兵藤一誠のダークライダー戦記 【凍結】   作:ロボ戦極凌馬

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はい、ガッツリ戦闘回です。フィフティーンの力を発揮します。
やはり戦闘描写は難しいですね。
では、第3話をどうぞ!


第3話 悪魔との邂逅、そして戦闘

 

 

 

 

 

「貴方よね? 数年前からこの町に侵入したはぐれ悪魔を勝手に討伐しているのは」

 

 

 はぐれ悪魔を倒し終えたので帰ろうと思ったら、何か魔法陣が出現してそこからあのリアス・グレモリー先輩が出て来た。

 

 

 そう言えば、駒王町って一応悪魔の管轄してる場所だったな。すっかり忘れてたよ。今まではぐれ悪魔を狩る時にグレモリー先輩と遭遇したことが一度も無いから。

 

 

「貴方……一体何者なのかしら?」

 

「……フィフティーン。それが俺の名だ。じゃあな」

 

「まっ、待ちなさい!」

 

 

 名前だけ名乗って去ろうとしたらグレモリー先輩が俺の足下に魔力弾を放ってきた。危ないなぁ~。

 

 

「悪いけれど、貴方をこのまま帰すわけにはいかないの」

 

「……理由は?」

 

「私はこの町の管理者として、はぐれ悪魔を圧倒する実力を持つ貴方を野放しにはしておけないからよ。皆、出て来て頂戴」

 

 

 すると、再び魔法陣が赤く輝き出すと三人の人物が出て来た。その三人も俺は知っている。学校でグレモリー先輩が引き連れているメンバー。

 グレモリー先輩同様にスタイル抜群で黒髪ポニーテールの姫島朱乃先輩、金髪で腰に剣を携えた木場祐斗、銀髪で両手に黒いフィンガーグローブを装着している塔城小猫の三人だ。

 

 

「貴方が大人しく着いて来れば、私達も手荒な真似はしないわ」

 

「成る程。そちらの事情は把握した」

 

「それじゃあ「だが断る」なんですって?」

 

 

 グレモリー先輩の事情は把握した。つまり、はぐれ悪魔を圧倒すら力を持つ俺を自分の管理下に置きたい訳だ。自分達にその力が向かないように。

 悪くない考えだが、従う必要がないな。

 

 

「事情は把握したが、それに従う必要性がない」

 

「……そう。仕方無いわね。あまりスマートじゃないけれど、実力行使よ。祐斗!」

 

 

 無理矢理にでも俺を管理下に置きたいらしい。

 グレモリー先輩の命令で木場祐斗が腰の剣を引き抜き凄い速さで俺に肉薄し、剣を振る。

 確かに速い、常人なら捉えられないだろう。だが、

 

 

「なっ!?」

 

「俺からしたら遅いな」

 

 

 横から振るわれた剣を左腕で防ぎ、空いている右手に禍々しいオーラを纏わせ、木場のがら空きのボディに一撃を打ち込む。

 

 

「かはっ!?」

 

「祐斗!?」

 

 

 俺の一撃を喰らった木場は工場の壁まで吹き飛び、壁にめり込む。

 瞬間、背後から気配がした。瞬時に振り向くと搭城が拳を振り抜く構えに入っていた。どうやら、俺が木場の相手をしている間に後ろに回り込んだようだ。

 

 

 そして、搭城から放たれた拳が目前に迫るが右手で受け止める。

 

 

「防げないと思ったか?」

 

「どんな反射神経してるんですか」

 

 

 俺は搭城の拳を掴んだまま右腕を上げ、そのまま一気に腕を降り下ろして搭城を地面に叩き付ける。地面に叩き付けた後、グレモリー先輩の方に放り投げる。

 

 

「小猫!」

 

 

 グレモリー先輩は搭城を上手く抱き止めたが当人は気を失ったようだ。

 すると、上からの攻撃を察知した俺は後ろに飛ぶ。さっきまでの場所に雷が落ち、地面を黒焦げにした。

 

 

「あらあら、外してしまいましたわ」

 

 

 悪魔の羽を展開し上空に上がった姫島先輩が攻撃したらしい。その証拠に、彼女の両手は雷を纏っていてバチバチ!と音を立てている。

 しかも、恍惚とした表情を俺に向けながら。

 ヤバイ、あれはドSの女性がする表情だ。

 

 

「今度は外しませんわ。覚悟して下さいね」

 

「雷か。なら、魔法をお見せしよう」

 

 《ウィザード!》

 

 

 俺は懐から十五人の平成ライダーが描かれたロックシード『平成ライダーロックシード』を取り出し解錠する。

 音声が鳴ると、俺の頭上にクラックが出現し、そこからウィザードの顔が降りてくる。

 その光景にグレモリー先輩達は、

 

 

「な、なに?」

 

「顔……ですわね」

 

 

 口を開けてポカーンとしている。

 その隙に戦極ドライバーにセットされているロックシードを取り外し、平成ライダーロックシードをセットする。

 

 

 《ロックオン! Gyiii-yiii-yiii!》

 

 《ウィザードアームズ! シャバドゥビ! ショータイム!》

 

 

 カッティングブレードでセットしたロックシードを切る。ウィザードの顔が頭に被さり、アームズが展開するのと同時に右側に紫の魔法陣が出現し、体を通り抜ける。

 ウィザードの魔法の力を秘めたウィザードアームズにアームズチェンジする。

 

 

「雷よ!」

 

 

 《ディフェンド! プリーズ!》

 

 

 姫島先輩が再び雷を放つが俺が右手を前に翳すと魔法陣が出現し、攻撃を防ぐ。

 

 

 《ハリケーン! プリーズ! フゥ! フゥ! フゥフゥフゥ!》

 

 《サンダー! プリーズ!》

 

 

 再び横に紫の魔法陣が出現し、俺の体を通過する。すると、先程まで赤かったアームズが緑色に変化していた。

 フレイムスタイルからハリケーンスタイルにチェンジし、雷の魔法を放つ。俺の魔法陣から雷が姫島先輩目掛けて放たれた。

 姫島先輩も自身の雷で迎え撃つが俺の使ったサンダーの魔法の方が威力が高く、一瞬で押し返されてしまった。

 

 

「キャアアアアアアアアアッ!?」

 

 

 サンダーの魔法を受けた姫島先輩は気を失い地に落下していく。

 

 

「朱乃!? くっ! 私の眷属をこうも簡単に倒すなんて!」

 

 

 グレモリー先輩が鋭い目付きで俺を睨んでくる。俺、正当防衛だよな?一応。

 

 

「まだやるのか?」

 

 《フレイム! プリーズ! ヒー! ヒー! ヒーヒーヒー!》

 

 《コネクト! プリーズ!》

 

 

 ハリケーンスタイルからフレイムスタイルにチェンジして、コネクトの魔法で銃と剣が一体化した武器『ウィザーソードガン』を銃形態で取り出し右手に持つ。

 

 

「よくも私の可愛い眷属達を! 喰らいなさい!」

 

 

 グレモリー先輩は禍々しい魔力を右手に溜め、それを俺に向かって勢いよく放つ。

 

 

「いくら貴方でも、その攻撃を喰らったらタダではすまないわ!」

 

「そうか。なら、打ち消せばいい」

 

 《ウィザードスカッシュ!》

 

 

 カッティングブレードを一回降ろし、ウィザーソードガンの銃口に炎を集約させる。迫り来る禍々しい魔力の塊に向けて引き金を引くと、圧縮した炎の弾丸が銃口から放たれたてグレモリー先輩の魔力とぶつかり合い、先輩の魔力を打ち消した。

 

 

「そ、そんな!?」

 

 

 驚愕に染まるグレモリー先輩。俺が打ち消すとは思わなかったのだろう。

 今のでグレモリー先輩の戦闘意欲が完全に削がれた。撤収するなら今だな。

 

 

 《バインド! プリーズ!》

 

 

 四方向から魔法陣が発生、そこから鎖が放たれてグレモリー先輩を捕縛する。

 

 

「くっ! は、放しなさい!」

 

「安心しろ。10分もすれば鎖は消滅する。今度こそ帰らせて貰う」

 

 

 《テレポート! プリーズ!》

 

 

 俺の真下に魔法陣が発生し俺を包み込み転移させる。

 そして、俺はその場から居なくなった。

 

 

 

 

 

 

「ふぃ~」

 

 

 近くの森の中に転移した俺は変身を解除して一息付く。

 全く、まさかグレモリー先輩達と戦闘になるとはな。今度からは出来るだけ無視しよう。

 

 

「さて、帰るか。明日も学校だしな」

 

 

 ポケットからロックビークルであるサクラハリケーンを取り出し解錠。バイクに跨がりヘルメットを被って家に向かって走らせる。家に帰ったら風呂に入って寝よう。

 そう心で思いながら静かな道をバイクで駆ける。

 

 

 あっ、数学の課題をやらないと。

 

 

 

 

 




如何でしたか?
次回は戦闘はありません、たぶん。

フィフティーンは強い、コレ大事。


次回もお楽しみに!
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