ありふれた異世界転移~人間嫌いの主人公が最強になるまで~ 作:えうえう信奉者
面白くなかったらどうぞお忘れください。
日常から非日常へ
人間とは愚かである。
人間は争いを好むしかし死というものを悲しむ、争えは人が死ぬ当たり前の事すら、考えていないというのなら脳味噌がないのと同じではないだろうか、単細胞生物と何ら変わりわない。
しかし、人間は単細胞生物と違い有害である。そういうこともかみするなら、この地球上で最も下等な生物であるのは人ではないだろうか。
「今日、高校生アイドル上山 愛の新曲CD発売だよな。誰か放課後買いに行こうぜ。」
「マジか、今日発売だったのかよ。金ねえよ~」
何処にでも在りそうな普通科高校城柳高校の1年B組は今日も賑やかだった。しかし、ただ一人だけ朝から憂鬱そうだった。彼の名は稲神夢都、彼が憂鬱なのは理由があった。
稲神 夢都は 、非リア充である。これは夢都にとって覆りようのない事実である。
しかし回りから見れば十人中十人が、夢都のことをリア充と言うだろう。
それは、夢都自身も知っているし、理由もおおよそ検討がついている。
「夢都なんで先、行っちゃったの! 私昨日約束したよね!」
今、俺に文句を言っている幼馴染 天波海琴のせいである。
幼馴染でなかっら、絶対に関わることがなかったと断言できる。
それほど、彼女はこの城柳高校で目立っていた。
腰まで延びた黒髪は艶やかで、
黒く輝く双眸は強い意思が籠められ
さらに抜群なスタイルと端正な顔立ちと新雪のようきめ細かく白い肌
見る人全てを釘付けにする美少女
大和撫子を体現したかのような落ち着いた美しさを持ち、運動神経抜群、一年主席という 容姿端麗、文武両道をそのまま絵に描いたよな人間なのだから仕方がない。
そんな彼女と黒髪黒目の平均平凡なステータスの幼馴染である俺が、毎日登下校を共にしていれば、リア充と言われるのもよく解る。
そんな事なのだから、クラスの大半の男子から嫉妬のめをむけられるのも仕方がない。
こんな環境なのだから、俺は目立たないように過ごしたいのだが、彼女はそのような事を考えていないようだから、困ってしまう。
いまだって俺が目立たないように朝早く学校に来たのが不満だったのか、クラスの目を気にせず。 俺に対して批難めいた事をぐちぐち騒いでいる。
内容が内容なのだが彼女は一才そんな事は気にしない。
幼稚園、小学校、中学校 毎日一緒に登下校していたのだから、彼女の言う事もよく解る。
今日のだって確実に俺が悪いというのは分かっている。
しかし、このクラスの非リア分布率は、他のクラスに比べてかなり高い。
なので、一緒に日本トップクラスの美少女と平均平凡の俺が、一緒に学校に来ているのがバレたら彼女にも危害が及ぶかもしれない。
なので、ここはしっかりと言っておかなくては、いけない。
「だって 海琴 お前可愛いから。こんな俺といたら、変な噂がたっだろだから仕方ないだろ。」
これで、いいと思っていたんだが、すぐに彼女は、反論(?)してきた。
「別に、夢都となら噂立っても構わないよ?」
彼女は、至極真っ当な事を言ったと言う感じで返してきた。
しかしここでしっかり言っておかなくては、俺の穏やかな高校ライフに支障が出そうなのでどうにか、考えて反論した。
「こんな俺といるとお前も色々言われちまうだろ そんなの俺がやだなんだよ。」
彼女のために。仕方がないように聞こえるのでこれなら大丈夫だろうと構えていると彼女は、予想外の反応をしてきた。
「こんなって……こんなって…何? 夢都は、かなり捻くれてて、性格が悪いけど…………本当はとっても優しくて たよりがいがあるんだから。 夢都自身が自分自身を 悪く言わないで‼!」
こんな事を言われてしまったら。 さすがに反論できなかった。
こうして海琴と話しているとクラスの男子が寄ってきた。
「何で平均平凡なお前が学校のアイドルである 天波さんと話してるんだ。身の程をわきまえろ‼!」
こうして、平均平凡な俺と学校のアイドルが会話しているだけでも、嫌なのか。
クラスの俺よりステータスの高い奴が、文句を吹っ掛けてきた。
たしか名前は、紀ノ川 俊 だったと思う。
「私は、ただ夢都と話したかったから話してるの‼ 幼馴染と話してるのが、何かおかしい?」
やはりすぐに彼女は、反論した。
しかし、紀ノ川も海琴が俺と話していた事が相当気に入らなかったのかさらに俺に向けて罵詈雑言を言い放った。
「こんなそこら辺にいる有象無象と天波さんが何を話すと言うんですか? 有象無象の分際でおこがましい。」
紀ノ川の言った "有象無象" という言葉に反応したのか、海琴の目から光りが消えた。
「ふ~ん……夢都の事そんな風に言うんだ。 そんなに、死にたいの?」
海琴の発する言葉には、強烈な殺意が込められていた。
だれかが、止めなければ本当に紀ノ川を血祭りにあげるだろう。
「やめなよ紀ノ川君も、天波さんの事を考えててるならね。」
ここは俺が止めなくてはと思ったが、後ろから聞こえた声にその心配が杞憂になった。
この言い合いを止めたのは、クラスの中で俺にも普通に接してくれる リア充イケメン 新崎 翔だった。
その後ろには、リア充のシンボルである。 彼女の中園 早苗が立っていた。
ちなみに、彼女も俺の事を普通に接してくれる。
この二人と海琴は、仲がいいのですぐに海琴を静めてくれるだろう。
新崎と中園のちからで海琴は五分後には、気も治まっていた。
キ~コ~ン~カ~ン~コ~ン
チャイムが鳴り海琴たちが、自分の席に戻っていく。 まぁ海琴は隣の席なのだが。 (小学校、中学校、高校と全ての席替えでかならず俺の隣になっていたのだが)
いつも通りに今から、ある授業に嫌気をおぼえながら次の教科の仕度をした。
そして、これから始まる授業を適当に過ごすそのつもりだった。
しかし、その平凡な日常は突如終わりを迎えた。
教室の床が、不自然に光り輝き、不思議な模様を描きだす。
「魔……法………じ……んッ?」
教室にいる誰かが叫んだ。
確かによく見るとその模様はまさにゲームの世界で目する魔方陣だった。
魔方陣の光りが強くなり。教室にいた何人かが、光り輝き 教室からいなくなる。
自分の身体も光り輝き輪郭がぼやけていく、そして強烈な眠気に襲われ 俺はそっと目を閉じた。
学生です。のでかなり不定期になるとおもいます。