僕のヒーローアカデミア OOO   作:ザルバ

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ドライブヘッドを見ていて思ったのがあります。
主人公たちに給料はちゃんと支払われているのかってところです。どうでもいいだろって思う人もいるかもしれないですけど社会人の立場から見ると気になります。もし払っていなかったらドライバーが主人公たちってバレた時に機動救急警察がマスコミに思いっきり叩かれますよね?
それとかたくなに秘密にしようとしてますけどそれやってた方が逆に怪しまれますよね?一部の人には公開して理解者を作っておいた方が後々楽って思うんです。
だってトイレって名目で抜けていたらいつか行動と事件が起きた時間帯を照らし合わせられて正体がバレるのは必衰じゃないですか。それに前の話でドライバーが先生につかまってドライブヘッドに乗れないって話がありました。
だったらいっそ一部の人間茨した方が正しいて思います。


12 障害物競走の勝者

「第一種目は障害物競走!この特設スタジアムの外周を一周してゴールだぜ!!ルールはコースアウトしなけりゃなんでもありの残虐チキンレースだ!!各所に設置されたカメラロボが興奮をお届けするぜ!」

「おい、俺いらないだろ。」

 一年生の部障害物競走をノリノリで解説するマイクの隣で相澤はツッコむ。

 出だしから大技を見せた轟は0P仮想敵を凍らせ障害を排除、そして同時に妨害をした。その際に約二名の生徒が下敷きになった。誰もが死んだかと思われたがその予想は大きく覆された。

「死ぬかぁ―――――――!轟の野郎!ワザト倒れるタイミングで!俺じゃなかったら死んでたぞ!」

 0P仮想敵の下から出てきたのは切島であった。

「A組のヤロウは本当嫌な奴ばっかりだな!俺じゃなかったら死んでたぞ!」

「B組の奴!」

 切島と同じように出てきたのは全身銀色状態で個性を発動しているB組の生徒、鉄哲徹鐵であった。彼の個性はスチールであり切島とほぼ同じである。

「”個性“ダダ被りかよ !緑谷のおかげで自信はあるけど地味だから男泣きするわ!」

 切島は男泣きしながら走り出す。

「僕も負けてられないね。」

 オーズはメダルをセットする。

「最初から出し惜しみは無しだ!変身!」

 オーズはオースキャナーでメダルを読み込む。

【クワガタ!カマキリ!バッタ!ガ~タ・ガタ・キリ・バ・ガタキリバッ!!!!】

 オーズはガタキリバに変身するとすぐにオースキャナーで読み込む。

【スキャニングチャージ!】

「はぁっ!」

 オーズは一気に跳び上がるとキックの構えを取る。するとガタキリバの能力で50体に一気に分身し仮想敵をせん滅する。

「セイヤ―!」

「セイヤ―!」

『セイヤ―――!』

 オーズは着地と同時に一人に戻るとメダルを変えスキャンする。

【タカ!ウナギ!チーター!】

 オーズはタカウーターに変身すると走り始める。

「こいつぁ驚いた!まさか入試に使ったコンボをここで一瞬で使って仮想敵を一掃しやがった!おい、イレイザー。コンボって体力ごっそり持っていかれるからヤバいんじゃなかったのか?」

「それはあくまで長時間の戦闘だ。一瞬だけなら大して奪われん。アイツは自分の個性をよく理解して走ってる。今のところは問題ないな。」

 マイクが絶賛し、相澤が冷静に解説する。

 第一関門を切り抜けると次に待っていたのは足場がわずかしかない場所であった。

「オイオイ、第一関門チョロイってよ!んじゃ第二はどうだ!?落ちればアウト!!それが嫌ならはいずりな!!ザ・フォーーーーーーーーーール!!!」

 マイクがノリノリで実況をする中、蛙吹は綱を渡り始める。

「大げさな綱渡りね。」

 麗日と芦戸が立ち止まっている隣でサポート科の生徒がその状況を喜んでいた。

「フフフフフフ、来たよ来ましたよアピールチャンス!私のサポートアイテムが脚光を浴びる時!見よ、全国のサポート会社!ザ・ワイヤーアウト&ホバーソール」

「サポート科!」

「えー、アイテムの持ち込みいいの!!?」

 驚く二人にその生徒は説明をした。

「ヒーロー科は普段実践訓練を受けているでしょう?()()()()()()私たちは自分の開発したアイテム・コスチュームに限り装備オッケー!と言われています。むしろ・・・」

 その子はワイヤーを対崖の方へ跳ばす。

サポート科(わたしたち)にとっては己の発想・開発技術を企業にアピールする場なのでスフフフフフ!!」

 そう言うとその子は飛び降りる。断崖をホバーソールで登りスムーズに進んでいく。

「さぁ見てくださいデカイ企業―!!私のドッ可愛いぃ・・・ベイビーを!!」

 その光景に呆気を取られていた二人は我に返り追いかけ始める。

「すごい!負けない!」

「くやしー!悪平等だ!」

 オーズもバッタレッグを最大限に活かし跳び進んでいた。

(落ち着け、大丈夫。タカの目で着地地点を捉えてバッタで跳ぶ。足りない部分はウナギで伸ばして引っ張ってカバーだ!)

 出久は冷静に対処する。

 最初に切り抜けたのは轟、次に爆豪であった。その後を飯田が続くがバランスを取るために両手を広げ直立と理にはかなっているがカッコ悪い姿であった。

「先頭が一足抜けて下はダンゴ状態!上位何名が通過するかは公表しねぇから安心せずにつき進め!!そして早くも最終関門!!かくしてその実態は―――――・・・一面地雷原!!!怒りのアフガンだ!!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!目と足、酷使しろ!!!ちなみに地雷!威力は大したことねぇが音と見た目は派手だから失禁必至だぜ!」

 ノリノリで解説するマイクに相澤は「人によるだろ。」とツッコミを入れた。

 少し遅れて到着したオーズ。爆豪と轟は既に先を行っていた。このまま慎重に行ったとしても追いつけるかどうかは怪しい。かといって今ここでコンボで飛行しても後の競技が何かわからない以上使うリスクが大きすぎる。

(考えろ・・・・・・考えろ・・・・!この状況を打開できる方法・・・・・・・・はっ!)

 その時オーズの目に爆破の個性で加速している爆豪の姿があった。

(一個一個の威力は大したことない地雷でも集めてやれば・・・・・・いける!)

 オーズはメダルを変えスキャンする。

【タカ!トラ!ゾウ!】

 オーズはタカドラゾに変身するとトラクローで地雷を掘り始める。

「なにしてんだ、アイツ?」

 遅れてきた耳郎はオーズの行動が理解できなかった。

 数分してある程度の地雷が集まった。その間にも他の生徒は慎重に進みながらも地雷を踏んでしまう。飯田に関しては足よりも速く地雷が爆発して転倒、そして連鎖反応と言う形である。

「タカ!カメ!ゾウ!」

 オーズはタカカゾに変身するとカメアームのシールドを展開する。

「行くぞ!爆発跳飛!」

 オーズは盾から地雷へ突っ込む形で飛び込む。爆発によってオーズは跳び、一気に爆豪と轟の前まで飛ばされる。

(よし!後は転がりながら着地してチーターで・・・・・)

 そう考えるオーズではあるがそう簡単に許さない二人が後ろから迫ってきた。

「クソデクが―!俺の前走るんじゃねぇ!」

「悪いな緑谷。俺も負けられないんでな!」

 二人が迫った途端、出久は短時間で作戦を考える。

(どうする?ここは妨害を・・・・いやそれだと後続の人に追い抜かれる。なら・・・・・・もう一度爆発を利用する組み合わせをすればいい!)

 オーズはメダルをセットすると変身する。

【クワガタ!ゴリラ!チーター!】

ガタゴリーターに変身するとゴリラアームのバゴーンプレッシャーを地面に向け発射。発射の反動で宙を一回転し態勢を整える。バゴーンプレッシャーが地面に直撃すると爆発、その影響で周りの地雷も爆発する。轟と爆豪はそれにより体勢を崩す。

 クワガタヘッドのクワガタから電撃を放ち着地地点予想場所の地雷を除去。前転して着地するとすぐさま立ち上がりチーターレッグでゴールに向かい一直線に走り出す。

「さぁさぁ序盤の展開から誰が予想出来た!?今一番にスタジアムに帰ってきたその男――――・・・緑谷出久の存在を!!」

あまたのヒーローたちも予想できなかった。しかし出久は普通科でありながら一位を取るという偉業を成し遂げた。

雄英高校体育祭始まって以来、前代未聞の快進撃である。

 

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