ソードアート・オンライン 〜少女が歩んだ物語〜   作:璃緒

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今回はチュートリアル〜1日目の終わり迄を行く予定です。

それにしても、2話目でキャラがブレブレになってそう。


始まった死のゲーム。

「え?ここって始まりの街?それに…」

ミラは突然の転移に戸惑っていた。周りを見渡してみると、ミラと同様に戸惑う“全プレイヤー”が存在していた。

だがミラはここで不信感を覚えた。

「あれ?このゲームやってる人って1万人だよね?」

ミラは気づいたのだ。

“ここには1万人もいない”ということに

だがこのゲームには、“ログアウト”が存在している“はず”。なので、最初はログアウトをしているプレイヤーがいるのだろうと考えるミラだったが、その考えは数分後に覆されることとなることをミラは知らない。

「取り敢えず、外に出よう。 暑苦しい」

そう考え行動を起こしたミラだったが、

「Warning?」

上空に赤い文字で“Warning”と表示されたのだ。

さらに、表示された瞬間辺りが紅く染まった。

そして、

「プレイヤーの諸君。私の世界へようこそ。」

と顔は見えないが、真紅のフードをつけた巨大な人がそう言った。

「私の世界?」

「どういう事だっ!」

「早くログアウトさせてよっ!!」

辺りから様々な声が上がる中、巨大な人は静かに言い始めた。

「私の名前は、茅場晶彦。この世界をコントロールしている者だ。」

「な…」

茅場晶彦…確かに巨大な人はそう言った。

その人物は、このゲーム“ソードアート・オンライン”を創った者の1人であり、多くのメディアに名を挙げていた者であった。

多くのプレイヤーが戸惑う中、茅場晶彦は話を進めていく。

「プレイヤーの中には既にログアウトが出来ないことを知っている者もいるかもしれない。だがそれは、不具合ではなくこのソードアート・オンライン本来の仕様だと言うことを理解して頂きたい。」

「なっ、ログアウトが……出来ない…?」

茅場晶彦の話を聞いたミラは直ぐにウィンドウを開き、ログアウト可能かどうかを調べると、絶望に陥ったような顔をしてウィンドウを閉じた。

「(そんな、これじゃあクリアなんてどころじゃないよっ!私のやり方は現実世界を優先としたクリアだったのに、これじゃあ…)」

このゲームがデスゲームに近いということをミラはすぐに理解出来た。

そして、それが現実味を帯びる。

「諸君は今後、このアインクラッド全100層クリア或いはこのゲームの何処かにいるであろう“茅場晶彦”を倒さない限り、このゲームから自発的にログアウトをすることは出来ない。」

この言葉を聞いたプレイヤーは、少なくても2つの意見に分かれただろう。

1つ目は、100層を全てクリアしないとログアウト出来ないこと。2つ目は、このゲームで茅場晶彦を倒すこと。

「(可能性としては、このゲームで茅場晶彦を倒すことが手っ取り早い。だけど、茅場晶彦には恐らく“勝つことは難しい”はず)」

頭をフル回転させて解決策を模索するが、結局出た答えは、

「100層クリアを“目指す”。そして、その途中で茅場晶彦を見つけたら、出来る限りの力で“殺す”。」

その2つ両方を取った。

その考えに至るまで、茅場晶彦が何やら重要な事を言っていたようだが、ミラの耳には届いていなかった。

「では、最後に私からのプレゼントだ。アイテムストレージを開いて使ってみるといい。」

ミラはそう言われるとストレージを開き、入っていた物を実体化させた。

「鏡?」

茅場晶彦からのプレゼント。それはなんの変哲もない、鏡に思えた。

すると、

「きゃあ!!」

その鏡が光出した。

「一体何なの?」

光が収まると辺りの雰囲気が以前とは比べ程にならない程変わっていた。

ミラは何が起きたのか確かめる為、鏡を見てみると、

「え…?」

そこにはミラではなく、綺麗な銀髪が背中辺りまで伸びている現実世界に坂柳未来が映っていた。

「(一体どうやって……そう言えば始める前に体のあちこちを触った。もしかしてこれはその時のデータを元にして。)」

プログラミングは出来ないコンピュータ部部員が出した答え、それは正しかった。

「これにて、ソードアート・オンラインのチュートリアルを終了する。では、諸君の行動に期待してるぞ」

そう言うと、茅場晶彦は姿を消した。

 

ミラは話を聞いていなかった部分を知るために、話を聞いていた人から(主に女の人から)情報を教えてもらい、それらを纏めるために宿屋に来ていた。

集まった情報は以下の通りである。

・100層クリア或いはどこかにいる茅場晶彦を殺すことでログアウト可能。

・既に230人程度が亡くなっていること。

・短時間の電源切断、2時間の回線切断、ナーヴギアの破壊などの条件が達成された場合、死に至ること

・左上に表示されたHPの全損の場合、死に至ること

など多くの情報を得た。

そして、

「(決めた。絶対にこのゲームはクリアする。このふざけた世界を“壊す“ために…)」

そう決めたミラは、翌日からの行動に備えその日は眠った。

薄い“現実世界からの救援が来るかもしれない”という希望を抱きながら少女の1日目は幕を閉じた。




話すより思う方が多い。
これからキャラ増えるし、何とかしないと殆どが“思いながら”進むことになっちゃう。
今話で、早速原作改変おきてるかもね。
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