からすとこねこ   作:ビーグル

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この作品は、東方Projectの二次創作です。
オリジナル展開、オリジナルキャラの要素を多分に含みます。
それでも良いと言う方は、ぜひ一読下さい。

それでは、どうぞ


第十八話 「帰卵」

 

 失ったものが戻る時

 それは、以前と同じ形をしているとは限らない。

 

 燃え尽きた火が

 再び同じ炎として立ち上がるとは限らないように。

 

 姿を変え

 名を失い

 古い記憶を置き去りにして。

 

 それでも帰って来たと分かるものがあるなら

 一体、何がそれを教えるのだろう。

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 

 

 巨釜の暴走から、数週間が過ぎた。

 

 旧都の大通りには、まだ幾つもの亀裂が残っている。

 焼け落ちた家屋は片付けられ、その跡には簡素な仮小屋が並び始めていた。

 通りを歩けば、新しい木材と焼けた石の匂いが混じっている。

 壊れた場所を避けるため、以前にはなかった細い道が出来ていた。

 

 それでも店を開く者がいる。

 瓦礫の脇へ酒樽を置き、復旧作業中の鬼達へ振る舞う者もいる。

 失ったものを数えるだけでは、暮らしていけない。

 旧都の者達は、それぞれのやり方で日常を繋ぎ直していた。

 

 

 地霊殿も同じだった。

 

 東棟の回廊は未だ通ることが出来ず、地下倉庫では熔けた床を掘り返す作業が続いている。

 焦熱地獄の主釜は辛うじて稼働しているものの、以前と同じ熱量へ戻すには時間が必要だった。

 それでも皆、生きている。

 火傷を負った者の傷は塞がり、崩落に巻き込まれた者も少しずつ仕事へ戻り始めていた。

 

 アタシもまた、死体運びと釜の確認を再開していた。

 以前より仕事は増えた。

 お空さんが担っていた巡回。

 いなくなったヒダマとカゼダマの担当区画。

 正式な制御役となるクレスタさんとの調整も考えなければならない。

 

 早速気が滅入る…

 しかし一人で全てを抱え込まない。

 

 お空さんから託されたものを守るために、まず自分が倒れてはならない。

 それを忘れないよう、必ず誰かへ報告してから動くことにしていた。

 以前なら、報告を後回しにしてでも現場へ走ったかもしれない。

 今は、出発する前に行き先を残す。

 

 戻れば記録を書く。

 判断に迷えば、さとり様へ相談する。

 出来るようになったことではなく、しなければならないことだった。

 けれど仕事を終え、地霊殿へ帰る道だけは、以前より長く感じられた。

 

 途中で振り返っても、お空さんは飛んで来ない。

 遅いぞ、と叱る声も。

 荷車を代わろうとする大きな手も。

 

 もう、何処にもない。

 

 分かっているのに、曲がり角へ差し掛かるたび黒い翼を探してしまう。

 その度に、誰もいない道を見直してから歩き出した。

 

 

 

---

 

 

 

「只今戻りました」

 

 

 玄関を開ける。

 返事をしてくれたのは、さとり様だった。

 

 

『おかえりなさい、お燐』

 

 

 珍しく、御主人自らエントランスまで出迎えている。

 片手には何枚もの報告書。

 第三の目は忙しなく左右へ動き、遠くにいる者達の思念を拾っていた。

 

 出迎えに来たのではなく、仕事をしながら偶然ここまで来たのだろう。

 

 

「何かありましたか?」

『何かしかないわよ』

 

 

 さとり様は小さく息を吐いた。

 

 

『旧都南側の仮設住居で水が足りない。西の坑道は、今朝また一部が崩れた。

 主釜は安定しているけれど、第二排熱路の修理に必要な資材が不足しているわ』

「地霊殿の方は?」

『明日から北棟の補修を始める。ただ、動ける者が足りないのよね』

 

 

 二人で並んで廊下を歩いた。

 今日確認した区画の状態を報告する。

 

 

「主釜の温度は昨日と同じです。第三弁の動きが少し悪いので、クレスタさんが明日分解して確認すると」

 

 

『分かったわ』

「旧都へ向かう途中の流路は、ヤマメさん達が補強してくれました」

『それも記録しておいて』

 

 

 さとり様は淡々と指示を返している。

 けれど、疲れていることは見れば分かった。

 

 地霊殿を直す。

 旧都を直す。

 釜の管理体制を作り直す。

 どれも必要なのに、資材も人手も知識も足りていない。

 

 そして何より、お空さんがいない。

 

 その不在が、今もあらゆる仕事へ大きな穴を開けていることを、アタシでさえ感じていた。

 報告書の中には、お空さんなら見ただけで判断出来たことも多い。

 今は複数の者が現場を確かめ、記録を持ち寄り、相談してから決めている。

 

 慎重になった一方で、時間は掛かる。

 お空さん一人がどれほど多くを抱えていたのか、いなくなってから皆が知った。

 

 

『いっそ勇儀を十人くらいに増やせないかしら』

「えっ?」

『何でもないわ』

 

 

 考えていたことが、口から漏れたらしい。

 

 勇儀さんが十人いれば、復興作業は相当早くなるだろう。

 代わりに酒の消費も十倍になる。

 多分、旧都が先に破産する。

 

 笑いそうになったが、さとり様の顔が真剣だったため止めた。

 

 

『明日から、貴女には午前だけ主釜を見てもらうわ。午後は復旧記録の整理をお願い』

「はい」

『クレスタを一人にしても問題なさそう?』

「仕事については、大丈夫だと思います」

 

 

 仕事については。

 

 そこだけは、はっきり区切って答えた。

 さとり様は僅かに眉を寄せたものの、それ以上は何も言わなかった。

 

 クレスタさんは数日前、正式に地霊殿の所属となった。

 逃走した後、崩壊しかけた巨釜の制御室で発見され、重傷を負ったまま三つ目入道の診療所へ運ばれた。

 切り落とした腕は、治療によって再生した。

 一方、顔や翼へ残った火傷は、本人の希望で完全には消していない。

 

 

 ─ 忘れないためですわ

 

 

 以前、クレスタさんはそれだけ言っていた。

 誰に対する、何のための言葉なのか。

 アタシには分からなかった。

 

 お空さんを失ったことか。

 自分が選んだことか。

 あるいは、アタシへ空を託した時の気持ちなのか。

 

 以前のクレスタさんは、顔の小さな汚れさえ異常なほど気にしていた。

 今は焼けた羽根を隠そうともせず、煤色の痕が残る頬をそのまま晒している。

 

 アタシへの態度も変わった。

 親しくなったわけではない。

 許してくれたわけでもない。

 けれど仕事では、アタシの判断を認め、必要な時には迷わず手を貸してくれる。

 

 今は、それで十分だと思っていた。

 

 

「さとり様?」

 

 

 また、考え事へ沈みかけているように見えた。

 

 

『ごめんなさい。今日はもう休みなさい』

「さとり様もですよ」

『私はまだ報告書が』

「昨日も同じことを仰ってました」

 

 

 少しだけ目を細めて見せる。

 さとり様は困ったように、こちらを見返した。

 

 

『では、この束が終わったら休むわ』

「半分です」

『三分の二』

「半分」

『……分かったわよ』

 

 

 満足して頷いた。

 

 お空さんから、後を頼むと言われた。

 その中には、さとり様を無理にでも休ませることも含まれているはずだった。

 

 その時だった。

 玄関側から、何かがぶつかる音がした。

 

 

「誰か帰ってきたんでしょうか」

 

 

 振り返る。

 さとり様の第三の目が、先に相手の思念を捉えたらしい。

 

 

『こいし……?』

 

 

 その声には、僅かな違和感が滲んでいた。

 

 次の瞬間。

 さとり様は報告書をアタシへ押し付け、玄関へ走り出した。

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 

 扉の前に、こいしが立っていた。

 

 

『ただいまー』

 

 

 いつもと変わらない声。

 けれど、その両腕は酷く焼け爛れていた。

 

 袖は肘近くまで燃え落ち、赤黒く変色した皮膚から今も煙が上がっている。

 第三の目へ触れた思念には、痛いという感情がほとんどない。

 

 代わりに、何かを見つけた喜びが溢れていた。

 だからこそ余計に恐ろしかった。

 

 

「こいし!!」

 

 

 声を上げた。

 妹へ駆け寄り、両肩を掴む。

 

 

「何をしたの?! その腕はどうしたの?!」

 

 

 普段の話し方など、保っていられなかった。

 皮膚の状態を見ただけで、直ぐに治療が必要だと分かる。

 それなのに、こいしは嬉しそうに笑っていた。

 

 両腕には、大きな布の包みを抱えている。

 

 

『だいじょうぶだよ。ちょっと熱かっただけ』

「ちょっとで、こんな火傷をするものですか!」

 

 

 叱り付けても、こいしの笑みは消えない。

 痛みを無視しているのではない。

 拾ったものを持ち帰れた喜びの方が、本人の中では強いらしい。

 

 

『お姉ちゃん、見て見て。拾ったの』

「そんな物は後! 三つ目入道を呼んで─」

巨釜(おおがま)の所にあったんだよ』

 

 

 動きが止まった。

 巨釜という言葉だけで、胸の奥に残っていた傷が開く。

 

 

『お散歩してたらね、釜の縁にぷかぷか浮いてたの』

 

 

 こいしは、両腕の痛みなど存在しないかのように話し続ける。

 

 

『取ろうとしたら、急に沈みそうになって。だから、えいって手を入れたの』

「手を……何処へ?」

『溶岩』

「何を考えてるのよ、貴女は!!」

 

 

 自分の声が、地霊殿中へ響いたような気がした。

 こいしは目を丸くする。

 

 

『沈んだら可哀想でしょう?』

「貴女の手が焼ける方が大問題です!」

 

 

 妹の背を押し、廊下の奥へ向かわせる。

 頭では、包みの中身を確かめたいと思っていた。

 

 巨釜から持ち帰ったもの。

 こいしが両腕を焼いてまで救ったもの。

 だが、今は妹の治療が先だった。

 

 

「直ぐに治療します。歩ける? いいえ、歩きなさい。お燐、医療箱を」

『待って待って、お姉ちゃん』

「待ちません!」

『これ、持ってて』

 

 

 こいしが抱えていた包みを、お燐へ差し出した。

 お燐は反射的に受け取る。

 その腕が僅かに沈んだ。

 見た目以上に重いらしい。

 

 

『これは……』

 

 

 お燐の声が途切れた。

 包みへ触れた瞬間、何かを感じ取ったのかもしれない。

 心を読もうとしたが、お燐自身もまだ認識出来ていない。

 

 こいしの背を押しながら、治療の準備へ向かう。

 妹は廊下を進みつつ、お燐の方へ振り返った。

 そして、満面の笑みを浮かべる。

 

 

『よかったね、お燐』

『え……?』

「こいし! 前を向きなさい!」

『はーい』

 

 

 後ろ髪を引かれながらも、まずは妹の治療が先だった。

 お燐と包みを玄関へ残し、こいしを廊下の奥へ急がせた。

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 

 二人の姿が、廊下の奥へ消えていった。

 アタシは一人、包みを抱えて立ち尽くした。

 

 重い。

 ただ重いだけではない。

 腕の中へ収まっているものが、自分でそこに留まろうとしているような重さだった。

 

 布越しにも、内側から温かな熱が伝わってくる。

 巨釜の溶岩から拾い上げたと聞いたのに、焼け付くような熱ではない。

 手のひらを暖める、穏やかな熱だった。

 

 形は、大きな楕円。

 

 胸が速く打ち始める。

 期待してはいけない。

 まだ何も見ていない。

 

 何かを感じた気になっているだけかもしれない。

 それでも、指が震えた。

 ゆっくりと布を開く。

 

 現れたのは、黒い殻を持つ大きな卵のようなものだった。

 表面には、赤と青の細い模様が走っている。

 炎の揺らめきに似た線。

 

 赤い模様へ、ヒダマの火を思い出す。

 青い模様へ、カゼダマの火を思い出す。

 黒い殻へ、最後に火口へ消えた大きな翼を思い出した。

 

 掌を当てる。

 

 ─ どくん

 

 内側から、微かな脈動が返ってきた。

 驚いて手を離しかける。

 卵はもう一度、小さく脈打った。

 

 同時に感じる。

 妖力。

 

 以前より遥かに小さい。

 幼く、形も定まっていない。

 今にも別のものへ混じり、見失いそうな細い気配だった。

 

 けれど、間違えるはずがない。

 何度も隣で感じた。

 

 抱き締められた時。

 仕事を教わった時。

 炎の中で守られた時。

 火口の向こうから、最後に名を呼ばれた時。

 

 同じ形ではない。

 同じ強さでもない。

 それでも、その奥にある温度だけは知っていた。

 

 

「お空……さん……?」

 

 

 卵は答えない。

 名前を呼んでも、声は返らない。

 記憶を取り戻したお空さんの目も、傷だらけの身体も、ここにはない。

 

 それでも、もう一度脈打った。

 アタシの腕へ抱かれたことを喜ぶように。

 

 卵を抱く腕へ力を込めた。

 今度は、落とさないために。

 誰にも連れていかせないためではない。

 

 ここへ戻ってきた小さなものを、今度はこちらが守るために。

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 

 治療を終えたこいしを連れ、玄関へ戻った。

 両腕へ包帯を巻かれた妹は、少しも反省しているように見えない。

 痛みは治療によって和らいでいる。

 それよりも、玄関へ置いてきたものが気になって仕方ないらしい。

 

 

『お姉ちゃん、怒りすぎ』

「怒ります。姉ですから」

『腕はまた治るよ』

「治るから焼いてよいとはなりません」

 

 

 お燐は、卵を抱いたまま私達を待っていた。

 先ほどまでの疲れた顔とは違う。

 

 泣いた跡はある。

 けれど卵を抱く腕には、既に何かを守ろうとする力が宿っていた。

 

 

『さとり様』

 

 

 呼ばれ、卵へ目を向ける。

 第三の目をゆっくり近づけた。

 

 何かはいる。

 生命の気配は確かにある。

 けれど、読むべき思考の形がまだない。

 言葉も、映像も、感情の輪郭もない。

 

 

「心は……読めない」

『お空さんじゃ、ないんですか……?』

 

 

 お燐の腕が強張る。

 否定されたと受け取ったらしい。

 

 

「そういう意味ではないわ」

 

 

 卵の表面へ手を置く。

 微かな脈動と、小さな妖力。

 まだ、心と呼べる形になっていない。

 

 

「生まれる前の命だからでしょうね」

 

 

 けれど妖力は感じる。

 お空と同じもの。

 それだけではない。

 

 赤と青、二つの小さな火の気配も混じっているように思えた。

 三つの妖力は完全に分かれていない。

 重なり合い、一つの命を包む殻になっている。

 

 ただ、今は確かなことだけを伝えるべきだろう。

 

 

「地獄烏には、火の中で生まれ直すという伝承があるわ」

『本当ですか?』

「ええ。古い記録で読んだことがある」

 

 

 嘘だった。

 

 正確には、何処かで聞いたような気がするだけだった。

 地獄烏そのものが極めて珍しい。

 その生態を詳しく記した記録など、地霊殿にも存在しない。

 

 心を読む者として、根拠のない希望を与えるべきではない。

 主人としても、確定していないことを事実のように話すべきではない。

 それでも今の私は、主人としてではなく、お燐へ希望を渡したい者として話していた。

 

 嘘を読まれる心配はない。

 心を読むのは私の方だから。

 そのことへ、少しだけ罪悪感を覚えた。

 

 

「巨釜の火と、お空の妖力が結び付いて、この形になったのかもしれない」

 

 

 推測でしかない。

 それでも、卵から感じるものは疑いようがなかった。

 

 

『生まれるんですか?』

「分からない」

 

 

 そこだけは、嘘をつかなかった。

 

 

「いつ孵るのか。どんな姿で生まれるのか。記憶が残っているのか。何も分からないわ」

 

 

 同じお空が戻るとは限らない。

 名を呼んでも振り返らないかもしれない。

 私達を知らない命として生まれるかもしれない。

 

 お燐の心へ、その可能性が一つずつ沈んでいく。

 それでも、卵を抱く腕は緩まなかった。

 

 

『それでも、あたいが育てます』

 

 

 言った本人が、真っ先に目を見開いた。

 

 ─ あたい

 

 今のお燐が使っている一人称とは違う。

 けれど、聞き覚えのない言葉ではなかった。

 

 かつてのお空が、自分自身を指す時に使っていた一人称。

 お燐が拾われ、名を与えられ、育てられていた頃にも使っていた言葉だった。

 この子が意識して選んだとは思えない。

 それでも、育てると口にした瞬間、かつて自分を育てた者の言葉が無意識から浮かび上がったのだろう。

 

 

『……アタシが』

 

 

 お燐が言い直そうとする。

 

 

『そのままでいいんじゃない?』

 

 

 こいしが笑った。

 

 

『昔のお空みたい』

 

 

 お燐は息を止めた。

 腕の中の卵へ視線を落とす。

 懐かしいと即座に言えるほど、鮮明な記憶が戻ったわけではない。

 ただ、その音を口にした時の感触だけが、胸の奥へ残っているようだった。

 

 

『あたいが、育てます』

 

 

 今度は、意識して言った。

 お空と同じ者になろうとしたのではない。

 かつてお空が自分へしてくれたことを、今度は自分がこの命へ返す。

 その役目を受け取るため、この言葉を選んだのだ。

 

 

『お空さんが、あたいにしてくれたように』

 

 

 暫く、お燐と卵を見つめた。

 かつて私は、拾われたばかりの仔猫をお空へ預けた。

 育て方を何一つ知らない彼女へ、それでも任せると告げた。

 

 あの時も、正しい結果が分かっていたわけではない。

 ただ、お空なら見捨てないと知っていた。

 今、卵を抱くお燐の心にも、同じものがある。

 

 不安。

 悲しみ。

 失うことへの恐れ。

 

 その全てより深い場所に、この命を守るという決意があった。

 

 

「任せるわ」

 

 

 かつて、お空へ告げた時と同じ言葉だった。

 

 

「その子の世話は、貴女に一任します」

 

 

 お燐は涙を浮かべながら、力強く頷いた。

 卵もまた、腕の中で小さく脈打った。

 

 以前と同じお空が帰ってきたのかは、まだ分からない。

 けれど、帰る場所を選んだことだけは確かだった。

 

 




お燐よりも遥かに年上で、身長も高く、強大な力を持つお空が
原作のようにお燐と対等の立場となるにはどうすべきか。
また一人称の違いにも意味を持たせるにはどうすべきか。

当の二次創作を考えるにあたり、この結果となることは
最初の構想から決まっていました。
ただヒダマ・カゼダマがここまで密接にからむことになるとは思っていませんでしたが。

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