(因みにこれ0章投稿したあとです。)
「びっくりしたなぁ~」
「みゅう、どうしたの?」
「お昼にさ、西か…じゃなくて桂くんがさ…」
そう、あれはお昼休みのことを…
【お昼休み】
「静かな所…知らない?」
「え?…う、うん知ってるけど…」
「なら…そこ紹介して欲しいんだ」
「分かったよ」
「ありがとう!」
私は少し驚きつつも静かな所…西館の屋上に西景さんを連れていった。そこは本館よりも狭いし、日陰が多いから人気がなくて私と三鉉はよくここで昼食を取っていた。
「へぇ…確かに静かだね」
「本館の屋上の方が人気あるからね。静かだから私と三鉉はよくここに来るんだ。」
「そうなんだ~」
「西景さん、どうして静かな所私に聞いたの?他の人でもよかったんじゃ?」
「なんか聞きづらくって。それに岬下さんは隣の席だし」
「ふぅん…」
「あ、岬下さん。俺の事は"西景さん"じゃなく桂でいいよ」
「うん、分かったよ桂くん。わ」
"私そろそろ教室に戻るね"の言葉を遮るように桂くんは
「教えてくれてありがとう、みゅうさん」
と、言った。私は驚きのあまり呆然としてると
「あはは、ごめんいきなり名前呼びにしちゃって」
「あ、ううん大丈夫だよ」
「そう?ならよかった」
「それじゃ、私三鉉待たせてるから教室に戻るね」
「分かったよ、ありがとうね」
「うん」
「へぇ…そんなことがあったんだ…どうりでいきなり居なくなる訳だわ…」
「……」
「ん?いきなり黙ったけど…どうした?」
「ちょっとね…気になることがあって…」
「何が?」
「目…」
「目?」
「うん、目があの時と同じ目に見えたから…」
「…あの時って6年前の?」
「うん…」
そう、あれは…忘れたくても忘れられない記憶。
忘れてはいけない記憶。雲一つもない晴れた日のこと。
【6年前三鉉宅】
「…!三鉉!!」
「待て!」
「だってお兄ちゃん!」
「…なんでこんなことしたんだ…お前そいつのこと大切な人だっていっ」
「黙れ。うるさい。もう疲れたんだよ。」
「……みゅう。急いで119番と110番に通報してくれ」
「…分かった!」
その時の彼女の目は…そこからは…何も見えないだった…
その後は少し覚えていないし、分からない。どうやって通報したかも、どうやって解決になったのかも。
だけど、これだけはわかる。あの時彼女は"大切な人"を…"大切な人"の命を奪おうとしていたことを。
「…みゅう?」
心配そうに三鉉は私の顔を除き混む。私は苦笑しながら言った。
「ちょっとあの時を思い出してた…」
すると三鉉は辛い顔をしながら
「そっか」
と、わざと作り笑いをした。私は後悔した。
「ごめんね、辛い過去思い出しちゃって…」
「ううん、大丈夫だよ」
そう言うと三鉉は私から顔を隠すように空を見上げた。
私もならって空を見上げる。
その空はあの日と変わらない青空だった。
1章終わりました。
さてさて何章まで続くのでしょうか(笑)
一応終盤になったら別の話も書くと思います。次は完全に恋愛物にしょうか、戦闘物にしょうか…戦闘物は何シリーズにもなると思います。(今書いてあるのだけでも17作くらい…)全部書けるかな…?
とりあえず二話は1章の翌日から始まります!
~最後に~
読んでくださりありがとうございます!
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