からすとこねこ   作:ビーグル

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この作品は、東方Projectの二次創作です。
オリジナル展開、オリジナルキャラの要素を多分に含みます。
それでも良いと言う方は、ぜひ一読下さい。

危機はやってきて初めて危機だったとわかる
いつだって物事は後の祭り


それでは、どうぞ


第八話 「愁眉」

 

お燐やヤマメたちと食事会を行った翌日。さとり様より勅命を賜った。

焦熱地獄の”巨釜”が再び暴走の兆候を見せたことから、現地の調査をせよとの事だった。

通報者はカゼダマだったらしく霊気にあてられたヒダマは未だ本調子ではないという。

 

巨釜(おおがま)”と言えば自分にとってみれば正に因縁の場所だ。

余程の事が無い限りは近づこうとさえ思わない。

 

 

 「あの時のツケを返しに来た、と言ったところか」

 

この”巨釜”は地霊殿の真下にあるものよりも規模が大きく、稼働年数もとても長かったらしい。

そのため放棄され管理が行き届かなくなってからは、劣化による崩壊が至る所で発生し、慣れている者でさえ身を滅ぼしかねない大変危険な場所となっている。

地霊殿や旧都から離れた位置にあるため、今のところ主要な居住区域にまで被害が及んでいないのが救いと言える。

 

巨釜の異変だけでも気は重い。

加えて旧都の者たちと顔を合わせる可能性を考えると、尚のこと足取りは鈍くなる。

ヤマメとは話が出来た。パルスィとも以前と変わらず接することが出来た。

だが勇儀とは、あの日以来まともに言葉を交わしていない。

 

今は仕事だ。私情を挟んでいる場合ではない。

そう自分に言い聞かせながら、獄炎の灯りへ向かって翼を進めた。

 

 

 

 

遠くからでも周囲を照らしていた獄炎が、直接見える位置まで来た。

未だ距離が有るのに僅かにチリチリとこの身が焼ける匂いがする。

既に異常な熱量を放出しており、脆い岩石類はそのほとんどが溶解し、地表に堆積している。

様子を見るためにも歪な岩場に注意しながら、徐々に高度を落として着地する。

 

「既にここまで… まずいな」

 

昨日の段階では、カゼダマが異様な霊気を感じたという程度だった。

それが僅か一日で、ここまで被害を広げている。

暴走は既に兆候などという生易しい段階を越えつつあった。

 

以前は暖かい岩盤が広がっているだけの場所だったが、地割れと溶岩流によりその様相を大きく変えていた。

火口の縁は鎮圧当時よりも更に広がっており、足元の亀裂は大型の妖怪さえも飲み込むほど巨大になっている。

所々に開いた穴からは、行き場を失った炎が轟々と吹き出している様子が まさに─

 

 

「まさに地獄の再生だ」

『お前にしては洒落た言い回しだな』

 

豪放磊落、その表現がピタリと当てはまる声が聞こえる。

耳に馴染んだ下駄の音と合わせ、不規則に鳴る鎖の音に思わず顔を上げた。

 

『事態は思ったよりも深刻、ってか?』

「勇儀… 何で─」

『何でここに居るんだ─ なんて言うなよ。”巨釜”の異変だ。 お前らだけの問題じゃないのは重々承知のはずだろ』

「それは、そうだな」

 

地底全体に関わる一大事となれば、旧都に幅を利かせている勇儀が出てこないはずはない。

それはもちろん理解している。だが様子見だけならわざわざ出向くこともないだろう。

こちらの考えを読んでいたかのように、勇儀はわざとらしく肩を上げた。

 

『いつもなら下っ端共に見に行かせる所だが、事が事だからな。自分の目で見ないと気が済まねぇ。 それにスキマ妖怪との取り決めも有るからな』

「相変わらず義理堅いな」

『茶化すんじゃねェ。あと… ああいうのを他に任せるのも気が引けるんだ』

 

 

そう言って少し離れた所を指さす勇儀。

そこには釜の火で焼かれたであろう、妖怪達の残骸が転がっていた。

近辺で活動をしていた者たちだろうか。

釜から溢れ出た炎を浴びたことで、元の姿を想像することも出来ない程に焦げ付き、岩と区別もつかなくなっている。

 

兆候が報告されてから、まだ一日しか経っていない。

それなのに、既に犠牲が出ている。

よくよく見れば、それぞれの亡骸は重ねられておらず、並んで置かれていた。

決して丁重とは言い難いが、勇儀なりの弔いの意思は見て取れる。

こういう所は昔から変わっていない。少しだけ安心した。

 

「お前が集めてやったのか」

『見る影も無いとはいえ、転がしとくのは可哀想だ。この中に知り合いが居たかも、と思えば尚更だろ』

「ああ…」

 

 

辺りを見回せば、岩陰や亀裂の間にも焼け焦げた亡骸が幾つか残されていた。

勇儀が見つけた者だけではなかったらしい。

二人で残る亡骸を拾い集め、先に並べられていた者たちの隣へ置いた。

それを終えてから、改めて釜の様子を窺う。

 

上から見た時と変わらず、今にも吹き出して来そうな火が溶岩の表面を走り回っている。

それは過去に見た光景を図らずも想起させるものだった。

 

当時はあのさとり様でさえ明確な解決法が見出せなかったらしい。

あたいはとにかく無我夢中だったから、力業で無理やり解決させた事は覚えている。

しかし暴走を抑え込むまでの間に、地霊殿に居た多くの動物たちが焼け死んだ。主はその時のことを未だに夢に見るという。

 

『仮の蓋をしたと聞いたが、実際にはどうやったんだ?』

「釜の内側の岩石を削り落としてそれで蓋をした。いや、埋めたといった方が正しい。

 そこへ私が妖力を撃ち込み、ようやく炎が溢れ出るのを抑え込めた。

 だが、あの方法で釜の均衡を崩したのも事実だ。今回の再暴走も、恐らくは──」

 

 ─あたいの不手際だ

 

小さく呟いたつもりの最後の言葉は、地獄耳には筒抜けだったらしい。

 

『そう思ってんのはお前だけだ。お前の判断は正しかった。仕方なかったんだ。』

 

勇儀の声色はいつになく優しいものだった。

あの異変の後、多くの者から今の勇儀のような労いと、同じ位の感謝の声を聴いた。

自分でもやるだけの事はやったつもりだ。しかし同時に「他にもっと良い方法があったんじゃないか」とも思ってしまう。

力の大小はともかく、地底には知恵のある妖怪も沢山いる。勿論さとり様も其のお一人だ。

その者たちの叡智を集めれば、違う手段での解決も有り得たのではないか。

 

そう、思わずにはいられない。

 

 

『誇れとは言わん。せめて嘆くな。何もできなかった奴らがもっと惨めになるだけだ』

「分かってはいる。いるんだが…」

『そもそもお前は頭を使うだけ無駄だ。心だけに留めとけ』

「失敬だな」

 

嗚呼─

思わず、ここに酒が有ればと考えてしまった。 このやり取りが、ひどく懐かしい。

 

 

 

一通り辺りを見回った後、制御室の中を調べることにした。

普段仕事で扱っているモノとは形状が異なるが状態を確認することなら可能なはずだ。

しかし只でさえ劣化が進んでいる上に獄炎に巻かれているため、その作業すらも十全にいくのか判らない。

不安要素が余りに多い。

 

制御室に立ち入るには火口の中に降りる必要があった。

釜の壁沿いに作られた階段を下った先に有り、地表よりも炎に近くなるため危険度はさらに上がる。

新しい釜であれば調整室が別にあり、今回のような非常事態にはそちらで作業をするが、もちろん此処には無い。

 

『中に入るなら気を付けろよ。天井もあちこち崩れかけてる』

「ありがとう、そこまで調べていてくれたんだな」

(つい)でだ。』

「なるほど。貸しにしておいても良いぞ」

 

 

先導を買って出た勇儀を前にし、制御室へ向かって階段を下り始めた。

 元より簡易的な造りだったせいもあり、段が欠落した部分がかなり多い。

  少し衝撃を与えただけでも崩落しそうな気配もする。

よりにもよって力自慢が二人も揃っているのだ。二人して抜き足差し足で進む様は、我ながら滑稽だった。

 

『手間賃代わりにと言っちゃ何だが、一つ頼まれて欲しいんだが』

「おい何だ、今言う事か? せめて段の下まで降りてからにしてくれ」

『…悪い』

 

勇儀らしくない、気まずそうな顔を見せられ、一旦扉の前まで来て小休止を挟んだ。

何故かは分からないが、普段とは違う様子にこちらも身構えてしまう。

 

『そのォ・・あれだ。地霊殿に居るだろ、火車の─』

「お燐だ。火焔猫(かえんびょう)(りん)

『そう、その子に・・ 何て言うかその。 話を、だな・・』

 

勇儀がお燐に話を…?

もしやあの日の事を言っているのか。

 

「勇儀。あの時は済まなかった。私も気が動転していたらしい」

『はァ? おいおいおい、お前が謝るな。 悪いのはこっちだろ!』

「お前も良かれと思ってやった事だ。分かっていたのに、あたいは──」

 

気付くと勇儀は怒りの形相で目の前に立っていた。

なぜ怒っているのか。その理由が判らずにいる事すら腹を立てているように見える。

程度の大小は有れど、ここまで必死な顔はあまり見たことが無い。

 

『お前がどう思っているのかは関係ない。これは私のケジメだ。』

 

義理堅いと言うべきか、不器用と言うべきか。

だがこれが鬼という種族の在り方であると、その表情が物語っている。

ならば自分がしてやれる事をやるだけだ。

友として な。

 

 

「分かった。あたいが間を取り持ってやる。ちゃんと自分の口で話せよ」

『助かる! この借りは絶対に返すからな!』

「これで貸し借り無しじゃなかったのか?」

 

先程までとは打って変わり、意気揚々と制御室の扉を開こうとする勇儀。

 

友として手を貸す以上、失敗は許されない。

あたいは常日頃から持ち歩いている手引書──

お燐と接する際の注意事項を十項目にまとめた『お燐の十戒』を、静かに勇儀へ差し出した。

 

『いや。ソレは要らん』

「何でだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凄い今更な話だけど、うちの地獄烏はヒトを見る目が無いんじゃないかしら。

 

件の”巨釜”調査にお空を向かわせてから既に半日近くが経とうとしていた。

特に問題が無ければすぐに戻ってらっしゃいと言っていたのに未だ帰っていない所を見ると、それだけ対処が困難な状況になっているのだと判る。

 

前回の暴走時と比べれば、まだ崩壊は進んでいないと踏んでいる。

けれど、以前のお空でさえ妖力の半分近くを失った場所だ。

状況次第では、大怪我を負うことだって有り得る。

本音を言えば無理をせず、調査だけ済ませて帰ってきてほしい。

 

しばらくは”巨釜”の対処に専念させたいと思い、彼女が普段行っている地霊殿の真下にある焦熱地獄は助手のクレスタ=エルウインドに任せようと方針を立てた。この点は特に可笑しい事は無い。

普段はお空のサポートで動いているわけだし、技術的にも人格的にも問題ないと報告は受けていた。

はずなのに─

 

 

「お空が居なくて大変でしょうけど、頑張って頂戴ね」

『はい、お任せください。  (冗談じゃないわよ ク●チビ)』

 

 

コイツを居候にしたのは間違いだったわね。

 

 

----

 

 

クレスタの脳内罵倒を受けつつ、彼女を連れ立って焦熱地獄の制御室へ向かった。

実を言うと彼女が働いている場面はそれ程見たことが無く、想起ではない自分の目で確認しておきたかったと言うのが本音だ。

仕事っぷりを見せてと言った時のクレスタの超嫌そうな顔は印象的だったけどね。 夢に見そう。

というか一応家主なんだから丁重に扱って…?

 

 

お空の事は信頼している。それは誓ってもいい。だが致命的な欠点がある。

私に対して、必要以上に見栄を張る傾向がある。

自分の苦労は小さく、他人の働きは大きく報告するのだ。

本人は良かれと思っているので、責任者(わたし)同僚(クレスタ)後輩(お燐)も、強く咎めづらい。

いや、私がその癖を矯正すべきなのは判っているのだけど。言うて面倒だし……。

 

 

現地に向かう間に会話は一切なかった。

小さく心の声が漏れ聞こえてはいるが、無意識なのか意図的なのか判らない。

コイツの性格からしたら後者でしょうけど。

 

 

『如何でしょうか、さとり様。   (こっちも暇じゃないんだから)

 どこかお気に召さない点があれば遠慮なく仰って下さい。(いい加減に帰れよ ク●が)』

 

 

う~ん。 凄くドツいてやりたいわ。

でも私は大人だし、雇い主だもの。寛大な気持ちで受け止めてあげなきゃね。

 

 

「いいえ、問題無いわ。これなら直ぐに独り立ちも出来そうねぇ。どう、考えてみない?」

『そんな‥滅相も有りません!       (おい、妙な事を考えやがったら)

 未だお姉様の足元にも及びませんから。    (只じゃおかないわよ クソチビ)』

 

 

とうとう伏字すら外してくるなんて、弄り甲斐があるわね。

いっその事、パルスィと二人きりで放置してみたい。

…あぁもう経験済みなのね。

ワロス。

 

それはさて置き。

そろそろ本題に入っておかないと時間が勿体ないわね。

 

クレスタがお燐を好いていないことは、初めから分かっている。

けれど、この子はお空が悲しむような真似だけは絶対にしない。

お燐に危害を加えれば、誰よりもお空が傷つく。それを理解できないほど愚かではないわ。

それに、いつまでも互いを避け続けていては何も変わらない。

お空を介さず二人が関わる機会を作る意味でも、これは悪い選択ではないはず。

 

 

「実は貴女にお願いがあるのよ。勿論、お空にも関係する事でね。」

『…伺いましょう』

「私はお燐を、地霊殿における重要な役目に就けたいと考えている。

無論、今すぐの話ではないわ。 差しあたって現在の死体運びの仕事の合間に、焦熱地獄の調整を覚えてもらいたいの」

 

 

判りやすい位に顔を歪めたわね。

見ていて実に愉快だわ。

 

 

「基本的に教える役はお空にお願いするつもり。貴女はそのバックアップね。」

『ワタクシは地霊殿の居候であり、お姉様の助手です。  (クソがクソがクソが…)

 拒否する言葉は持ち合わせておりません。       (クソがクソがクソが…!)』

「快い返事が聞けて嬉しいわ! スケジュールは追って知らせるわね。」

 

 

決まった。

我ながら極上の笑顔を見せられたであろう。

 

彼女に背を向け制御室を出ていく間にも、相当量の怨嗟の念を浴びせられた。

初めは辟易していたそれすら今となっては心地よい。

ハーピー特有の下品な罵声のオンパレードを歓声に変え、私は意気揚々と館へ凱旋した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はお空さんもさとり様も出掛けてしまっていたので、旧都へ足を運んでいた。

というのも地霊殿以外では知り合いも居らず特に行く所もないからと言う、寂しい理由のせいだ。

 

「そういう訳ですので夕食をご一緒にどうかと」

『ヤマメさんの事を呼べば来る都合のいい女みたいに思ってないかい お燐』

 

一応否定はしたけど、誤魔化すのが大変だった。

旧都に行けば大体会えて、誘ってみれば大体一緒に居てくれる貴重な友人。

それがヤマメさんとキスメさんだ。正直に言えばその通りだったけれど、都合のいいという言い方は流石に悪い。

 

 

「ごめんなさい… ご迷惑でしたか?」

『判った、悪かったからその上目遣いを止めな』

「えへへ」

『全く…悪い癖ばかり身に付けちゃって。誰に教わったんだか。』

 

 

どう考えてもヤマメさんからではあったが、勿論口には出さなかった。

人望の厚いお空さんを真似しようにも今のアタシには実力が伴わない。

そのため対人スキルを身に付けるにあたり、ヤマメさんの真似をするのが実は効果的であると最近分かってきたのだ。

 

 

『ただ星熊の姐御には気を付けなよ。下手なおべっかは逆効果だからね。』

「う… その星熊勇儀さんについてのご相談も有ったんですが…」

『へーそうかい。 急用を思い出したよ。』

 

 

(おもむろ)に席を立とうとしたヤマメさんの服を、キスメさんと一緒に捕まえる。

 

「お、お願いですから聞いてください!」

『絶っっ対に面倒な事になりそうだからイヤなんだよ!』

「何でも良いから相談しろって言ってたじゃないですか!」

『言わなきゃよかったわ…』

「ひどいっ!」

 

 

服にシワが寄ったと文句を言っていたが、キスメさんが膨れ顔を見せると途端に黙った。

ヤマメさんも本気で嫌がっていた訳でもないらしく、お酒が運ばれてくる頃にはいつもの感じに戻っていた。

 

 

『んでぇ? 姐御についての相談って何さ?』

「はい。いつまでも避けている訳にもいきませんから、一度きちんとお話をしたいと思っているんです」

『それ、(うつほ)は何て言ってんだい』

「いえ‥お空さんにはまだ何も言ってません」

 

 

ふぅん、と気のない返事をしながら、ヤマメさんは一杯目の盃を空けた。

そこへすかさず酒を注ぐと僅かに笑顔を見せてくれた。

 

 

『空に黙って会おうとしてるのは、別に空と折り合いが悪いからじゃないんだろ?』

「え? はい、別にそんな事はないです。 やはり先にお空さんに話すべきでしたかね」

『いやいや! そういう意味で言ったんじゃないよ。ごめんよ勘違いさせて。

 ただ姐御の事となると、お燐や空にとってデリケートな話題かと思ったから念の為聞いてみたのさ。』

「はぁ…」

『あとはまぁ、私のアドバイスだと(かえ)って不安にさせちまいそうでさ』

「そんなことはないと思いますよ?」

『お燐はかわいいねぇ』

 

そういうとわしゃわしゃと頭をなでられた。

撫でられた理由が分からないが、それでも顔がほころんでしまう。

 

あぁ、こういう時がずっと続けばいいのに。

 

 

ここ数日、もはや慣れつつある地の底から響くような小さな揺れを、お尻に感じながら──

アタシは何事もなかったように、ヤマメさんの杯へ酒を注いだ。

 

 

 




約7年ぶりとなりました。6年と10か月くらいです。

詳細っぽいのは活動報告に記載しましたが
この更新再開でなんとか終結までは続けていきたいです。


大きなカラス・お空さんと、小さな猫・お燐ちゃんの
ほのぼのストーリー(当社比)を最後まで見て頂ければ幸いです。
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