素人KPなのにクトゥルフの世界に飛ばされてしまったようです 作:ホルシカ
何の装飾を施してない白い壁。一般的に男性1人が暮らすような平凡な部屋だ。
その部屋の中ちょっと目立つのが、雑貨や小説などが丁寧に並べられた本棚である。木の質感や装飾からその本棚だけ妙な高級感を漂わせていた。
「―――――――俺の名前は須川 光太郎。重度の読書家だ。ふだんはって、イタッ!」
「いきなり押しかけてきて、小説の始まりみたいに人の部屋を解決するんじゃなっつーの」
俺はそう言って、友人の普水 和樹の頭をこずいた。
「ってかなんだよ、平凡な部屋っておい。何の装飾も施してないとか、言い方がただの悪口じゃねーか。」
「ニシシッ、いいじゃんかよ、ほら。ちゃんとこうちゃんご愛好の本棚は特筆したぜ?」
「特筆って、おま。小説じゃねえんだから。」
普水とは、大学の同じ文芸サークルの仲間だ。一応、いっぱしの読書家である俺は文芸サークルでこいつを含めた5人で読書やささやかながら執筆もしている。割と仲のいい友人の俺らは結構一緒に遊んだりするのだが―――――。
「—―————で?結局今日は何しに押しかけてきたんだよ。」
普水はキョロキョロと俺の部屋を物色をするのをやめ、ん?とこっちを向く。
「あぁ、ほらやろうって言ったろ?クトゥルフ神話TRPG。ルルブとかちゃんと読んでるか?」
ルルブというのはルールブックの略だ。クトゥルフ神話TRPGのルールブックはめっちゃ厚い。すげえ厚い。どこぞのハ〇ー・ポ〇〇ー並?いや、それ以上だ。
「ちゃんと読んでるよ。厚いから読み終わってはないけどね。」
「おう、んーとそのルルブはどこなんだ?」
「ほら、ここに—————————————————」
俺が本を開けた瞬間、辺りがまばゆい光に溢れる。あまりにも眩しくて目も開けられない程の激しい光。一瞬の出来事で俺はあー、こんな激しい光なんてご近所迷惑だろうなーなんてのんきなことを考えていた。
【ツーッ、、、プツッ、、ツッツー、ゴガ、ガ、メ、、目を覚ますと須川には見知らぬ天井が目に入ります──。】
う、うぅ、不可解な電子音の音とともに俺はゆっくりと目を開ける。最初に俺が目にしたのは、見知らぬ天井だった。
「って、ここどこっ!」ガバッ、ゴンッ!
痛ったあああああ!!目がちかちかする。人間って、ほんとに痛いときって声でないってこういうことかあぁ。
涙目になった俺の足元からにカラカラという甲高い音が聞こえた。何気なく足元を見るとそこには青く透き通った六面ダイスが一つ転がっていた。
「ん?・・・2?」
【ザザッ、、須川は1D3で1のダメージです。体力が14から13になりました】
このトランシーバーのような電子音声。目を覚ました時に聴いたやつじゃないか。それよりも、1D3で1ダメージ?まるで、TRPGみたいだな・・。1D3ってのは、3面ダイス、いや、3面のダイスなんてないから6面ダイスで代用するん・・だよな?1と2が1、3と4が2、5と6が3として数えるはずだ。
それに今の電子音声、まるでKPがいう言葉のような・・・。
どうしよ・・・。取り敢えず・・眠いしねるか。
俺はごろんと寝転がるように板の上へと寝そべった。
友人「あれ?俺名前すら出てねえし、忘れられてねえぇ?」
こんばんちは!ホルシカです。まだ説明しかしてないのにお気に入りに一人入れていただきました!ありがたやありがたや。
今回は飛ばされる回でしたが、なかなかに文章下手な感じですね苦笑。誤字などありましたら、ご指摘よろしくお願いいたします!
コメントで罵ると作者が喜びます。※褒めてもらうのもうれしいです!