ソードアート・オンライン 仮想世界を超えて   作:乙巳

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エタってましたw
メッセージをいただいてもう一度書いてみようと思いました笑
久しぶりに書いたので出来は最悪かもしれませんが、どうか目を瞑ってくださいw


四話

《三人称視点》

 

二人の少年が対峙している。

少年たちの片方、黒いロングコートの黒髪黒目の少年────キリトはリズベットに作ってもらった黒い片手剣、ユナイティ・ウォークスを右手に、みんなで協力して手に入れた金色の空恐ろしいほど流麗なロングソード、政権エクスキャリバーを左手に持ち、独自の構えをとっている。

もう片方、青銀の鎧の亜麻色の髪、エメラルドグリーンの目の少年────ユージオは青みがかった白の美しい長剣、青薔薇の剣の剣先を地面ギリギリにして、体を半身にしている。

 

「......その構え、俺にそっくりだな......」

 

「まぁ、君に教えてもらったからね...... キリトこそ、双剣なんて聞いてないよ?」

 

「俺が本気でやる時はこのスタイルなんだ。つまり、片手剣じゃ、もうお前には勝てない」

 

「絶対そんなことないと思うけどなぁ......まぁ、いいか」

 

「さぁ、始まるぞ! 構えておけよ」

 

いつの間にか、100秒のカウントが10秒になっていた。

双方、改めて構え直す。

 

5、4、3、2、1────

 

START!!

 

「────ッ!!!!」

 

先に動いたのはキリトだった。

黒い片手剣、ユナイティ・ウォークスが真紅の色に輝く。

 

重単発技、ヴォーパル・ストライク。

時にロングスピアーを超える間合いと相手のHPを一発でで吹っ飛ばすくらいの威力を持つ優秀な技である。

彼の剣は一瞬でユージオとの距離を詰め、穿こうとするが......

 

キィィィィン!!

 

「......ほう」

 

やはり、キリトに鍛えられただけあって、ユージオの反応は早かった。

超高速でこちらに迫ってくる真紅の剣をソードスキルを使わずにパリィして見せた。

そして、ヴォーパル・ストライクは技後の硬直が長い。

その隙を見逃すようなことはしなかった。

 

ユージオの剣がライトグリーンに輝く。

単発突進技、『ソニックリープ』

ヴォーパル・ストライクよりも威力は低いが速度が非常に速く、技後の硬直が短いのが特徴である。

音速に迫る速度で跳躍し、キリトの剣にを上から押さえつける。

 

「クッ......!!」

 

だが、流石にそんな事で手こずるような彼ではない。

直ぐにもう一本の剣でユージオを斬ろうとする。

流石にこれには対応出来ず、バックステップ。

 

「お前、戦い慣れしすぎじゃないか?」

 

「師匠が実戦的な訓練ばかりしてくれたから」

 

「全く、片手剣じゃあ今の確実に斬られてたぜ......」

 

軽い会話をしている間にキリトはもう1度、ヴォーパル・ストライクを放つ。

もちろん、先ほどと同じようにパリィされるが......

 

「秘奥義連携か!」

 

彼のソードスキルは終わっていなかった。

いや、正確には繋げたというべきだろう。

水平四連撃技、『ホリゾンタル・スクエア』

ユージオの体に剣が食い込む直前、青薔薇の剣が淡い青色に染まる。

 

「お前、なんで、三連撃以上の技を使えるようになっているんだ......!?」

 

「君のモーションをいつも見ていたからね」

 

ホリゾンタル・スクエアとホリゾンタル・スクエア同士がぶつかる。

正方形が、くるくる周りながら消えてゆく。

 

「まだだっ!!」

 

キリトは更に垂直四連撃技、『バーチカル・スクエア』を放つ。

ソレに対してユージオは三連撃技、『サベージ・フルクラム』で応戦。

最後に一撃を受けたが、ほとんどを相殺する。

 

「終わらない!」

 

今度はユージオが『バーチカル・スクエア』を放つ。

予想外の秘奥義連携にキリトの反応が一瞬遅れる。

重い四連撃をすべて食らってしまう。

 

「グッ……!」

 

重い技を食らった衝撃で一瞬動けないキリト。

そこにユージオが追撃をかける。

青薔薇の剣が真紅の光に包まれ、ジェットエンジンのような音を響かせる。

 

「……ユージオ……成長したな……」

 

「セアァァァ────!!!!」

 

ユージオの放った重単発技『ヴォーパル・ストライク』がキリトの体を貫きヒットポイントを削りきった。

 

 

 

 

 

 

 

《ユージオ視点》

 

戦い終えたあと、僕はキリトの家のリビングでキリトの仲間に自己紹介していた。

 

「初めまして。ユージオと言います。キリトの親友で弟子です」

 

僕の自己紹介を聞いて、青い髪の少女が1番最初に紹介返してくれた。

 

「私はアスナ。キリトくんの……妻……かな」

 

妻!?

ぎょっとして、僕はキリトの方を向く。

キリトは照れくさそうにしながらも否定しなかった。

 

「キリト……結婚していたのか……」

 

「い、いやまあ俺、まだ未成年だから結婚はしてないけど……婚約者ではあるよ」

 

衝撃的なことを聞いてしまった……。

あれ? アリスってキリトに惚れてたよな……?

そういえば、ロニエもキリトが好きって感じの空気出してたし、こいつかなりモテるのでは……?

 

「はあ……」

 

「どした? ユージオ?」

 

「なんか、男として負けた気がするよ……」

 

僕の言葉をキリトが理解することは無いだろう。

別にモテたいと思ったことは無いが、アリスからは好かれたいと思ってたから男としてかっこよくはなりたいと思っている。

 

「で、でも……ほら……お前だってティーゼとかセルカとか……セルカの話によると幼い頃のアリスからも好かれてたらしいじゃないか」

 

「?? ティーゼもセルカもアリスも僕に好きって言ってきたことないよ?」

 

こいつは何を言っているんだ。

僕が好かれるなんて有り得ないだろう。

でも、なんか睨まれてる……怖い……

 

「はあ……まあ、いいや。それより本題だ。」

 

キリトの纏う雰囲気が変わる。

まるで戦う時のように。鋭くなる。

 

「お前、どうやってここまで来たんだ? それに、あの時……死んだはずじゃ……」

 

そう。確かに僕はあの時最高司祭、アドミニストレータによって殺された。

死んだはずなのだ。何故生きているのだろう……。

 

「もしかして……菊岡さんか……? ユージオは自力でコードを打ち破った真性のAIだ。コピーしたのか……それともフラクトライトが消滅する直前に保護したとか……? こればかりは聞かないとなんともならないな……」

 

キリトはよく分からないことを呟いているが、やはり僕がここに居るのは不自然なのだろう。

 

「まあ、悩んでも仕方ないよ。再びもらった命なんだ。有効利用させてもらおう」

 

「お前、変にポジティブだよな……まあ、お前がここにいる理由は俺に任せてくれ。調べておくよ」

 

「ああ、よろしく。それとこれからよろしく!」

 

「おう! またお前と一緒にいられるとか……夢みたいだぜ……」

 

涙を流しながらそんなことを言うもんだから僕も涙が出てくる。

もう会えないと思っていた。剣を握ることも恋をすることも親友とご飯を食べることも何もかもできないと思ってた。

 

でも、僕は復活(?)した。

2度目の命はもっと大切に使っていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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