東方妖精録 作:きりたんぽ
原作をプレイしてないのって意外と辛い
「よーい………始め!」
霊夢の合図で勝負が開始する。——しかしオレも魔理沙も動かなかった。
「どうした? 来ないのか?」
笑みを浮かべながら言ってくる。余程自信があるんだろうが……ナメられてるなぁ。
「悪いな。オレは幻想郷の闘い方を知らない、だから少し様子見をさせてもらう。」
「そうか。じゃあ……こっちから仕掛けさせてもらうぜ!!」
魔理沙は星の形をした気の塊? のような物を作り出しオレに向かって飛ばしてくる。
少し反応が遅れてしまったがオレは地面を蹴って後退をしながらなんとか避ける。
「ひゅ〜、危ねぇ危ねぇ。なんだ今の? 魔法?」
疑問を口にすると霊夢から解説が入ってくる。
「今のは弾幕よ。自分の力を込めて作る気の集合体。モロに喰らえばけっこう痛いから気をつけなさい。」
「そういうことだ! ホラ、休んでる暇はないぜ!」
気がつくと先程よりも多数の弾幕が飛んできていた。
「こうすりゃ防げるかな?——
両手を合わせ無数の氷の槍を造形する。そしてその一つ一つを魔理沙の弾幕に衝突させながら相殺する。さらにすかさず攻撃を加える。
「
氷で造られた白鳥八羽ほどが魔理沙を目掛けて高速で飛んでいく。油断していたのか、魔理沙は慌てて回避する。
「うわっ、ちょちょちょ!」
「チッ、この距離だと流石に当たんないか……。」
現在オレらの間はかなり距離が開いている。これでは幾ら速い攻撃を仕掛けても回避されてしまう。
「なかなかやるじゃないか竜斗! 今のはケッコー危なかったぜ!」
「それはお前が気を抜いてただけだろ。」
「ゔっ、確かにそうだが………それを差し引いても強いと思うぜ!」
「そりゃどうも。」
オレは魔理沙の称賛を素っ気なく返す。
さて、一気に距離をつめたいトコだがきっとそんな隙を与えてくれないだろう。どうしたものだろうか……。
すると魔理沙がポケットから一枚のお札を取り出す。
「スペルカードかッ!?」
「そう……私のとっておきだぜ。お前に敬意を払ってお見舞いしてやるぜ。」
そしてスペルカードをオレに向け、宣言する。
「恋符『マスタースパーク』!!」
魔理沙のスペカから高密度で広範囲のレーザーが飛んでくる。オレは再び両手を合わせて構える。
「
オレは盾よりも面積が広く魔力を込めた防護壁を造り出す。そして直撃する。
「グッ! なんてパワーだよ!?」
ピキッ!
マズイ、氷壁にヒビがッ! このままだと押し負けちまう!
「だったら……! もう一枚!!」
オレはもう一枚防護壁を造り出す。その数秒後に一枚目の壁が破壊されてしまったが……確実に威力が弱まってきてる!
そしてまた数秒経つとレーザーが収まっていった。
「はぁ……はぁ……」
レーザーを防ぎきったオレを見て魔理沙と霊夢は驚きの表情を浮かべている。だがそれも束の間——
「スゴいぜ竜斗! まさかマスパが防がれるとは思ってなかったぜ! けどまだ勝負は終わってないぜ!」
しかし魔理沙はすぐに笑顔に戻り、弾幕による攻撃を続ける。
だがオレもまだ集中を保っている。これで勝ちだなんて思っちゃいない。
「
巨大な氷の手を造り出し、オレ自身がその手のひらに乗る。そして魔理沙に向かって思いっきり投げる。
「なっ!?」
急接近したオレに驚いた魔理沙は体勢を崩した。
「これで終わりだ魔理沙ッ!!」
オレは二本の剣を造形し、両手で握りしめる。そしてすれ違いざまに十字に切り裂く——
「『
確実に攻撃が入った。
どうなったのかを確認しようと振り向くと、魔理沙は足場にしていた箒から崩れ落ち落下しそうになっていた。
「魔理沙ッ!
オレはすぐに方向転換をして魔理沙の方へ飛んでいく。そして地面に衝突するギリギリのタイミングでキャッチする。
「悪りぃ、熱くなりすぎちまった。大丈夫か?」
地面に着地し、体を軽く揺すって安否を問う。
すると魔理沙は目を開け、笑顔でこう言う——
「参った、私の負けだ。」
その言葉を聞いた霊夢は、勝負の結果を言う。
「この勝負———
竜斗の勝ち!」
初の戦闘シーンどうでしたかね?
正直言って戦闘シーンは苦手なんで不安です……
改善点など言ってくれると嬉しいです。