この作品をご覧の方々。この作品の主人公は不良です。
だから決して、この主人公のマネはしないでください。
――というクロマティ高校ネタは措いといて。
今回は『喧嘩番長6~ソウル&ブラッド~』の舞台である華ヶ崎市での話なので、初の二次創作作品となります。
上記の様に主人公がワルなので暴言および暴力表現を重視していますが、筆者は他者に対して暴言・誹謗中傷および暴力・犯罪行為を称賛したり奨励する意図はありません。
では、行ってみましょー!
同類相蔑む:喧嘩番長6~ソウル&ブラッド~
おーっす、俺の名前は大西 譲(オオニシ・ユズル)。
まぁ「テメエの名前なんか、どーだって良いんだよ!」って文句が聞こえてきそうだが。
今はアパートで一人暮らしの俺にも、今日も今日とて朝が来る。
先ずは髭を剃って顔を洗い、スッキリしたところで朝食にすっか。
まだバイトの給料日は先の話だから、昨日コンビニで買った菓子パン1個だけどな。
おー、ふと閃いた!
朝飯を 菓子パン1つで 腹満たす
う~ん、イマイチ。『菓子パン1つで』より『菓子パン食って』の方が語呂は合うのか?
では改めて――朝飯を 菓子パン食って 腹が鳴る――うん、こんなもんだな。
……あん? 季語が無い? 余韻が無い? こんなの俳句じゃない?
ウルセーよ、このバカ野郎!
人が無い知恵を絞って楽しんでる時に、ドヤ顔してんじゃねーよ!
ただの言葉遊びに揚げ足取りして優越感に浸ってどーすんだ!? アホくせぇ、無粋なだけだろ。
プロが素人をボロカスに酷評してる番組とかあるけどさ、あれムカつくんだわ。
「嫌なら見るな!」って言うだろうけどよ、偶々チャンネルが合っちゃう事だってあるだろーが。
外で嫌な思いして帰って来て気晴らしにテレビ点けりゃ、素人が拵えた作品をプロが笑い者にしてるのを電波で流してるんだぜ?
良いよなープロって。素人を晒し者にして金を貰える商売なんだから、ホント羨ましくてしょうがねー。
子供の苛めが陰湿化してるとか報道してるけど、オマエら大人が実践して見本を見せてるじゃん。こーやってテレビの中で堂々と。
それに散々テレビで野菜の不作や魚の不漁が報道されてるのに、「野菜が高くなった」とか「魚の品揃えが悪い」とか文句言ってるヤツらは何様のつもりだ?
だったらオマエらが自分で食い物とか調達して来いよ。
ただ店に足を運んでるだけで、安全面や衛生面とか面倒な事を全て他人様に押し付けてるオマエらが。
これと似たようなこと言って、前に「だったら日本から出て行けよ!」とか言われた事もあるな。
それで言ったヤツに「じゃあオマエは一生、どんな事が起きても絶対に文句を言わねぇよな?」とか聞き返すと、急に口籠るんだよ。言ったヤツは大抵が。
なら最初から黙ってろ、クソが!
売り言葉に買い言葉レベルの、頭悪くて程度の低い口喧嘩がしたいんなら他のヤツとやってろ。
もしくは俺を黙らせたいなら喧嘩売れよ、出血大サービスで買ってやるから。
……あれ?……なんで怒ってるんだ、俺? 無駄に力んだら腹減っちゃったよ。
人間、腹減ると怒りっぽくなるね、やっぱ菓子パン1個じゃ足らんのか。
バイトのシフトは何日か後だし、七福町行くか。行けば居るだろ、アイツらなら。
そうと決まれば着替えましょう!
ちょいと身体を動かすから、赤のTシャツにジャージのズボン、シャツやボトムと色を揃えたフードジャンパーにハイカットシューズと、全身これ赤尽くめ。
後は丸グラサン掛けて口元にバンダナ巻いてフードを被れば、斑野飯ファッションの完成でぇ~す♪……我ながら完全に不審者だな。
さて電気・ガス・水道と、窓・扉と戸締りOK! 行って来まぁーっす♪
そんでもって歩いて来た。此処は華ヶ崎市七福町の繁華街、通称『七福大通り』。
華ヶ崎市で最も大きな繁華街で、いつも多くの人で賑わっている。様々な店舗が立ち並び、若者の間では映画館やレストランなどデートスポットとして人気が高い区域だそうで。
とはいえ俺は買い物やデートをしに来たのではないので、目的地は此処ではないのだが。
しかし学生が居るねー、割りと時間は過ぎてるんだけどねー、コイツら皆勤賞を諦めちゃった勢?
まー良いか。コイツらが留年しようが停学になろうが、極端な話で退学になろうが俺には関係ねーし。
この信号を渡った先を行けば――
「おいオマエ!」
「……あん?」
――紺色のブレザーを着た茶髪のガキとぶつかった。
俺もガキを避け損ねたが、ガキも俗に言う歩きスマホをしていたので前を見てなかった。
ぶつかってきたガキにはムカついたが、お互い様だからスルーして行こうとしたら呼び止められた。
「オマエさぁ、オレにわざとぶつかってきて謝りもしねぇで逃げんのか? サイテーだな」
「誰かとぶつかるのが嫌なら、ちゃんと前を見て歩けよ。他人様に迷惑だろ」
「なんだとぉ!? そんな変なカッコしやがって、雑種風情がエラソーにすんな!」
茶髪のガキが俺を睨んでくる。それで凄んでるつもりなのか、ビビると思ってるのか?
それとも赤尽くめでモロに不審者な格好の俺を謝らせないと、自分のメンツが潰れるとか?
でも人間相手に『雑種』とか訳が分からん。
あれか? 『言葉と道具が使える程度で、人間が動物より上とか考えるのはアホだ』とか思ってんの?
そうじゃねーよな? 『オマエ動物、オレ人間』って見下してるんだよな!?
予定が狂った。まー良い、此処でウォーミングアップしよう♪
「おい『雑種』って何だよ? ツマらねぇ喧嘩売ってんじゃねぇ!」
俺に怒声にビビった茶髪のガキへ、容赦なくパンチを叩き込む。
その途端、喧嘩だ!とか誰か通報して!とか、一斉に周囲から人々が逃げていく。
ガキの方は……おっと倒れずに踏ん張ったな、感心感心。逃げんなよ、望み通り喧嘩を買ってやったんだから。
茶髪のガキも殴り返してくるが、なんか攻め方が単調と言うか適当と言うか、なんか素人+1って感じ。
あぁ~何だかな……こりゃ特に格闘技を嗜んでるとか喧嘩慣れしてるとか、そういうヤツじゃ無いな。
ぶっちゃけ素人同士の喧嘩なら勝てるだろうけど、格闘技を習ってる相手には後れを取る程度のレベル。
所謂『今時のイジメっ子』ってヤツだ、コイツが誰かイジメてるか知らんけど。
最初のパンチで膝が折れなかったから少しは骨のあるヤツかと思ったけど、コイツただの『反抗期』で粋がってるだけか。
あんま弱い者苛めするのもなぁ~。手加減すっか、もう少しやれば落としどころが見えて――。
「君達、喧嘩はヤメなさい!」
「ヤバい、勝負はここまでだ!」
――と思ってたら警察官の横槍かよ。捕まるのはゴメンだとばかりに、茶髪のガキが一目散に逃げていく。
俺もポリ公に捕まる気は無いので逃げていく……但し茶髪のガキと同じ方向に。
建物の角を曲がって警察官から見えない位置に来たので、前に居るガキにタックルの要領で飛び付く。
「なに逃げてんだよ! 『逃げるな』と言ったのオマエだろうが」
「ま、マジかよオマエ。正気じゃねぇ!」
「あぁ!? 俺を『雑種』とか動物扱いしといて、タダで済ませる訳ねーだろ!」
「いや、あれは……って、オマエあのゲーム知らねーのかよ!?」
「そんなモノ知るかバカヤロー!」
ポリ公が怖いんなら、端から粋がって悪ぶんな。そんなんだから、こんなツマんねぇ喧嘩で痛い目に遭うんだよ。
馬乗りになって茶髪のガキを数発ブン殴ったら静かになったので、こんなもんかと呟き立ち上がる。呻き声を上げてっから死んでねーだろ。
まーこのガキから稼ぐ気にならん、泣き入れてこなかっただけマシだけど。
さて、この路地の先が目的地だ。気分を入れ替え……る必要は無いか。こーゆーモヤモヤした気分の方が、何故か調子良くなるし。
「じゃあな『雑種』くん。せめて次に会う時は、動物と人間を見分けられる知能くらいは身に付けてくれよ」
えっ、救急車? 呼ばないよ。俺も喧嘩で負けた事あるけど、当事者の世話になった事は一度も無いし。
それ以前、普段はガチでルールとか無視してるのが不良なのに、都合が悪くなったら法律とか倫理に守ってもらおうなんてシャバ過ぎて笑えねーじゃん。
とはいえ言ってる俺自身も、世間で暮らしている人から見ればチンピラやゴロツキの同類だろうけど。
そして此処が俺の目的地。華ヶ崎市七福町の歓楽街、通称『七福マイウェイ』。
以前はアーケード形式の商店街として賑わってたらしいけど、今はゲーセンにパチンコなどの遊技場にバーや居酒屋などの娯楽施設が立ち並ぶ歓楽街となっている。
実は拘りある品々を揃えている店もあるので、ちょっと面白い物を買いたいのなら此処をオススメしたいかな。
もっとも楽しいだけじゃ済まないのが、七福マイウェイの特徴でもあるんだけど。
娯楽施設が立ち並ぶ歓楽街の常なのか不良学生やチンピラの様なヤツらが集まるので、なかば不良の溜まり場と化しているって話。
さてと、さっきは不完全燃焼だったけど居るかなぁ~。
……こっちには居ないな。
…………あっちにも居ないか。
……………………あぁ居た。居た、居た♪
木刀を肩に担いで『俺、強いんだぜ!』アピールしてるジャージ姿のチンピラが。しかも都合の良い事に、そのチンピラは俺が居る方へ歩いて来る。
そんなこと考えてたら、向こうも俺に気付いたようだ。まぁ俺は明らかに可笑しな格好をしてるし、目立つだろうよ。
チンピラが足を止めて、俺の格好を鼻で嘲いながら睨んでくる。
「おいクソガキ。そんなイカれたカッコして恥ずか――」
その言葉を最後まで聞かず、俺は一気に距離を詰めて殴り掛かる。不意を打たれたのか、チンピラは大きく態勢を崩している。
その隙を逃さずチンピラの腕を掴んで持っている木刀を手放させると、その勢いで転ばせて間髪入れずに木刀を奪い、正眼の構えを取る。
こう見えても俺、中学時代は途中まで剣道部所属だったんだよね。
起き上がったチンピラは木刀が突き付けられている事に気付いて、俺を怒鳴りつけた。
「テメエ、卑怯だぞ!」
不意を打った事か木刀を奪った事か、或いは両方か俺には分からない。
まぁ兄貴にも「メンチとタンカを切ってタイマンするのが喧嘩」と言われたな。でも「喧嘩はステゴロで遣り合うものだ」とも言われてたしなぁ~。
「それ、ギャグで言ってるのか?」
ならツマンネー!
これ見よがしに持ち歩いてた凶器を使うつもりが俺に取られたらズルい!とか、どんだけアホなんだ。コイツは?
じゃあ打つ所を宣言してやるよ。ほら、面!面!!面!!!
チンピラは腕で頭を庇っているが、崩れるのも時間の問題だろ。それに脇腹がガラ空きだ。右脇腹を胴で打つ――
「死ねよ、クソガキィ!!」
――その前に、後ろから頭を殴られた!
凄い衝撃が身体を駆け抜ける。倒れずに踏み止まれた俺自身を褒めてやりたいくらいの。
追い打ちを避けるため、左後方へ回り込みながら殴ってきた相手に木刀を袈裟懸けに振るう。
即座に俺が反撃に出るとは思わなかったのか、浅かったが殴ってきた相手に当たっている。
木刀を持っていたチンピラの仲間なのか知らないが、俺を殴ってきたのはゴルフクラブを握りしめてスカジャンを着ているコイツらしい。
ゴルフのアイアンで頭を殴られりゃ、そりゃ痛いに決まってるわ!
まぁ、それは措いといて……稼ぎが増えた♪
七福マイウェイのような裏通りは警察官の巡回路からも外れてるし、さっきみたいに横槍を入れられる心配も無い。
今度はスカジャン野郎を見据えた一撃を頭に打ち込む。相手がゴルフクラブを構えて受け止めている間にジャージ姿のチンピラに視線を向けると、まだ逃げる様子は無い。
だが時間を掛けていたら、そうも行かんな。茶髪のガキと同様に、一度始めた喧嘩のケリをつけずに逃がすつもりなど俺には毛頭ない。
木刀を振り上げてスカジャン野郎に打ち込むと見せかけ、踵を返してジャージ姿のチンピラに駆け寄り思いっ切り振り下ろす。
さっきまで散々木刀を撃ち込まれていたせいか、チンピラは避ける事も腕を上げて防ぐ事も出来なかった。
当たった結果を最後まで見届ける間もなく木刀を手放し、ゴルフクラブを振り上げて向かって来るスカジャン野郎へタックルをブチかます。
奇しくもカウンターになったタックルの勢いに、スカジャン野郎は耐え切れず背中から倒れた。そのまま俺はスカジャン野郎に馬乗りする。
俺がゴルフクラブの軸を掴んで引っ張ると、スカジャン野郎は武器を取られまいと両腕に力を込めて引き戻す。
そしてコイツの両腕が塞がったところで、空いた片手でスカジャン野郎を殴りつける。
俺がゴルフクラブを引っ張るのに両腕を使う必要は無い。軸を握っていればコイツはゴルフクラブを振り回せないから。
だが引っ張る殴るを繰り返してるうちに、いつの間にかゴルフクラブは2人の手から放れていた。どっちが先に手放したのかは、この際どーでも良い。
「退けぇ!」
流石にスカジャン野郎も俺のなすがまま殴られている訳も無く、力任せに俺を押し退けて立ち上がる。
怒りのせいか俺のパンチが当たってたのか、顔を真っ赤にしながらも俺に向かってくる。
左右のパンチを腕で防いだが、空いた腹に前蹴りを入れられる。身体がくの字の曲がるのを堪えてると、フードごと頭を掴まれていた。
俺は咄嗟に頭を下げて、スカジャン野郎のパンチを額で受けた。殴られた痛みと髪を引っ張られる痛みを無視して、お返しとばかりに膝蹴りを打ち込む。
そして俺の頭を掴んでいたスカジャン野郎の手を引き剥がしながら、見様見真似で一本背負いを繰り出す。
俺の投げ技が予想外だったのか、スカジャン野郎は受け身も取れずに路面へ投げ出される。だがこれで終わりじゃない。
再び馬乗りになって、俺はコイツの頭を掴む。そのまま頭を持ち上げ、勢い良く体重を乗せてアスファルトの路面に叩きつけた。九鬼島のヤツら曰く『頭部破壊』とか言う技らしい。
漸く喧嘩のケリがついたので、俺は今回の稼ぎを確認していた。
チンピラとスカジャン野郎の財布から札を抜き取り、ヤツらが持っていた免許証をスマホで撮っておく。
クレジットカードの類は暗証番号を知らんと意味が無いので放っておく。もっとも稼ぎの時は現金以外に手は出さねぇけど。
酷い? そうかぁ? 俺が喧嘩で負けた時は文字通り身包み剥がされたんで、そんなこと言われても納得いかねぇよ。
あぁそうだ、忘れるところだった。負けて身動き取れないヤツらに言っておかねぇと――
「オマエら、顔と住所は覚えたぞ」
――あん? それ負けた側のセリフだって? 良いじゃねぇか、そんな細かいことは。
まぁ思ってた以上に稼げたんで、七福大通りで何か食って帰るか。
【補足と言う蛇足】
ここまで読んで頂きありがとうございます。
閲覧環境によっては前書きや後書きを見られない人も居ると小耳に挟んだ事がありますので、此方で補足説明を入れます。
今回はニンテンドー3DS用ソフト『喧嘩番長6~ソウル&ブラッド~』を題材にした作品となっています。
作品の時間軸としては、ゲーム本編主人公の朝比奈 大吾が高校2年生の頃を想定しています。
筆者のプレイでは主な収入源が不良やチンピラとの喧嘩でドロップする現金でしたので、譲も打ち負かしたチンピラから金を巻き上げています。
……そりゃアルバイト先も、こんな危ない人のシフトを増やす訳ないです。
この『喧嘩番長』はシリーズもので、筆者はPSPで3・4・5・Brosをプレイ済です。
喧嘩描写はゲーム本編の喧嘩アクションっぽくしようと頑張ったのですが、投稿3作目の素人には高過ぎたハードルでした。
なお喧嘩番長シリーズの内容に沿うカタチで書いていますので、この後で譲の元に警察が押しかけて来るとか、譲のアパートが報復で放火されるとか、そういう話は起きません。
仮に起きるとしてもイベント扱いになります(!?)。
・喧嘩の作法
喧嘩番長ではメンチを切ると目からビームが出るカタチで表現されていて、公式でメンチビームと呼ばれています。
互いのメンチビームがぶつかり合うと、タンカを切るタンカバトルに移ります。タンカバトルに勝利した方が有利なカタチで喧嘩が始まります。
この流れで起きた喧嘩は基本的に1対1のタイマン勝負となり、この作品内では譲と茶髪のガキ(不良学生)との喧嘩が該当します。
これらの遣り取りを無視していきなり喧嘩を仕掛ける事も出来ますが、不意打ちと見做されシブシャバ度が減少します。
譲とジャージ姿のチンピラとの喧嘩が該当し、起こり得るデメリット(別の人に乱入される)も作品内の通りです。
・シブシャバ度
作品では描写していませんが、端的に言うと『男気』の高さです。
ステゴロの喧嘩で勝つと上がりますが、凶器を使ったり不意打ちしたりすると下がります。
これが高いとシブくて硬派な男として一目置かれますが、低いとシャバく(ダサく)て卑怯な男と蔑まれます。
シブいと此方から仕掛けなければ喧嘩も起きませんが、シャバいとメンチ切られまくられたり問答無用で襲われたりします。
なお譲がどう見られているかは、作品内の描写から察してください(笑)。
・大西 譲
この作品の主人公で、ゲーム本編の主人公である朝比奈 大吾より学年が3コ上。また作品内で描写した通り、譲には2コ上の兄が居る。
なので朝比奈が入学した時点で不良の吹き溜まりと言われている九鬼島高校の普通科を卒業しているので、互いに面識は無い。
自らがゴロツキだという自覚はあるので世間様に迷惑を掛ける気は無いのだが、喧嘩を売られたり、これ見よがしに凶器を持ち歩いているヤツは話が別になる。
また雇ってくれたバイト先には感謝しているし迷惑を掛ける気も無いしバイト時は非常に勤勉でもあるのだが、出身高校と冒頭の様に唐突に狂犬じみた思考に走るので、多忙な時間帯にしかシフトを入れてもらえない。
(譲はクビにならないだけマシだと思っているが、まさに猫の手も借りたい忙しさな時にしか呼ばれない)
イライラしていたから書いた。
ムシャクシャしたから書いた。
だが私は謝らない……ゴメンナサイ!
――それはさて措き。
前から喧嘩ネタで作品を書いてみたかったのと、一人称とか試したい事もあるので今回の話を作りました。
それが上手く行ったかどうかは、読んでくださった皆様にしか分からない!……ので、感想を頂けると幸いです。
ただ筆者は弱メンタルなので、筆者の心と筆を折る意気込みで感想を述べるのは勘弁願いたい心境です(汗)。