踏み台転生者の会 アナザーサイド   作:dollmaster

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恋愛とか俺のキャラじゃねぇ!!
と思いつつも、何とかがんばって書いてみました。
なぜすずかがオリ主ハーレムに入らなかった理由はこれでした。


すずかの思い出2

小学校二年性になり私はちょっとした事件に巻き込まれ、私のヒーローに出会いました。

 

私は月村家当主の妹で月村家は工業系の財閥として有名で普段から誘拐の危険性があり、それらを防ぐため基本的に送迎されて安全確保に努めています。

ですが、完璧というわけには行かなかったようで事件に巻き込まれてしまいました。

 

その日私達は彼から逃げるように急いで帰り支度を済ませなのはちゃんと別れ、私とアリサちゃんは習い事へ行くためにバニングス家のリムジンへ乗り込み移動していました。

そして移動中に事件は発生しました。

ワゴン車が急にぶつかってきて、私達が乗っているリムジンが壁に追突し止まってしまいました。

 

キキーッゴン!!

ダァンダァン!!

「おい!出ろ!!

 声を上げるな。おとなしく従え。」

 

突然のことでした。

止まったワゴン車からマスクをした男達が私とアリサちゃんをワゴン車に乱暴に移し拘束されたのです。

 

「何するのよ!!こんなことしてパパが黙ってないんだからね!!」

「おい!この女を黙らせろ!!頭から袋かぶせとけ!」

「やめなさいってば!私に触れるんじゃない!」

 

アリサちゃんの抵抗空しく私達は拘束され連れ去られました。

 

どれくらいたったのでしょう、ようやく車が止まり担がれてどこかに移送されました。

そして、袋をから開放され目を開くとそこには武器を持った男が7人いました。

周りを見るとどこかの廃工場のようで、かなり年月がたっている廃墟でした。

 

「うまく行ったな!」

「ああ、ついでに月村家の娘も手に入ったからな。」

「これで一生遊んで暮らせるぜ!」

「まだ早いって、これから交渉するんだからこいつらを逃がすなよ。」

「「「うぃ~っす!!」」」

 

隣を見るとアリサちゃんが青い顔しながら震えています。

おそらく私も。

そして震える声で

 

「ごめん、すずか。巻き込んじゃった。」

「ううん。私達の家を考えたらどっちもどっちだと思う。」

 

そんな会話を聞いていたチームのリーダー格と思われる人が寄ってきて、

 

「悪いな嬢ちゃん達、恨みはないんだがおじさんたちちょっと金がほしいのよ。

 まああきらめてくれや。

 用が済んだらたぶん開放してやるからよ!」

 

(どうしよう、怖いよおねぇちゃんなのはちゃん。)

 

「よぉし!お前らこれから交渉するから見張っとけ!!」

 

そういうと少し離れた場所に移動し電話をかけだしました。

 

「まずは月村家だな。あそこなら女当主だから甘いだろう。」

 

そういいながらダイヤルをしている姿が見えます。

電話がつながり交渉が始まったのか、会話が聞こえてきます。

 

「おう、月村の娘は預かった。おとなしく・・・・・」

「金額は・・・・そんなにまてねぇ・・・用意しろ。ふざけんな!!ちょっと待ってろ!!!」

「おい、ちょっと月村の娘連れて来い!

 悲鳴でも聞かせてあれば言うこと聞くだろ!!」

 

(いや!こないで!!お姉ちゃん助けて!!!)

 

男達の中から一人私のほうによってきて腕をつかまれました。

その時です。

『ズパァン!』とすごい音がして男がそのまま倒れていきました。

男が倒れきると目の前には全身を赤い布で覆い隠し、顔にはピエロのような仮面をつけた子供が虎の人形がついた竹刀を横に振り切った状態で立っていた。

 

「護衛対象への敵意を含む接触を確認。敵対戦力の排除を開始します。」

 

そう男の子が言い竹刀を肩に担いで男達のほうに向かっていきます。

 

「危ないよ!早く逃げて!!」

「心配ない。訓練を受けているからすぐに済ます。」

 

私はそれを呆然とみていました。

 

「そんな得物でやら『ズパァン!』ギャァァァ!」

「やりやが『ズパァン!』ヘブゥ!」

「いっせいにかか『ズパァン!』ゲフゥ!」

「ガキを人質にと『ズパァン!』ガッ」

「ちょっ『ズパァン!』ゴパァ!」

「お前で終わりだ。」

「ふざけんな!!これでしねぇぇぇぇ!!」

 

リーダー格の男が追い詰められてとっさに拳銃を構え引き金を引きました。

 

ダァン!

 

「グッ!」

 

男の子は拳銃の弾を避け様とはせずそのままあたってしまいました。

 

(えっ!そんな!あの子が死んじゃう)

 

私があわてて駆け寄ろうとすると

 

「やった?!」

「来るな!腕に当たっただけだ!」

「ヒッ『ズパァン!』」

「敵勢力排除確認。」

 

そういうと彼はリーダーが使用していた携帯電話を持ち上げました。

反対側の手は血が滴って地面に落ちて小さな血だまりを作っており、決して浅い傷では無いように思えました。

 

「敵勢力の排除完了しました。すずか嬢、アリサ嬢は無傷で確保、敵は全て無力化しました。現在地は郊外の廃工場です。これより通常任務に戻ります。」

 

男の子はそう言い終えると通話を切って、私達の前にやってきました。

 

「迎えが来るので工場入り口まで移動願います。それでは。」

 

男の子はそういうとそのまま歩き出しました。

私はそのときに男の子の腕の傷思い出し、走りよって男の子をこちらに引き寄せようとしたときにそれは起こりました。

私がつかんだ場所がたまたま彼の傷ついた左腕で、男の子が反射的に腕を動かして振り上げたさいに血が飛び散り私の顔にかかり、口の中に少し入ってしまいました。

 

「キャッ、ご、ごめんなさい!怪我大丈夫?すぐに手当てしなくちゃ!」

「問題ない。通常任務に戻るため先に失礼する。」

 

そう、言い残し男の子は走り去りました。

 

その後、お姉ちゃんが恭也さんと士郎さんと一緒に迎えに来てくれました。

その時に何があったのか聞かれたので護衛の人が来て助けてくれたことをはなすと、

 

「よく聞いてすずか。私はそんな護衛はやっていないわ。

 身代金の交渉をしてきた最中に急に相手の声が聞こえなくなって、闘争音がしたかと思うと一方的に言われて電話を切られたの。

 その子いったい何者なのかしら・・・」

 

つまり、あの子はまったく関係ない私達をただ助けただけだったようでした。

 

これが私のヒーローとの出会いです。

アリサちゃんは途中から気絶していたので覚えてないそうですが、私は覚えています、あの血の味を・・・




ふぃ~
まあわかる人には今後の展開がわかりそうだw

ラストどうしようか悩んでします。
R-18で突き進むかR-15でさらっと済ますか・・・

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