Infinite Cyberse〈インフィニット・サイバース〉   作:ネヘモス

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ポケモンの新作やってたら投稿遅れた。

遊作「しなかっただけだろ」

作者「ごもっともです(´・ω・`)」


ルームメイトは青髪少女

生徒会長との模擬戦後、俺は山田先生に呼び止められた。

 

「藤木君、貴方の部屋の鍵を渡しておきます」

 

『おいおい、話が違うじゃねーか。コイツは暫くの間、自宅から通学じゃなかったのか?』

 

「いや、IS学園上層部(うえ)の判断はあながち間違ってはいない。その理由は3つ。1つ、俺と織斑一夏は女性にしか動かせないISを操縦できる希少な実験動物(モルモット)だ。手放したくない理由もわかる。2つ、それに関して嫌悪感を抱いている団体も少なからずいる。例えば女性権利団体とかがいい例だ。そいつらから命を守るため。3つ、あまり考えたくはないが、もしも、IS適正が遺伝すると考えたら…Ai後は分かるな?」

 

『あー、お前の考えたくないことってそういう事か。この先生その手の話に免疫は無さそうだからその話は部屋に入ってからだな』

 

「藤木君?デュエルディスクのAIと何を話してるんですか?」

 

何でもないです、と、ぼかして寮の部屋の鍵を受け取る。俺の部屋番号は…1120号室か。

 

「それと、藤木君に限って有り得ないとは思いますが…」

 

山田先生が口篭る。何だ?まだ何か有るのか?

 

「不純異性交遊はダメですからね!」

 

それだけ吐き捨てると足早に去っていった。まさか、これは、

 

『遊作ー?お前にも春が来たなー』

 

Aiの言葉を無視して俺は自室であろう場所に向かった。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

現在1120号室の前。俺は、らしくもなく緊張していた。

 

『遊作、腹をくくれ』

 

「分かってるから、今すぐ黙れ」

 

俺は軽く扉を4回ノックした。

 

『どうぞ』

 

「失礼する」

 

部屋に入ると机でひたすらパソコンを弄ってる青髪の少女の姿があった。だが、その目は遊作には目もくれず、ひたすら作業に没頭してるように見えた。

 

『初めての挨拶で相手の顔を見ようともしないとは失礼な奴だな』

 

「話しかけないで、気が散るから」

 

Aiの挑発には目もくれず、そのまま作業を続行した。

 

「どうしてお前は1人で、誰の手も借りずに専用機を作ろうとしてるんだ。

 

 

 

日本代表候補生『更識簪』?」

 

一瞬、少女ー更識簪は動揺する。

 

「貴方には関係ないわ。ISを動かせる男ってだけでちやほやされてるような貴方には」

 

「お前が勘違いしてる事が3つある。1つ、俺はちやほやされたくてISに適合した訳じゃない。2つ、お前の姉である更識楯無は1人で専用機を作った訳じゃない」

 

「黙れ!」

 

バァン!

 

彼女が突如、キーボードを乱雑に叩きつけた。そして、遊作の前に来て言い放った。

 

「貴方に私の気持ちが分かるわけない!なら、貴方はISを、自分の機体を作り上げたことがあるとでも言うの!?」

 

簪が言い放った言葉。優等生の姉を持つがために常に周りから比べられ、蔑まれてきた彼女の心の悲鳴。

 

「人の話は最後まで聞け。3つ、俺は俺自身の手で自分の専用機を作り上げた。尤も、束さんの助力を得ながらだが」

 

そう言い放つと、遊作は自分の荷物から自前のノートパソコンを取り出し、そこに自分のデュエルディスクを繋いだ。

 

『おいおいいいのか?お前の正体がばれても?』

 

「いや、生徒会長(更識楯無)が知ってる時点でこの子(更識簪)に隠し通すのは不可能だ」

 

簪は遊作のパソコンの画面を食い入るように見る。そこには、

 

識別名称:コード・トーカー

世代:第二世代~第四世代

戦闘タイプ:近中距離格闘型

単一仕様能力:リコーデッド・アライブ

世代別名称

第二世代

コード・トーカー・ブランク

第三世代

デコード・トーカー

エンコード・トーカー

第四世代

FWD

 

「え?何この反則機体…。ていうか、デコード・トーカーってまさか…!?」

 

彼女は慌ててタブレットを取り出す。そして、画面と遊作の顔を見比べる。そして、

 

顔をトマトのように真っ赤にして部屋を出ていった。

 

『おい、何だあの反応?』

 

「そりゃあ自分が好きな有名人が目の前にいるんだもの。それで初対面であの一言…逃げ出したくもなるわね」

 

「更識簪の盗撮写真をばら撒かれたくなかったら今すぐこの場の隠しカメラ全てを撤去しろ、更識楯無」

 

「それだけはやめて!」

 

どこから湧いてきたのか更識楯無が現れ、10台以上はあろう小型カメラを抱えて涙目で現れた。

 

「更識楯無、聞きたいことがある。よもやとは思うが…」

 

遊作は簪のタブレットの画面がちらりと見えていた。そこに映っていたのは、

 

 

 

LINK VRAINSでの自分、つまり、Playmakerとエースモンスター、デコード・トーカーのスピードデュエルの映像だった。

 

「簪ちゃんは一応デュエリストでね…、それでPlaymaker(藤木遊作君)、つまり、貴方のファンなの。でも、女の子の間でデュエルってあんまり流行らないでしょ?一応本音が相手してくれるんだけど、(本音の姉)が『本音が最近ダークロウノイローゼになってるから助けてください』って私に泣きついてきたの。でも、私はそもそもデュエルなんてした事ないし、どうしたものかと思ってたところよ」

 

あの後、遊作に簪のデュエルの相手を頼むと楯無はどこぞに姿を消した。

 

数分して、簪が帰ってきて一言。

 

「えっと、ごめんなさい…!」

 

「気にするな、同じルームメイトなんだ。よろしく頼む更識」

 

「お姉ちゃんとこんがらがるから私の事は簪って呼んで」

 

「分かった簪。では、俺のことも遊作で構わない。但し…」

 

Playmaker(貴方)の事は秘密にするね。だから…」

 

一瞬、簪の笑みが黒くなる。

 

「息抜きに私を満足させて…。本音程度じゃ話にならないから♪」

 

そして、就寝前まで時間が過ぎると、

 

「ヴァレルロード怖いヴァレルロード怖いヴァレルロード怖いヴァレルロード怖い…」

 

遊作の現実世界でのデッキ【ヴァレットアイズ】に打ちのめされた簪がヴァレルロード恐怖症になったのは言うまでもなかった。




原作(VRAINSサイド)の相違点
・遊作が現実世界で使ってるのは【ヴァレットアイズ】(ヴァレット+真紅眼の混合デッキ)、エースモンスターは「ヴァレルロード・ドラゴン」「流星竜 メテオ・ブラック・ドラゴン」「悪魔竜 ブラック・デーモンズ・ドラゴン」
・リボルバーはいない。ヴァレットと真紅眼をそれぞれ父親、母親から譲り受けている。

ISサイドの相違点
・簪は満足民。主に【M・HERO】で満足している。主な被害者は本音。エースモンスターはみんな大嫌い(使う人は大好き)「M・HERO ダークロウ」

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