ありふれた異世界転移~人間嫌いの主人公が最強になるまで~   作:えうえう信奉者

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遅くなって、すいません。
UA300を越えました。皆様ありがとうございます。
今回の、内容はかなり暗いので、気をつけてください。
駄文ですがどうぞ。


妬み

その勝敗の結果は、理屈を理解する。

者にしか、理解できない。

なのだから、平均平凡のステータスをもつ稲上 夢都と少し頭が良いだけの、紀ノ川には、この勝負の勝者が、夢都であるという事は解っていない。

もちろん共振という物理的概念を知るよしもない審判の、兵士が、試合を終わらせる事も、できない。

旗から見れば、突然木剣が粉々になったのだ、そこで、正常な判断をするという方が無理である。

 

試合が終わっていないなら夢都を、憎んでいる。紀ノ川が、大人しくしているなんてある筈がない。

 紀ノ川は、回りの状況に困惑している。夢都に向かって不意打ちで、回し蹴りを放った。

紀ノ川の、ステータスはいくら夢都より低かろうが、並の兵士より、遥かに強い。

蹴りの、一発で一般人の肋骨を複雑骨折させてしまう、程に………

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、その蹴りが夢都に届くことはなかった。

この場で、ただ一人今この状況を理解する人間によって防がれた。

 

「…………………海…琴?」

 

そこに居たのは、容姿端麗、文武両道で夢都の幼馴染の天波海琴が立っていた。

紀ノ川の蹴りを、手で受けとめて。

 

 

 

 

 

 

 

「夢都この試合の決着は、着いたよ。

君の勝利でね♪」

 

「……………はっ⁉」

 

「……どっ……どういうことですか!?天波さん⁉」

 

俺には、意味が分からなかった。いくら、幼馴染の言う事でも流石に信じられない。 たぶんそれは、紀ノ川もだろう。

 

俺は、あの時放った魔法は振動魔法だ。振動で、丈夫な木剣が砕けるわけがない。

 

「みんな共振って知ってる? 見たことない声を当ててガラスのコップを割る動画。

今回、木剣が砕けたのもそれが原因よ♪ 夢都の、放った振動魔法が、木剣を振るわせそれに耐えられ無くなってしまっただけの事よ。」

 

つまり、俺は自分でカス職業と思っていた。振動調節士に助けられたという事か。 人生、何に助けられるか解らないものである。

 

「でっ………でも体術で勝敗が決まったかもしれないじゃないか‼」

 

紀ノ川は、余程俺に負けたと言われたのが悔しいのか、かもなどとあったかも判らない反論をする。

しかし、体術に持ち込まれた時点で俺の勝利は決まっている、何故なら……………

 

「ゆめっち、これでも勇者適正高いからステータスそれなりにあるんだよね♪」

 

そういう事である。ステータスだけなら、俺はクラスの中でトップクラスだ。

剣がない剣士に、負ける筈がない。

だから、もしもなど最初から、存在していない。

 

「…………………糞野郎‼」

 

ステータスの事を言われて、しまっては、何も言えない。

もう何を言っても、海琴の言ったことが、覆らないと覚ったのか、俺を憎悪の籠った目で睨み付け、紀ノ川は、修練場から出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れ~♪夢都~」

 

「面白かったよ♪ゆめっち♪」

 

「すごかったよ!稲上君♪」

 

俺は、今 海琴、新崎、中園 と、城にある、庭園を散歩していた。

 

 

 

あの後、新崎のHPが半分になるまで殴り。海琴と、合流するとそこには、新崎の彼女の中園がいた。 中園とは、新崎づたいでそれなりに話すようになり。今では、それなりに仲が良いので、気後れ無く、話せる。合流し、食堂に行く予定だったのだが、食事の時間までは、時間があったので、暇つぶしにやって来たという訳である。

 

「そういえば、新崎と海琴のステータス見せて貰ったけど中園は、結局どんなだった?」

 

「あ~ そ~いえば、見せてなかったな。あたしのは、こんな感じだ。

 

Lv'1

 

HP6000/6000

 

MP5000/5000

 

魔力3000/3000

 

攻撃500/500

 

防御1500/1500

 

俊敏800/800

 

スキル

 

自動回復

 

職業 医療神官

 

職業説明 医療神官

仲間の傷を直す。医療系職業の最上位職業

 

冒険に、必須の回復職 であった。

流石、勇者適正が高いだけあってステータスはかなり高い。

新崎のを見た後なので、そこまで驚かないが。

 

「翔より、低いけどね~♪」

 

「あれ基準にしたら、世界がいくつあってもたりないから、良いことじゃない?」

 

「もしかして?ゆめっち僕のことを世界に対する害悪とか思ってる?」

 

「お前は、何やつても害悪だろ?強すぎる、力は星の破壊に繋がるだろ。チート崎 。 まぁ新崎は力が無くても俺にとっての害悪なんだが……………。」

 

現に力を、手にした人間のせいで、どれだけ地球に被害があった事か。

力は、本当に恐ろしい。それを無知な人間が使うんだから、恐怖しか感じない。

 

「ゆめっち~。僕に対して辛辣過ぎない。ことっちみたく優しくしてくれてもいいんだよ?」

 

「充分優しくいるからな~ これ以上優しくするのは、無理だろ? 」

 

「ゆめっちあれで、優しい部類なの? 本当に怖いんだけど~♪」

 

  ドカッ!!ゴスッ‼バキッ‼

 

とりま新崎がウザイので、殴った。

ドM(勘)の新崎にとってご褒美だろう。マジで俺優しい。

 

「どこが、優しいんだよ⁉ ゆめっち⁉」

 

「ドMにとって殴られるのは、ご褒美じゃなかったのか?すまん知らなかった。」

 

「僕は、ドM じゃなぁぁぁあああいいいいっ‼!!!!!」

 

そしていつの、間にか食事の時間になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紀ノ川淳は、稲上夢都に負けた後城の裏庭に、へたりこんでいた。

 

紀ノ川は、稲上夢都を憎んでいる。自分の初恋の相手である。天波海琴と毎日楽しそうに話しているのだ、自分はそんなに天波海琴と話した。事が、無いのに。

それは、プライドが高い紀ノ川したら、許せる事ではない。

 

妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい、妬ましい

 

稲上夢都を、殺してしまいたいほど妬ましい。 しかし、この世界では、今まで見下してきた、夢都は自分より強い存在なのである。天波海琴だけでなく力も稲上夢都は、持っているのだ。この世界は、不平等で理不尽で酷く歪で汚らわしい。

 

ザクッ ザクッ

 

誰かが、紀ノ川の方に歩いてきた。 見た感じ同じクラスの誰かだろう。

          ,, ,,

しかし、紀ノ川はその少女が誰か分からなかった。

 

「え~と 誰だっけ?」

 

「同じクラスなのに、私の名前覚えてないんだ~まぁど~でも良いのだけど。私も君のこと興味ないし。‥‥‥‥興味はないけど目障りなんだよね」

 

 

突然、紀ノ川は名前の知らないクラスメイトに首を絞められた。

 

「君のような代えきく下等人種が私の邪魔をするなんて、身の程を、知りなさい。死ね、くたばれ、消え去れ、滅びてしまえ、 許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない………………」

 

紀ノ川を、絞め殺すでも、するかのように少女の首を絞める力はどんどん強くなっていく。

 

「 五月蝿いんだよ。…………おっ……お前 !!!この何処にでも居そうな地味で誰の目にも止まらない人間が何言ってるんだよ‼」

 

紀ノ川が天波と言った瞬間、少女の力は格段に強くなった。

 

「汚らわしい毎日女にしか目が行かない万年発情期野郎がこの私に舐めた口をきくなんて許さない。死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ、死んでしまえ。

四肢をもがれて、目を抉られ、耳を千切られ、鼻を斬られ、火に炙られ、原型も残らなくなるまで無様に、惨めに、孤独にこの世界から消えて無くなれーーーー」

暗い空に、狂気の声が響き渡った。

 




平日は、更新速度が学校の影響で落ちます。すいません。
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