最も新しき神話の傍観者   作:わんこカフェ

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実は昨日にテスト終わったんですが、某ミラ〇ルさんが主人公のハリポタの小説が面白くて、昨日1日費やしてしまいました。あんな小説を書ける様に私はなりたい。


絶望、そして悲願

何だ、何が起きているというんだ!私は確かにあの忌々しい龍を殺したはずだった。だが、今自分の前にいる少女は何だというんだ!誰でもいいから教えてくれ!

 

心の中で絶叫した。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

一応、多くの読者様が分かっていると思うが、形式として解説しておこう。悪魔個体であるジンオウガは、自身より格上である主人公・ダラアマデュラを打倒した、という描写にしていたが、そもそもを考えて欲しい。皆さん特有のメタ推理で考えよう。

 

主人公死んだら物語終わっちゃうから、死ぬわけがないじゃん(´・c_・`)

 

と...

 

だが、ジンオウガが己の命を削ってまでして放った一撃は確実にダラアマデュラの生態反応を消し去っていた。(削った量は古龍種からしたら微々たるものだが...)

 

...して、本題の種明かしの時間である。実はジンオウガと死闘を繰り広げていたのが分身だったとしたら。それは殺してもあまり意味はないだろう。それと同じ原理である。

 

説明会end

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

端から見れば、それは奇妙な光景に見えただろう、とその少女は苦笑する。

 

何せ、伸長が150㎝程の小柄な少女が己の3倍近い大きさを持つ巨大な狼の様な竜を震えさせていたのだから。

 

本質は違うのだが...力の大小など、それが解らない奴には特に意味の無いものだし、そもそも周りには生物の生きていた影すらない。

 

「ほら、どうした?かかってこないのか?お前を殺そうとした元凶が今目の前に居るのだ。何故、そのままじっとしている。復讐はお前の得意分野であろう?」

 

出来ればそうしたいのはジンオウガとて同じだった。怒りにも燃えていた。だが、同時に彼我の力の差が解るくらいには理性を保っていた。

 

「どうしたせっかく本体がお出まししてやったというのに、やり合わないのか?つまらん。

 

私にも、時間が無いんだ。ウォーミングアップにでも使えると思ったら、とんだ期待外れだった。もういい。

 

...そこに永遠に寝ていろ。」

 

次の瞬間に地面が文字どおり、一片の欠片も残さず消え去った。繋がっていたのは、座標軸のみ同一の虚無の世界だった。

 

「グルアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ...」

 

 

 

「ったく、時間を無駄にした。」

 

そう言うと、その少女はおもむろに魔方陣を書き始めた。

 

「もっしも~し?もっしも~し?ハロールーツちゃん、久しぶり!元気にしてた?」

「あ~、ダラちゃんか、うん暇だよ。今は、所で要件は済んだの?いきなり悪魔狩りしたいとか言い出して、まだこっちに来てから数日しかたってないよ。」

「あ~、その件に関して何だけど、少々期待外れだったし、ボレアスたちとも久しぶりに遊べたから、悪魔狩り任せた!」

「ちょっ、だから嫌な予感がしてたのかぁ~。あとで覚えていt...

そういう事なら私も参加したいんだけど?」

「気づいちゃった?本当あいつらも懲りないよね♪でも、今回は私に譲って欲しいんだ。ほら、大戦のときは譲って挙げたじゃん?それに、あのなかには私の因縁の奴もいるんだ。あなたもアル侮辱されて許せないのは解るけど、それは次回お願い。」

「......解った。健闘を祈っているね♪」

「ん、任せて!専門だよ!じゃ

元気でね♪読んだら来るから寂しくなったら読んでね♪」

 

 

 

アルカディアの崩壊から数億年。生き残った神たちは、滅びに対抗する為に集っていた。そこに滅びが近づいて来る事も未だ知らぬまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、実は死んだダラちゃんは分身でした。

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ルーツ「何が始まるんです?」

ダラ「第三次大戦だ!」

神々「野郎ぶっ殺してやら~!」

宇宙「に~げるんだよ~」

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