最も新しき神話の傍観者   作:わんこカフェ

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処女作です。初めて親友とダラアマデュラを倒した時の感動は今も忘れません。


プロローグ

私、風見蓮果は自分で言うのはあれだが、才能に恵まれていると思っている。一度見聞きした内容をほぼ絶対に忘れない記憶力、数学のテストでも余裕で満点を取れる計算力。

全国模試は全教科満点で第一志望は当然合格率80%。だが、いやだからこそ、私は自分の人生がつまらなくて嫌だった。だが、中学受験が終わった時、私は運命の出会いを果たした。そう!モンスターハンター4である。初めてモンハンをプレイした瞬間からどんどんモンハンの世界に吸い込まれて行った。モンハンを始める前の私は形だけでも普通に勉強をしていたが、それも減っていった。それでも成績は満点だったので親からしたら腹正しいことこの上ないだろう。何せ成績に関しては親が学生立った頃より確実に上なのだから。

 

 

さて、なぜ私が今こんな昔話をしているのかというと、私を疎ましく思った家族に旅行中の事故に見せかけて殺されたからだ。

 

「で、どんな契約なの?」そう私はある世界線において自然保護を司るといった怠惰の悪魔に問いかけた。「話は簡単だよ。最近人間を守護する役割の神が己の職権を乱用している。例えば、強力な特典を持たせた転生者を送ったり、人間の科学技術を異様に発展させたりね。だけれでも私はできればだらだらしていたい。だから君にモンスターにしてあげる代わりに、転生者の狩りや人間がモンスターを狩りすぎないようにしてほしいんだよ。勿論、転生特典やらもあげる。」(転生特典あげるの私の上司だけど。ボソッ)

「なるほど、つまりWIN‐WINという訳ね。いいわよ。乗ってあげる。但し、転生特典と転生先は選ばせてね。」

「そりゃもちろん。僕は仕事が減るし、君は暇のない世界で暮らせる。まさにWIN‐WINの関係ってわけだ。さてじゃあ選んでね」

「じゃあ転生先は蛇帝龍ダラアマデュラ。転生特典は《能力派生》《能力急速成長》《進化限界撤廃》《進化速度上昇》《環境適応》でお願いね。」

「りょーかい。じゃあ、行ってらっしゃい」

そうして私の意識は遠退いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、改めまして、読者の皆様

こ~~んに~~ちわ~~

 

およ?声が小さいなぁ~えっなに?メタイって?キニシナイキニシナイ。

さて、悪ふざけはこれくらいにして、皆さんに今の状況をかるーく説明しましょう。まずは私についてです。本来、ダラアマデュラは龍脈の化身で、龍脈に意思が宿った物ですが、まだ竜大戦が始まっていないので、龍脈がありません。さてここで問題です。私はどんなエネルギーを元にしているでしょう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正解は星のエネルギーでした。ここでえっ!?って思う人もいるかも知れない。それはそうだ。龍脈とは星のエネルギーなのだから。しかし考えて欲しい。何のエネルギーも無しに地球の数倍も表面積のある星が存在できるだろうか?答えは否だ。出来るわけがない。そのため、星には龍脈とは別にエネルギーを持っている。そのエネルギーに意思が宿った物が今の私。

 

そして、次は人類についてだけど...かなり不味い状況になっていた。誕生してから3年位力の慣れに費やして、「いざ、行かん」と意気込んで行って、着いた時に愕然とした。何故ならそこには超古代文明があったからだ。地球よりも進んだ文明を用いていて、恐らく生まれたばかりだろうモンスターを狩り尽くして行く様子から人類がイコールドラゴンウェポンを作り出すのは時間の問題だろう。人間で開発出来なくても、どうせ作り方は神がリークするに違いない。

 

そして地理的要素だが、驚いたことに高い山が1つしかないのだ!しかもそのやまからとんでもないエネルギーを感じているので、ミラトリオが居るのは間違いないだろう。

 

さて、次回予告だよ~ 

次回は、これからの活動方針と転生特典の詳細と初めての転生者の予定で~す。えっ?だからメタイって?気にしちゃ敗けだよ。




主人公について少し、風見蓮果の風見は風見鶏の風見です。また、主人公の学力ですが、中学は双葉で特待生。定期試験ではほとんどオール満点で高一にしてセンター9割5分東大過去問にて全問正解を達成。頭よすぎて世界が退屈になってきた時にモンハンに出会いました。頭良すぎですw

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