ソードアート・オンライン 〜少女が歩んだ物語〜   作:璃緒

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今回はオリジナル回です。
新キャラ登場です。


少女がコンビを組んだ日

デスゲームが始まってから2週間が経った。

外部からの救援は来ていない。

流石にもうこの世界が現実世界の自分と直結しているということに気づき始めたプレイヤーは行動を起こし、そう出ない者は未だに始まりの街から出れないでいた。

 

「てぇぇりゃゃ!!!!」

「グギャ!!」

ミラは青い猪“フレンジーボア”を倒していた。

「だいぶ、短剣にも慣れてきたかな?」

そう言いながら短剣をナイフの要領で回すミラ。

「それにしても、だいぶ暗くなってきた。 そろそろ帰ろうかな?」

時刻は夜の8時ぐらいだろうか。辺りは所々に置かれている灯が灯っている。

すると、

「………ぁぁ」

「え?」

ミラの耳に、小さいが何かが聞こえた。

「空耳かな?」

ミラはそう思いながらも耳を凝らすと、

「た……け……」

「空耳じゃない!!!!!」

この声が本物であると気づいた頃には、ミラは声が聞こえた方角へと足を進めていた。

 

ミラが現場につくとそこには、

「うっわぁ、気持ち悪」

リトルペネントと呼ばれる植物型のモンスターに襲われている少女がいた。

「(本来なら相手の獲物を取るのはマナー違反だけど、そんなこと言ってられないよねっ!)」

ミラは短剣を構え、

“パリーン”

リトルペネントを倒した。

「その、大丈夫ですか?」

ミラは少女に声を掛ける。

「はい、あの、助けてもらってありがとうございます。」

少女がミラに礼を言う。

「誤って“実つき”のリトルペネントを倒してしまって。もう死んだと思いました。」

緊張の糸が解れたのか、少女は泣き出す。

勿論、助けて泣かれてもらっては困るのでミラは必死に慰めた。

 

「すいません、取り乱しました。」

「良いですよ、私だって貴女の立場ならそうなるでしょうし。」

ミラはそう言うと「あっ」と何かを思い出した様子でストレージを漁り、包み紙を“2つ”出した。

「食べますか?NPCのお店で買ったものですけど。」

「あ、はい。頂きます。」

ミラが出したのは“ハンバーガー”に似た何か。

2人は美味しそうにそれを食べると、ミラの提案で2人で街まで帰ることになった。

「そう言えば、自己紹介がまだでしたね。私はミラって言います。」

「私はシスティって言います。ミラさん、宜しくお願いしますね。」

この際に2人は自己紹介を終えた様だった。

 

ミラが拠点としているのは、トールバーナと呼ばれる街。

ここにある宿で、システィと一緒の部屋にいた。

「へぇ、システィさんは片手剣を使うんですね。」

「そう言うミラさんは短剣ですか。 私たちってどこか似てるかも知れませんね。」

先程会ったとは思えない程、会話を楽しむ2人。

すると、

「「あはははは!!!」」

突然2人が笑い出した。

「ねぇ、ミラ。もうお互いが敬語で話すの辞めない?なんか疲れちゃった。」

「私もそう思ってた。何ならこのまま2人でこのゲームをクリアしない?」

「いいねそれ!!」

突然深まる2人の仲。

でもそれは、2人が短時間で仲良くできたという証拠でもある。

そして、この日を境にミラとシスティはコンビを組み、このゲームをクリアするために行動を起こし始めた。




ちょっと急展開すぎたかな?
亀更新とかタグついてるけど、いつまでこのペースを保てるやら。
急に更新止まることがありますよ。
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