どうも、ダークライダーが大好きな作者 戦極凌馬です。
登場するダークライダーは、作者の好きなダークライダーとなっています。
では、第1話をどうぞ!
第1話 高校生活
━駒王町━
時刻は夜の22時。
外は大雨が降っており、時間帯的にも人は殆ど出歩いていない。
住宅街から少し離れたら場所には、何年も前に廃墟となった工場がある。
そんな人っ子一人いない廃工場の一際大きい倉庫からナニカが出てきた。
下半身は太く大きな四本脚、上半身は人間の男性のような体だが、顔は酷く醜い不気味な容姿をしている。
一言で表すなら『化け物』である。
何故、化け物が倉庫から出てきのか。
それは、化け物が人の気配を察知したからである。
こんな時間帯に、それも真夜中の廃工場に人が来るなど普通はあり得ないが、化け物はそんなことを考えず、人がいるのなら食えば腹拵えにはなるだろうと思い外に出てきたのだ。
外に出て辺りを見渡す化け物。そしてある方向を見るのと同時に動かしていた首を止めた。
化け物の視線の先には、ソレが居た。
雨に打たれながら佇んでいるソレは、全身を紫のラインが走った黒いアンダースーツを身に纏い、胸部を保護するゲージが描かれたプロテクター、ギザギザの髪型をした黒い頭と赤い目、下腹部にはピンク色のレバーが付いた黄緑のベルトが巻かれ、ベルトには紫のゲームカセットのようなモノがセットされている。
そしてソレは、色こそ違うがベルトにセットされたのと同種のゲームカセットを右手に持って起動させる。
《SHAKARIKI SPORTS!》
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━駒王学園━
「今日もいい天気だ」
俺は学園の敷地内にある芝生の上で仰向けになって空を見つめる。
雲一つも無く、澄みきった青空がどこまでも広がっている。
さらに、春特有のポカポカした陽気に心地よいそよ風が吹き抜ける。
まさに、昼寝するのに最高のコンディションだ。素晴らしい!
今は放課後で、グラウンドでは運動部の生徒達が元気に部活動をしており、校舎側からは吹奏楽部の演奏が聴こえてくる。
俺は特に部活や委員会に所属してはいない。面倒くさいのと面白そうな部活や委員会が無かったてのもある。
一応自己紹介をしておく。俺の名前は兵藤一誠。少し訳ありの町で、少し訳ありの高校生で、訳あり以外は普通の日常を送っている。
家族構成は現在俺一人。両親は俺が中学生の頃に交通事故に合い、帰らぬ人となった。
今はアパートで一人暮らしをしているが、寂しくはない。アパートの住人さん達は皆優しく、面白い人達ばっかりだから。
ふと、近くから女子達の声が聞こえてきた。俺は「なんだ?」と思いながら体を起こして発生源の方を見る。
「見て!リアスお姉様よ!」
「朱乃お姉様もよ!」
「隣には木場くんも居るわ!」
「きぁああ~!木場くんコッチ向いて!」
「小猫ちゃん、相変わらず可愛い~!」
そこには、女子生徒達の群れがあった。彼女達の視線の先には『学園の二大お姉様』と呼ばれるアイドル的存在、血のような赤い長髪のリアス・グレモリーと黒髪ポニーテールの姫島朱乃の二人が妖麗な魅力を醸し出し、脇には学園一のイケメンと呼ばれている木場祐斗、小柄な身体つきで普段から表情を崩さないポーカーフェイスで学園のマスコットである塔城小猫の四人が歩いていた。
彼女達は学園の生徒からとても人気で、これまでに何十人の男女から告白されている。
結果は言わなくても分かると思うが。
この光景は学園では珍しくない。入学したら必ず一度は目にする光景だ。俺からしたらもう見飽きたけどね。
正直な話、好きに慣れないんだよね。特にリアス・グレモリー。初めて彼女を見たとき、俺の直感が反応したんだよね。コイツとは仲良くなれないって。
まぁ、仲良くしたいと思わないからどうでもいいけどさ。
「……白けたなぁ。帰るか」
俺は立ち上がり、横に置いておいた学園指定の鞄を持って帰宅した。
如何でしたか?
前半に登場したライダー、分かりますよね?
次回の兵藤一誠のダークライダー戦記!
第2話 はぐれ悪魔と髑髏の戦士
お楽しみに!