ありふれた異世界転移~人間嫌いの主人公が最強になるまで~ 作:えうえう信奉者
魔物狩り①
〈ユーリフォアフォレスト〉そこは、神が住んでいるかと、思ってしまうほど 巨大な木が鬱蒼と生い茂り、此処が異世界であると実感してしまう。そう思ってしまうほど、神秘的だった。
‥‥‥‥‥‥もし大量の魔物が、居なければそんなまったりとした事を、延々と考えられていただろう。
俺達は、王都から、約二時間を経て目的地に、到着した。 王からは、多くても百匹ぐらい、だから大丈夫だろうと言われたので、訓練も兼ねて軽くやるつもりだったのだが、森に入ってすぐ俺は自分の考えの甘さを恨んだ。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥確かに一匹、一匹は、RPGの序盤に出てきそうな、スライムとかゴブリンなどの弱そうな魔物だった。 百匹位なら、簡単に狩れるだろう
もし敵が、百匹ならの話しなのだが。
上嶋の偵察によると森の中にいる、魔物の数は百匹を悠に超え、数万匹という当初の予定の百倍以上という、恐ろしい数だった。
そして、その数万匹にも及ぶ魔物の群れは、何故か逃げるように王都の方へ進んでいた。
簡単に、まとめると今の状況は数万の魔物と、撤退することなく全てを狩れ。という状況である。
普通のパーティーなら直ぐに諦めるか、王都を捨てて逃げてしまいそうなところだが、俺達のパーティーは、普通じゃなかった。
そして、そんな絶望的な、状況でもやはり俺達のパーティーは、やはり強かった。
上嶋は、暗殺者の技能 気配遮断で相手に気付かれる事なく、敵の首を落としていき。
海琴は、魔法剣士の持つ、幾つもの攻撃魔法で、相手に何もさせる事なく敵を消していく。
中園は、神官だけが使える。障壁魔法で、敵の大技を防ぎ、味方のダメージを減らしている。
そんななか、突出して凄いのが新崎だ
怪物
った。ステータスがチートでは、あったのだが、新崎の元からのセンスによりさらに、剣技を上のランクへと、昇華させ、敵が目視出来る前に敵を血祭にあげていた。
あっ‥‥俺ですか? 俺は、上嶋と海琴に守られながら、マイペースに杖で敵を撲殺してる。
しかし、敵が余りに多く一向に減ってくれない。
「・・・・キャアァァ‼?」
海琴が、敵の攻撃をもろにくらってしまったらしい。急いで、中園が回復魔法で海琴をヒールする。
「ハアハア・・・どれだけ、いるのよ?」
「・・・・・・きりがない」
このままでは、ヤバイ。 今は、どうにか戦えているが、すぐに瓦解する。
皆、かおには出していないが、魔物を殺しているという感覚は、精神的にかなり来るものがあるだろう。
魔物を斬るたびに辺りに散らばる血や臓物が、足元が滑りやすくなっていく。
目に映る映像の全てが脳に送られ、吐気というものに変換される。
どんなに斬っても、斬っても減ることがない魔物に焦りを覚え、集中力をすり減らしていく。集中力が無くなる事で、いつもだったら、起こらないミスが頻発し体の動きが固くなる、それに対してまた集中力がすり減っていく。
このままだと、俺達は敗ける。
戦場は、とてもシビアだ、小さな要素が全てをひっくり返す。
今俺達が、押されているのも焦りという要素によるものだ。
なら、俺達も何かしらのきっかけを起こせばいい。
いつも俺に力を、貸してくれる海琴達の力は、借りられない。
上嶋、新崎、中園、そして海琴は前線の維持に手一杯で、少しの力も借りれないだろう。
それならここは、俺の出番だ。
木偶の坊と呼ばれた職業(振動調節士)の本領を見せてやる。
,,,,
俺の新しい力でな。
「皆、後ろに下がれ大技を出す‼!」
この技の効果範囲は、俺の視界全てだ。海琴達が、前にいる状況では彼女達にも被害が及んでしまう。
海琴が、牽制に光魔法を放ち一面を白い光りで埋め尽くす、魔物が怯んだその隙に前衛の三人が、後ろえ下がる。
「やっぱり、夢都あれをつかうんだね。」
どうやら、海琴には、俺が何をするのか、分かっているらしい。
まぁ、この技を考えてくれたのは、彼女なのだから、何も不思議な事じゃないのだが。
三人が、視界から外れた事により、さっきまでより、魔物の群れが良く見える。 そして、今視界に映る全ての魔物を俺の力で消し尽くす。
俺は、いまある大量のMPで、空間にある、あるものに干渉し、高速で振動させる。
規模、速さ、量、全てを今できる最大限で振動させる。そして、呪文で魔力を解き放つ
【ムスプル・ヘイム!!!!!】
その単語を唱えた瞬間、魔法が放たれ、夢都の視界全てのものが、一瞬で発火した。
煉獄の焔が全てを喰らうその光景を表すのに最も相応しいのは、罪を重ねた亡者達が苦しむ地獄だろう。
そして、俺が放った魔法により、敵の数は、数千にまで減っていた。
千華のステータス書いてなかったのでのせときます。
Lv’1
HP2800/2800
MP1000/1000
魔力200/200
攻撃1500/1500
防御500/500
俊敏1000/1000
スキル
なし
職業 暗殺者
職業説明 暗殺者
ただひたすらに、殺すためだけの職業、影の中で人を殺し、闇の世界で生きていく。