Infinite Cyberse〈インフィニット・サイバース〉   作:ネヘモス

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衝動で書いた。後悔も反省もしていない(`・ω・´)


邂逅

インフィニット・ストラトス、通称IS。それは今の時代を象徴するものであり、女性が男性より偉いという歪な風潮、女尊男卑の象徴でもある。

それは何故なのか。どういう訳か、この兵器は女性にしか動かせないからである。では、この歪な風潮を覆す方法はあるのか?

それは、無いこともない。早い話が、ISを動かせる男性が出現すればいい。そして、その存在は現れる。世界最強のブリュンヒルデの異名を持つ織斑千冬の実の弟、織斑一夏がそれを成し遂げた。

これに際し日本政府は日本全国の男性全員に対してISの適性検査を敢行した。そして、IS学園に、初めての男性操縦者が入学した。

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時は遡ること2ヶ月前、Den Cityのとある学校の屋上にて。

 

『なーなー、Playmaker様。どうよ?俺にかかればこんなもんだぜ』

 

「お前がISのコアに何か仕組んだのか?」

 

『その通り。と言いたいが、妙にセキュリティが甘かった気がするな…何でだ?でもよ、女の園に行けるんだから良いじゃないか』

 

旧式のデュエルディスクを通してAIに話しかける奇抜な髪型の1人の少年がいた。彼の名は藤木遊作。天才ハッカーにして、LINK VRAINSでその名を馳せているプロ決闘者「Playmaker」その人である。

 

「俺はIS学園なんかに興味はない」

 

『え?何で?』

 

「俺がIS学園に興味が無い理由が3つある。1つ、俺はISに乗ろうとは思わない。2つ、俺にはリアルファイトの実績がない。3つ、俺は女子には興味はない」

 

『最後の一文絶対嘘だな』

 

「今からでも削除してやろうか?」

 

『ふーん、削除するなら仕方ない。折角面白そうな情報を持ってきてやったのに。例えば…』

 

ーーー何故、ISが女性にしか反応を示さないのか、とか。

 

「気が変わった。Ai(アイ)、俺はIS学園に行くことにする」

 

遊作は今の世の中が気に入らない。女が男を支配するというこの世の中が。もし、ISが自分に反応した理由が分かれば、この世の女尊男卑を消すための足がかりになるかもしれない。

 

すると、デュエルディスクにデュエルの申請が送られてきた。

 

『なんだコイツ?』

 

「どうしたAi?」

 

『Playmaker様、ユナイティアって決闘者、LINK VRAINSに居たか?』

 

「そんなこと、俺には関係ない。デュエルを挑まれたら受ける。それが決闘者の本懐だ」

 

遊作はデッキをデュエルディスクにセットしてLINK VRAINSにアクセスした。

 

「デッキ、セット!into the VRAINS!!」

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LINK VRAINSにPlaymakerとしてログインすると、自分の近くに対戦相手と思しき女性が佇んでいた。不思議の国のアリスを彷彿とさせる服装にウサ耳の女性だ。

 

「アンタがユナイティアか?」

 

「はろはろー。私がユナイティアだよー。よろしくねーーー藤木遊作君(・・・・・)?」

 

『リアルがバレてる!?』

 

「貴様、どこでそれを!?」

 

「私に勝ったら教えてあげるよー。ちなみに私のリアルネームも」

 

「お前の正体なんぞどうでもいいが、ならばデュエルで聞き出すまで!」

 

すると、両者の足元にメインモンスターゾーン、魔法罠ゾーンが各5箇所、その間にエクストラモンスターゾーンが2箇所設置される。

 

「互いに全力で勝負したいよね?だから、敢えてマスターデュエルを選択するのだー」

 

「いいだろう、そのデュエル受けて立つ!」

 

「「デュエル!!」」

 

「リアルネーム知ってしまったから先攻は譲るよー。ユナイティア様は寛大なのだー」

 

「ならば遠慮なく行かせてもらう。俺は手札から魔法カード『ワンタイム・パスコード』を発動。セキュリティトークン1体を守備表示で特殊召喚する」

 

Playmakerのフィールドにデータで作られた羊のようなトークンが召喚される。

 

「現れろ、未来を導くサーキット!!」

 

「うわ!いきなり!?」

 

Playmakerの目の前に二つの正方形を重ねたような図形が現れる。

 

「アローヘッド、確認!召喚条件は通常モンスター1体、俺はセキュリティトークンをリンクマーカーにセット、サーキットコンバイン!!」

 

セキュリティトークンは竜巻となり下向きのアローヘッドを赤く染める。

 

「リンク召喚!現れろリンク1、リンク・スパイダー!」

 

そして、謎の図形から蜘蛛のようなモンスターが現れ、Playmakerから見て右側のエクストラモンスターゾーンに現れる。

 

「リンクマーカーが下向きのリンク1モンスター、まだ何かある!」

 

「察しがいいな。俺はリンク・スパイダーのモンスター効果発動。手札からレベル4以下の通常モンスター1体をこのカードのリンク先に特殊召喚する。こい!ビットロン!」

 

『ビットン!』

 

リンク・スパイダーのリンク先、つまりリンク・スパイダーの下に可愛らしいモンスターが顔を出す。

 

「更に、アローヘッド確認!」

 

「また!?」

 

ユナイティアはただただ驚くだけだった。

 

「召喚条件はサイバース族モンスター2体、俺はリンク・スパイダーとビットロンをリンクマーカーにセット、サーキットコンバイン!!」

 

リンク・スパイダーとビットロンが竜巻となり今度は左右のアローヘッドを赤く染める。

 

「リンク召喚!現れろリンク2、ハニーボット!!」

 

今度は蜂を連想させる女性の様なモンスターがエクストラモンスターゾーンに現れる。

 

「そして、自分フィールドにサイバース族モンスターが存在する時、手札のバックアップ・セクレタリーを特殊召喚。そして、アローヘッド確認!」

 

「ちょっと!?」

 

まさかの三連続リンク召喚に困惑するユナイティア。Playmakerのソリティアは留まるところを知らない。

 

「召喚条件は効果モンスター2体以上、俺はリンク2のハニーボットとバックアップ・セクレタリーをリンクマーカーにセット、サーキットコンバイン!!」

 

(この召喚条件、来る!!)

 

ハニーボットが2つの竜巻、バックアップ・セクレタリーが1つの竜巻となりアローヘッドを赤く染める。染まったのは、上と右下、左下の3箇所。

 

「リンク召喚!現れろ、リンク3、デコード・トーカー!!」

 

『ハァ!!』

 

Playmakerの代名詞と呼ばれるエースモンスター、大剣を掲げる黒き戦士、デコード・トーカーが現れた。

 

「これが、デコード・トーカー…!」

 

ユナイティアも実物を見るのは初めてだったが、なかなかどうして威圧感が凄い。

 

『驚くのはまだ早いぜ?見せてやれ、Playmaker!お前の真のエース(・・・・・)の姿を!!』

 

突如としてPlaymakerのデュエルディスクのAIが聞き捨てならない単語を口にした。

 

(真のエース!?)

 

「ああ。俺は手札からサイバース・ウィザードを通常召喚」

 

ここに来てモンスターをようやく通常召喚。現れたのは口元を隠している魔法使いだった。

 

「アローヘッド確認!召喚条件はモンスター2体以上、俺はリンク3のデコード・トーカーとサイバース・ウィザードをリンクマーカーにセット、サーキットコンバイン!!」

 

(リンク4のモンスター!?)

 

ユナイティアの嫌な予感が当たる瞬間だった。デコード・トーカーが3つの竜巻、サイバース・ウィザードが1つの竜巻となり、上下左右のアローヘッドを赤く染めた。

 

「リンク召喚!現れろリンク4、ファイアウォール・ドラゴン!!」

 

ゴアァァァァ!!

 

全体が青い細い体躯のドラゴンが舞い降りた。

 

「俺はこれでターンエンド。ユナイティア、お前のターンだ」

 

「長い1ターンだったね…。ユナイティアさんも負けないぞ!私のターン、ドロー!!」

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「ファイアウォール・ドラゴンで、ダイレクトアタック!テンペストアタック!!」

 

「キャアァァァァァ!!」

 

ファイアウォール・ドラゴンが全身を赤く染め、口から放った一撃がユナイティアのライフポイントを全て刈り取った。

 

「そんな、私の【恐竜真竜皇】デッキが、敗れるなんて…」

 

結果はPlaymakerの辛勝に終わった。

 

『それにしても、このユナイティアって決闘者、半端なく強かったな。お前のライフを50まで減らすなんて』

 

「全くだ。少しでも油断したら負けていた。さあ、ユナイティア。約束を果たしてもらおうか」

 

ところが、目を離した隙にユナイティアは姿を消していた。そして、現実世界に戻った彼の目の前に、ユナイティアそっくりの姿をした女性が現れた。

 

現実世界(こっち)では初めましてだね、藤木遊作君?私がユナイティアこと、みんなのアイドル篠ノ之束さんなのだー!」

 

謎の決闘者の正体は稀代の大天才(大天災)にしてISの生みの親、篠ノ之束その人だった。

 




今のところVRAINSのキャラが出る予定はありません。てか、ISの小説でどうしてデュエルをしないといけなかったのか(´・ω・`;)

藤木遊作/Playmakerの相違点
・十年前に両親を事故で亡くしている。父親の口癖が「3つある」
・サイバース族を使う唯一無二の決闘者。
・Aiは2年前に彼に送られてきた誕生日プレゼント。差出人不明。
・一人暮らし、収入源はハッカーとしての依頼の仕事。
・LINK VRAINSのプロ決闘者。

LINK VRAINSについて
・人々がデュエルモンスターズを国境を越えてプレイしたり、観戦したりすることが出来るSOLテクノロジー社が運営する仮想空間。アバターは自由自在。
・Den Cityからでなくてもログイン可能(ここ重要)

SOLテクノロジー社の相違点
・原作とは違うホワイト企業。
・日本のISの開発の一端を担っている。

とりあえずこんなところか。
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