アイドルウォーゲーム   作:エステバリス

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 「ある日」は「唐突」にやってくるので「伏線」は放棄してもいいかな? っていう作品かもしれない。




2013年 ノストラダムス杯
唐突に始まるIdola's Life


 

 

 カタカタカタ、とパソコンを打つ音だけが木霊する。

 パソコンを打つ私は血色を変えながら一心不乱にコードを打ち続けている。

 

「はは、ははは、ハハハハハハ!! これで出来る! ようやっと、ようやっとだ!」

 

 楽器を適当に叩くかのように力強く押されるキーボード。顔はみだりに荒れ、髪や肌、目のクマなどはもう性別を疑う程手入れがなっていない有様だが、構うものか。

 

 ――世界の終わりは近い。

 

「調教機能の調整に約2日! トーンの変化や常に変わり続ける状況に対応できる機能に1週間! それをベースに『設定どおり』の性格を反映した性格設定ができるように調整するのに2週間! ハハ、フハハ!!」

 

 一心不乱に笑いながら叩き続ける私。しかし、ようやっと、という言葉が示す通りもう終わりはすぐ。雑な手の動きはそれから程なくして止み、右手の人差し指をピン、と立てる。

 

 ――力を振るえ。誰より輝く一番星と成れ。

 

「私はさぁ!恋愛は()()()()()()()んじゃなくて()()()()()()()()派なんだよねぇ!

 事故は遭うより起こす派!

 嗚呼、あと一歩!そう、そうだとも! 私の、私の――」

 

 このチャンスに恵まれてから少しずつ挟んだ休息を含めても数日間寝ずにいるせいで妙ちくりんな言葉回しになっているが、それほどテンションが上がっているという事でもある。

 そしてそのまま流れるようにカチ、という音が機械的に部屋に鳴り響く。

 押した! 押したぞ! 押してしまった!! これであとは全データが移るのを待つだけ!

 嗚呼、待っていてね。私は待てないが、待っていて! 私の、私の!

 

 ――世界の呪いを(ほど)くのは貴方達の誰か五人。

 

「私の、(アイドル)ッッ!!」

 

 いつだって人は好きな何か(偶像)追い求める(実現する)為ならば、些事なんて捨ててしまえるのだ。さあ、泉の女神の質問だって今この行動を伴って真摯に答えてやろう。

 

 ――目指せ、登れ、辿り着け。

 貴方達は我々の生存を賭けた、最強のイドラ(偶像)候補。

 

◆◇◆

 

 日本という国は今日も平和だった。

 

 経済赤字だの、赤字にならないと国が回らない国だのと言われている割には、議員が多額の資金を使って行う国会で眠るわ結局結論らしい結論をつけずに罵倒合戦に発展するわと、端から見ると滑稽極まりない光景だが、それでも日本は平和に回っていた。

 

「『しかしそれは平穏の裏にある滅びの前触れでしかない。その事実を知っているのは私を含めた、ごく少数の人間に限られている』……なんか違うなぁ。

 なんていうか、これじゃありきたりで名作感のしない導入というか、なんというか……」

 

 東京のとある場所で歩きながら携帯電話を弄る少女が一人。彼女、清水(シミズ)(ソウ)は所謂ネット小説家であった。

 小説家、といっても別に有名な訳ではない。むしろマイナーだ。お気に入り登録件数を見れば彼女が一番書いている小説のお気に入りはギリギリ四桁を行くか行かないか。所謂、『別に有名ではないけど駄作極まってるわけではない』という至って普通のネット小説家だった。

 

 何故小説家?と問われると彼女は申し訳なさそうに「暇潰し」とだけ答える。

 御大層な理由はない。ただ単になんとなく、取っつきやすいイメージがあったから取っついただけだ。事実、書いて投稿するだけなら驚くぐらいに簡単なのが小説で、しかし書く過程にまず予想外に文字数を使うのもまた小説だったりするわけで。

 

(そういう軽はずみな思考をしてるからこんな酷い出来でもなければ人に知られる訳でもない出来に収まるんだろうなぁ)

 

 小説を投稿するサイトにいる以上、ほんの少しであれ周囲の反応や自分の作品の出来映えは気にする。

 その癖満足行くまで書き込む事は暇潰しというメインスタンスに反するせいでやることはない。

 やる事為す事が大抵中途半端に終わる颯は半ば日常となった学校祭の準備の手伝いに駆り出され、疲れたなぁと思いながらも帰路に着く。

 

「そういえば今日はお母さんも仕事遅くなるんだっけ?

 どうせ何もないだろうからスーパー行くか……」

 

 何気ない日常を何気ないとすら思わない。良くも悪くも普通で、強いて言えば少しだけお人よしで自分の優先順位を下げるきらいがあって、別にさしたる興味もない癖に今日学校祭の手伝いを引き受けたのだって彼女の気質による問題だ。

 

 体型は気にしてそれなりに整っているが出不精(でぶしょう)なせいで肩を痛めながら、それが『何気ない日常だ』とだけ小説に書き残して顔を上げる。

 

 ――其処に、非日常の権化が見えた。

 

「――あ?」

 

「う、ン?」

 

 俗物的な言い回しは恐らく無為で冒涜的。女の目で見てもそう言わせしめる少女。言わば、人形の少女が右手に近場のドラッグストアのレジ袋を下げながら颯の目の前に立っていた。

 彼女はあどけない瞳で目が合った颯を見つめ、カクリと首を傾ける。

 

「どうか、しましたか?」

 

「え? あ、いえ、えっと」

 

 少女はまるでアニメでいうエフェクトがかかったような不思議な口調で問うて来たので、覚えずしどろもどろになる。

 突然目の前に人形みたいな少女が現れ、その少女が不思議な声をしているとして。なんと答えるべきかという答えを持っている程颯はアドリブに強くはなかった。

 むしろ不思議な声という奇天烈な人物とすぐ話ができるような者がいるなら早くこの場に呼び出して欲しいだなどと、おかしな方向に思考が拗れた颯はまだ冷静な方なのかもしれない。

 いや、どちらかと言うとここで褒めるべきは颯ではなく少女の非実在性少女感を台無しにしてくれる、彼女の持つレジ袋だろうか。

 

「ごめんなさい、ぶつかっちゃって」

 

「あ、いえ。むしろこっちがごめんなさい」

 

 少女はどこか感情の乗らない声でそう言う。颯はどうにも聞き覚えのあるような、しかしマトモに聞いた覚えはないような気がする不思議な感覚に襲われている。

 何か、非現実的な要素があったような。そう思うのだが目の前の少女は紛れもなく現実にあって。

 

「………」

 

 じっ、と今度は少女が颯を見つめる。人との目立った交流のない颯は気恥ずかしそうに目を逸らして返事をする。

 

「な、何」

 

「……いいかも」

 

「は?」

 

「うん、いい。決定。貴女だ」

 

「何が」

 

 その質問に少女は微笑むだけで返答をしない。彼女は颯の手を左手でガッシリと掴むと、レジ袋を持っているものの、手透きと称する事ができる状態の右手の人差し指を自分の唇に持っていく。

 

「着いてからの、おたのしみ」

 

 卑怯な顔じゃないかと颯は思う。同性なのに思わずドキリとする容姿で、ドキリとする表情と仕草をするなんて卑怯だ。

 

「着いてからって!」

 

「言ったら、きっと聞かないから」

 

 だったら尚の事! と言いたげだったが、その指を流れるように颯自身の口元に持っていかれる。

 まるで颯のように対人慣れをしていない人への対応に慣れているような仕草で、思わず閉口してしまう。

 結局、颯はよくわからない人形の少女に連れられて何処かに向かう。

 

 大通りから正直誰も通りたくないような荒れた路地裏を抜け、誰も知らないような場所から小綺麗な建物の中に案内される。路地裏を通って来たからなのか、正直びっくりする程場違いな清潔感だった。

 

「ここ」

 

「ここって……」

 

「事務所。の本山」

 

「本山……?」

 

「そう言うとちょっと、語弊あるけど」

 

 言いながら少女はてくてくと、やはり颯の腕を掴んだまま屋内に入っていく。

 

「ここ、ちょっと変な人……? 達がいるから。ちょっとだけ注意するといいかも」

 

「かもって。ちょっとだけって」

 

「でも基本的に()()()には優しいから、そう畏まる必要はないかも」

 

「希望的観測に過ぎないかな……」

 

「私はそういうの、わかんないから……ここ」

 

 颯を連れた少女が止まったのは大仰な金色のプレートに『special room』と書かれた扉の前だった。

 何かのお偉い様なのだろうか、と思うまでもなく少女はコン、コン、コン、とドアを三度叩く。

 

「こういう古風な週刊には煩い方もいるから、入る時は3回」

 

「はあ……ノック3回」

 

『そのテンポと音調のノックの仕方はミコ? どうしたの』

 

「はい、新しい候補さんを見つけてきましたので、連れてきました」

 

『候補? ……いや悪い。サラは今旦那とネトゲやってる』

 

「また?」

 

『またよ。とりあえず入って構わないけどあの子が計画の本筋にある以上本番には入れそうにもないかも』

 

 颯にとってはいまいちとりとめのない言い回しの会話だったが、どうやら中に入るように促されている事だけは解る。

 ひとまず颯はどういう話になるのかが気になって仕方がない。突然見知らぬ女の子に人通りのない路地裏を経由してよくわからない建物に連れ込まれたと思えば偉い人と突然話せと来た。

 コミュニケーションに関して大した障害を患っていないにせよ突然そんな状況に追いやられたら誰だって何故、どういう意図で、と気になってしまうものだ。

 

「失礼します」

 

「え、っと、失礼します」

 

 堂々と入室した少女――ミコと呼ばれていた――に続いて、しかし少し遠慮気味に颯も入室する。

 そこにいたのは目に濃い隈を浮かべながら何かの書類を見ては丁寧に重ね、見ては重ね、の繰り返しをしているメガネに青い髪の女性がいた。

 ミコについても現実離れした外見だなあと思っていたが、この女性に関してもそれは当て嵌まる。ミコを人形のようだと称したが、彼女は神秘的と称するのが正しい評価かもしれない。何が、と言われると非常に困るのだが強いて言えばそういうフィーリング的な側面が大きいとでも言おうか。

 

「その子が今言ってた候補でいい?」

 

「はい。恐らくはサラちゃんが適正だと思うんですが」

 

「そうか。それでは……キミの名前を聞かせて貰いましょうか」

 

「えっと、清水颯。17歳です」

 

「では颯、と。私は……まあ名前は後にしておきます。

 まず前提として……これから話す事に幾つか言わねばならない事があります」

 

「言わねばならない事?」

 

 そう、と言うと彼女は陽射した窓を鬱陶しがるように遮光フィルムを下ろし、机を整理して肘を置き、両手を組む。

 

「一つ、この件を口外しない事」

 

「……確認ですけど、仮に言ったら?」

 

「聞きたいかしら?」

 

「いえ、イイです」

 

「殊勝でよろしい。

 二つ目、これから話す事に嘘はない。これは私達が保証します」

 

「そんなに疑わしい事なんですか……?」

 

「今の時代を生きるキミ達からすれば普通そうなるわ。

 それでも事実は事実。昔バイロンくんも言っていたわ。『事実は小説よりも奇なり』と」

 

「心に留めておきます」

 

 颯の発言の後、女性はうむ、とだけ頷いてとりとめもなく語り出す。

 

「じゃあ、颯は神話についてどれくらいの知識があるかしら?」

 

「は? 神話ですか? それなら……かじる程度には」

 

 小説のネタ探しにね、と心中で付け足す。誰かに見せるのが気恥ずかしいのでそれを口には出さないが。

 

「知っているなら話は早い。アレは基本的に全部事実よ」

 

「え?」

 

「事実よ」

 

「……はあ」

 

「信じていないわね」

 

「それはまあ、再三注意されたとはいえ、そんな事を突然言われましても」

 

 そう思ってしまう方がむしろ普通だろう。彼女にしてみればいきなり「頓珍漢な神話が事実だったんだぜ~」と言われればそんな感想が出る方が妥当である筈なのだ。

 颯の覚えが正しければ神話は様々な場所で造られていて、『神話』という全体の中に『ギリシャ神話』『インド神話』といった風に神話毎の矛盾点が無視できるようにカテゴライズされている筈なのだ。

 ようするに神話が全て事実である、という言葉を鵜呑みにするにはあまりにそれぞれの神話を掛け合わせた時の矛盾点が多すぎるのだ。

 

 というかそもそもの話、神話などは徹頭徹尾非現実的な要素だらけであまりにも説得力が感じられないのだ。

 

「わからない事もない。だが事実は小説よりも奇なりという言葉もまさしく事実なのよ。

 そもそもの話キミ達人間は色々おかしなところだらけ。神様だの神話だのを実在すると言えば否定する癖をして、神社に訪れれば神様お願いと祈り、ピンチになれば神様どうにかしてと神頼み。ダブルスタンダードもいいところだと思わない?」

 

「は、はぁ……ごめんなさい?」

  

 なんだかおばあちゃんに怒られているような感覚だ。おじいちゃんおばあちゃんに説教を貰った事のない颯にとってはどうにも初めての感覚で、怒られている筈なのにむしろ何処かしらの安心感すら感じた。

 もちろんというかなんというか、それもどうやら見抜かれていたようなのだが。

 

「しかし口だけなら幾らでも言えるというのは事実。そうね……証拠、証拠か。ミコ」

 

「はい。ミューズ様」

 

「みゅっ……」

 

 その名前を聞いてぎょっとしてしまった。その名前は確かに神話に出てくる女神の名前だ。だがその名前を彼女一人が名乗るというのは颯にとって違和感があり、それがまた別の不信感をよぎらせる。

 仰天と不信が居れ混じった目でミューズを見つめていると、何か不快そうな目で見られているのが解る。

 何か不躾な態度を取ってしまったのだろうかと思ったが、すぐにそんな筈はないと自己完結する。

 

「ならこういうのはどうでしょうか。

 ミューズ様はこれから颯さんに一つ、使い捨て(インスタント)の権能を与える。颯さんはその力をその場で使う。

 それが一番手っ取り早いし、私達も面倒が少なくて済みますよ」

 

 サラリと何かとんでもない事を言われたような気がする。権能を渡されるって。仮に事実だったらそんなトンデモパワーに自分が耐えられるかが心配なのだが。

 

「成程。それじゃあ送るわ」

 

「え、ちょっとまっ」

 

「はい完了。それじゃ、()()()()()()

 

「は? あっ―――」

 

 ミューズがそういうや否や颯の右手が勝手に動き、誰も腰かけていないボロボロのソファに手が勝手に翳されて呆気なく瓦解した。

 

「……はい?」

 

「これが私の持つ権能『造物』。それの一端……だったんだけど。

 まさかオンボロを直すついでに使わせた筈が、権能が逆転した……?」

 

「権能が逆転……そんな事有り得るんですか?」

 

「普通はない。……でも、可能性が無い事はないわ。

 いやでもまさか……こんな事があるなんて。これは無理くりにでも出てきてもらうしかないかしら……?」

 

 途端にミューズはぶつぶつと独り言を呟き出すと部屋から出ていった。会話の流れからして自分は何かをやらかしてしまったのかと気が気でなく、思わず横にいたミコに耳打ちする。

 

「わ、私何かやらかしちゃった……?」

 

「うん、まあそれはもう盛大にやったと思うよ」

 

「そ、そっか……ごめんなさい」

 

 思わず、しゅんとなるがミコはううん、と首を振るとレジ袋からコーヒー豆を取り出し、部屋の棚からカップとコースターを引っ張って四杯のコーヒーを淹れる。

 

「インスタントだけれど、あったかいのどうぞ?」

 

「ど、どうも……ごめんなさい」

 

「そういう時は是非にありがとうって言って欲しいかな」

 

 えへへ、と不思議なエフェクトが掛かった声で微笑む。本当に女視点でも卑怯な華憐さだと何度でも思わせる不思議な魅力を感じる少女だった。

 

「じゃ、じゃあありがとう……えっと、ミコちゃん?」

 

「どういたしまして颯さん。あと私はミコでいいよ。

 はい、腰かけて」

 

「あ、うん。なら私も颯でいいから」

 

 遠慮気味に腰かけた颯の隣にさも当たり前といった風にミコが座る。

 見てくれではこれが彼女の自然体に見えるのだから(タチ)が悪い。いや、本当にそうなのだろうが。再三に渡って颯の勘頼りの話になってしまうが、彼女の整い過ぎた体つきや顔立ちといいもあってか違和感がない事に違和感があるのだ。

 そんな事を思うのは申し訳の無い事だとはよくよく解っているのだが、どうにもその疑念を捨てられない自分は本当にどうかしている、と思ってしまう。

 

(いやに卑屈。私の悪い癖だよ)

 

 二人はその後も他愛なく雑談を交わしながら時間を潰す事10数分。ようやくミューズはボサボサな緑色の髪を無造作に伸ばした、どう見ても寝間着姿な女性を連れて戻って来た。

 

「待たせてごめんなさい。ワンゲーム終わるまで待たされたわ」

 

「カツ丼食うまでがFPSだっての……で、そこのがさっき言ってたの?」

 

「そうよ。ほら貴女が最適任なんだからさっさと自己紹介する」

 

「ハァ、だっる。

 え~と、清水(キヨミズ)大仏クンだっけ?」

 

清水(シミズ)颯です」

 

「あ、そうだった。アタシはサラスヴァティ―。適当にサラ子とかでいい」

 

「……本当に神様の巣窟なんだね、ミコ」

 

「そうだよ。ここはそういうとこだからね」

 

 颯とミコの反対側にあるソファに着いてインスタントコーヒーに砂糖をドバドバとなるだけ流し込んで飲むサラスヴァティー。ちょっと胃に悪そうだった。

 そしてミューズも座って、彼女は100%ブラックでコーヒーを一口含むと、真剣な面持ちで颯に向かう。

 

「さて、あれこれと長引かせても仕方ないわ。清水颯さん」

 

「え、はい」

 

 ミューズはどこからか一枚の名刺を出して颯に渡すと、メガネをクイ、と押し上げる。目の隈が隠れて美人度が少し増した。

 

「えっと……株式会社Y・H・W・H・プロダクションプロデューサー……文山(フミヤマ)(ユカリ)……?」

 

「貴女は本日付けでこのジェホプロの所属アイドルとして活動して貰う事になりました」

 

「あ、因みにプロデュースするのはアタシなんで、シクヨロ」

 

「……………………………は?」

 

 まるで意味がわからないままになぜかアイドルとしてスタートを踏み切る事になったなんて言われれば大体の人間はそう返すに決まっているのだった。

 

 






 アイカツ! の始まりも「唐突」にやって来る。

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