる寸劇に、思わず突っ込みを入れてしまった。

「ですが、あながち冗談でもないですよ。口には出していませんが、先ほどからそわそわしていましたから」

「ああ、それは俺も思ったな」

「はうあ!?アニスちゃん一生の不覚!」

「あななたち、ふざけてないでさっさとカイツールに向かいましょう」

あなたたちに僕が入っているのかいないのか、小一時間ほど問い詰めたいところだったが、ぐっと飲み込んでアルビオールへと半強制的に乗り込んだ。言い換えるならば、連行された。

 

・・・

「あのさ。前回会った時に僕言わなかったっけ?今の僕に話せるのはここまでだって」

アルマンダイン伯爵に会うためにカイツールへと向かっているアルビオールの中で、僕はこらえきれずに口を開いた。

「分かってるよ。だけど、腑に落ちない事があるんだ」

「……言ってみな」

「あんたが俺たちを殺そうと思えばいつでも出来るのに、なんでやらないのかって話だよ」

言いにくそうなルークを庇うように、ガイが横から口をはさむ。

「兄さんから話を聞きましたが、トリスタン謡将の行動からは矛盾を感じます。全てをレプリカに置き換えるのならば、私たちを生かしておくのは無意味です」

「意味ならあるね。これは僕の信念と君たちの信念のぶつかり合いだ。そんな決着は認めない」

それっきり黙り込んで何も答えないでいる僕へ、ジェイドが目を鋭くしながら言葉を投げかける。

「……あなたのような目をした人々を私は幾度となく見たことがあります。あなた、事を成し遂げたら死ぬつもりでしょう」

「よく分かったな。流石は軍人だ」

ジェイドを除くメンバーの顔が驚愕に歪む。ジェイドの質問も、それに即答した僕も、信じられないと言った顔だ。

「馬鹿な事を。そんなものはただの自己満足です」

「だから、僕は自らを逆賊と言ったんだよ。その結末が死なのは承知したうえでな」

「予言を誰よりも嫌うあなたたちが、誰よりも予言に縛られている。そんなものは悲劇でしかない!」

いつものポーカーフェイスは消え去り。吐き出すように言葉をぶつけてくるジェイド。ここまで感情を出すのは初めて見た気がする。

「……失礼。少々取り乱してしまいました」

「大佐………」

心配そうな顔をするアニスに視線を向け大丈夫ですよ、と言うと、再び僕の方へと向き直る。

「あなたは必ず私たちが止めて差し上げましょう。私たちが勝ったあかつきには、一生マルクト軍で雑用です」

「やっぱり怖いな、あんたは。ついつい話し過ぎてしまいそうだよ」

「お礼は現金の出世払いでいいですよ」

「いや、今返してやるよ。教える気はなかったんだが、あんたと本音でぶつかるのはこれが最初で最後かもしれないしな」

そう言って、僕は手持ちの紙に、ある位置の座標を書き出す。

「あんたの過去に決着をつけるための情報だ。僕の思惑通り、事が終わる前にケリを付けてしまえ」

「まさか……っ!?………あなたの考えを認めたわけではありませんが、お礼だけは言っておきましょう。もっとも、あなたのことですから、僕のためにやったことだ。とか言うんでしょうが」

僕の行動が完全に読まれていた。死霊使い恐るべし。

「あの……」

声を掛けていいのか戸惑っていたルークたちを代表して、ティアが恐る恐る声を掛けてくる。そういえばずっと放置してしまっていた。

「緊張しなくてもいいよ。こっちの話は終わったからね。詳しい話が聞きたきゃ、後で陰険メガネにでも聞きな。きっと教えてくれないだろうが」

「いやですねえ。私はこう見えてもおしゃべりですから、在ることないこと話してしまいそうです。例えば―――あなたの部屋にリグレット奏手が入り浸ってる事とか」

ピシリと音を立てて空気が凍った。このメガネ、マジか。

「まあまあ!そうでしたの。わたくし、僭越ながら応援させていただきますわ!」

「きょ、教官が……教官が……」

「ちっ。優良物件には早めにつば付けておくべきでしたぁ」

女性陣の三者三様な反応を前に、僕は乾いた笑みを浮かべる事しかできなかった。

ジェイドを除いた男性陣二人の同情の視線が心にしみる。

「な、な、ななな、なぜ知ってる!?」

「陛下があなたの名前を付けたブウサギの番に、リグレットと言う名前を付けようとしていたものですから。それに以前見せてもらった技は、赤の他人同士に出来るような代物ではありません」

「分かった。分かったからもうそれ以上言うな」

「ここからが楽しいところなのですが、仕方ありませんね。私からの話はここまでにしておきましょうか」

心から楽しそうな声を出すジェイドと、好奇の視線が五人分。僕はこの後、カイツールに付くまでの間、地獄のような質問攻めにあったのだった。

 

・・・

薄暗い教会の中、鋭敏になった聴覚にはカツンカツン、と近づく足音がよく聞こえる。

「珍しいじゃないか。アンタがこんなところにいるなんて」

「シンクか」

月明かりに照らされながら出てきたのは、シンクだった。顔を隠すための仮面が鈍く輝いている。

「少し、寝れなくってさ。ここにいれば誰かしらが話し相手になってくれる気がしたからね。どうやら僕の予想は大当たりだったみたいだ」

「勘弁してよね。仲良くお話なんてボクの柄じゃない。ボクとアンタは対話よりも組手してる時間の方が長いんだからさ」

「まあ、今日くらいはいいじゃないか。お互い、いつ死ぬかも分からない仲だろう」

「それこそ、まさかだ。ボクは自分の為にも、アンタの為にも、あいつらなんかに負けたりしない」

舐めないでよね、と聞こえてきそうな視線を浴びる。仮面越しでもはっきりと分かる、強い意志だ。

「前にアンタ言ったじゃないか。予言がなくなった世界で、自由に生きてみろってさ。初めてだったよ。模造品の出来損ないにそんなこと言って来る物好きは。だから、一度だけいう事を聞いてやろうと思ったんだ」

「ああ」

僕はシンクの独白に相槌を入れる。

「自由なんてもんがどれだけ高尚なのかは知らないけど、知らないまま嘆くのも無様だからね。意地でもその日まで生き抜いてやるさ。この腐った世界が少しでも変わってくれるのなら、足掻いてでも見る価値はありそうだ」

「やっぱり君は人間だよ、シンク。僕が命を懸けて未来を切り開くに値する人間だ。胸を張って戦って来いよ」

「……アンタも人が悪いね。叱咤激励はもう少し上手くやってほしいもんだ」

「部下に問題児が多くてね、僕も苦労してるのさ」

僕はシンクに近づくと、拳を突きだした。

「たまにはこういうもの悪くないだろ?」

「フン」

差し出された拳に自分の拳をコツン、と合わせるとシンクは口元で笑みを浮かべながら去って行った。

 


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