素人KPなのにクトゥルフの世界に飛ばされてしまったようです   作:ホルシカ

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1【悪霊の家】 2話 一人でいる奴のところには大抵変な奴がやってくる

んー、と俺は体を伸ばす。硬い床の上で寝てしまったせいか、固まってしまった体をコキコキと鳴らした。

 

ゆっくりとあたりを見渡す。明かりはついてはいないが、窓から差し込む夕焼けの紅い光によって部屋全体が照らされている。

 

ゆっくり寝たおかげか、思考もかなり落ち着いていた。ゆっくり考えられそうだ。

 

部屋の隅には、扉が開いたままの空のタンス。そして、その横にかなり高級なものであろうベットがあった。しかし、そのベッドは長く使われていないのかスプリングがむき出しになっていた。

 

後は、ベッドの脇に小さなテーブルがあったりだとか恐らくこの部屋から出るための扉があった。まぁ、全てのものがかなり古いこと以外は普通の生活空間であると言えた。

 

「そもそも俺は自分の部屋にいたはずだよな。」

 

最近、話題の異世界召喚とかも考えたが、窓から除く景色は明らかに現代日本。俺の頭がおかしくなってない限り、何か普通ではありえないことが起こってるのか?

 

 ふと、ポケットから違和感を感じて手を突っ込んでみる。かたいごつごつした感じがする。取り出してみるとそれはいくつかのダイスだった。

 そういえば、転がってた6面ダイスをポケットに入れてたんだっけか。

 

 だが、手の中には見覚えのない10面ダイスや4面ダイスもあった。青く透明なダイスはこの古臭い部屋に一人だと変に気味悪く見えた。

 まあこれで、普通ではありえないことが起こっているのは確定的だといえるだろう。

 

その時、ギギィーという音とともに部屋の扉が開けられる。

 

しまった!考えすぎて、部屋の外からの足音に気づかなかった!────どうしよ、これって、不法侵入とかなるかな。でも、いきなりこんな場所にいましたーとか、信じてくれないだろうしな。というか、そもそもこんなに古いところに誰か住んでいるのか?

 

「ん?君は誰だい?」

 

入ってきたのは男性だった。ハンティング帽子に黒色のスーツで身を包み、その上か—らコートを着こんでいる男性だ。

 一目見て思ったのは、シャーロック・ホームズだ。典型的に誰もが知る探偵というような恰好をしていた。

 

 その男性がやけに演技かかった感じで話しかけてくる。

 

「ふむ、永いこと誰も入ってなかったはずの廃墟になぜかつい最近明かりが灯ったり、人影が見えるようになった。そこにこの名探偵が踏み込んでみたわけだが、その中では青年がたった一人立っていた。——————分かったぞ!君は連れ去られたんだね!そして、この廃墟に監禁されているのさ!そうなのだろう?」

 

 いや、連れ去るにしても縄で縛るとかするだろ。監禁もそれにしかりだし——————というか監禁されててもこんな古いところだったら壁を壊して逃げれるんじゃないか?

 

「そうしたんですかぁ?獅童さぁん?何か見つけましたかぁ?」

 

 すると、一人の女性が入ってきた。長髪ロングでおっとりした感じのその女性は、その両手で抱えるように大きな陶器を持っている。

「ああ!美鈴君。ここで監禁されている青年を保護したのだ!」

 

「いや、あの監禁されてたわけじゃなくて・・・。」

 

 すると、自称名探偵のその男性はこっちに静止の手を広げる。

 

「大丈夫だ。皆まで言うないつどこに犯人が隠れているか分からないものな。安心してくれ、この名探偵が責任をもって法の名のもとに突き出そうじゃないか!」

 

「いや、ホントに監禁されてたんじゃなk———————」

 

「それにしても、探偵はどこに?もう1階も2階も探ったのだが・・・。もしかして―――――」

 

 あ、ダメだわ。この人。完全に人の話聞かないやつだ。完全に俺をほっぽり出して存在するはずのない犯人捕まえようとしてるし。

 

 すると、重そうに陶器を抱えた女性がよろよろとこちらへ向かってくる。そして、俺のほうにたどり着くと

 

「ごめんねぇ。獅童さん、ちょっと変わってるからぁ。」

 

 ちょっとどこではないだろうと思いながら、俺は話しかける。

 

「あのう、ここはどこですか?」

 

「ん?ここはねえ、都心から離れたところにある古い廃墟よぉ」

 

 古い廃墟か・・・。確かにそう言われると人が住めるような環境じゃないしなあ。あれ?ってか、もしかしてここ・・。

 

「都心?――――――――もしかして、ここ・・。東京ですか?」

 

「えぇ、そうよぉ。」

 

 マジかよ・・・。

 

東京。そう、鹿児島にいたはずの俺は知らぬうちに東京へととばされたようだった。 




 どもも、ホルシカです。ちょっと投稿するのに手間取りました。ごめんさい。罵倒してくれると嬉しいです。
 はてさて、今回はダイスを振ることもなく終わってしまい申し訳ないです。一応、ちょっと主人公君のキャラシに手間取ってしまいました。キャラシに関しては一応載っけときます。

須川 光太郎 大学生(小説家) 21歳
STR9  CON12 DEX13 APP13 POW15 INT11 SIZ17 EDU15 
アイデア55 幸運75 知識75 DB+1D4
HP14/14    MP15   SAN75/75
図書館85 芸術(執筆)71 天文学31 心理学65 英語61 ラテン語51 オカルト45 クトゥルフ神話20 目星45

 サプリメントを使ってもいいのですが、ここは一応ルルブだけで作りました。()は基本とした役職です。
 ここまで見てくださりホントにありがとうございました。よければ、罵倒コメ褒めコメしてくださると、自分が泣いて喜びます。長文失礼いたしました。
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