リアル鬼ごっこみたいな話なんですけどね、テーマパークかどこかに行ってる家族がおおばあちゃんと一緒でそれぞれ楽しんでたら急に変な放送が始まってそこからリアル鬼ごっこスタート。
んでボス倒すために誰かと組むまで何度も死んでは生き返るを繰り返すんです。そして仲間と思っていた男の子が実はボスで殺されたと思ったらまたリスタート。
今度は家族にその子と話して家族静観してボスを殺したと思ったらまた振り出し。
また攻略すればいいって思ってたら後ろから変な人がついてきて後ろ振り替えたら腕ミスコールの表紙みたいな仮面の人が来て{ごめん。僕君を殺したくなったから殺しちゃいました。」と言って目つぶししたところで目が覚めたんです。
そっから跳び起きたら壁にぶつかって何かと思ったら寝相の悪さに壁まで移動してたんですけど布団があった悪ないのに気づいてしばらく怖かったんですよね。
夢だけど詳細に覚えちゃうほどの恐怖なんですよ。いやー怖い怖い。
拳籐と芦戸の対決が終わってセメントスによってフィールド整備されている中、出久は胸に違和感を感じていた。
出久は急に席を立ちあがることにクラスメイトが気に掛ける。
「どうしたんだ緑谷?」
「あ、ごめん。ちょっとお手洗いに・・・・」
「そっか。早く戻れよ。・・・・・・・・・・・つってもきっと最速で終わるだろうからまあゆっくりしろよ。それに終わったら準決勝なんだし。」
「うん。じゃあ行くね。」
出久は手を振りながらその場を後にする。
「・・・・・・・・」
そんな出久の無理に心操は気づいていたがみんなの前で敢えて言わないように気を使った。
洋式トイレの一室で出久は胸を押さえていた。息は荒く、汗も掻いていた。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・やっぱ・・・・・無理しすぎてた・・・・・・」
少し落ち着いてトイレから出る出久。
洗面台の水を流し水を出す。
(アンクからもらったメダルをもってしても限界はある・・・・と言うかやっぱ病気はキツイ・・・・・・・)
出久は石鹸で手と蛇口の栓を洗う。
これは私もやっている癖である。なぜかと言えばよく考えて欲しい。
トイレで用を足した時に手は汚くなります。洗うために栓を開けます。そしてその手を石鹸で洗います。この時手はきれいになります。しかしよく考えてください。線は手を洗う前の状態です。自分の体とはいえ雑菌だらけです。
ではきれいにした手でその栓を開けたらどうなるでしょうか?
答えは手を洗っても意味がないである。
だが栓の部分を洗えば栓を閉める時に手は汚くならないはずである。潔癖症かもしれないがパンなどの手に取って食べる時などにはこうした方がいいのは言えるであろう。
「・・・・・・でもまだ終わりたくない。なにより・・・・・」
出久の脳裏には轟の姿があった。
「何としても轟君に気づかせないと。」
出久は一人そう呟くと席へ戻る。するとすでに歓声が沸いていた。試合会場を見ると氷漬けにされている飯田の姿があった。
「もう終わっちゃったの!」
「おお、緑谷。今戻ったのか。」
「どんな勝負だったの!」
「おお、それが簡潔に説明すると飯田の行動範囲を轟が制限して飯田があの超速くなる奴を使って轟に一発入れて場外に出そうとしたんだが足の排気口みたいなのに轟が氷で小細工して足を止めたんだ。そんで氷漬けって状況。」
簡潔で分かりやすい説明に出久は納得する。
「じゃあ僕は控室の方に行くね。」
出久はそう言うと控室の方へと向かった。
一方そのころ反対側の控室では爆豪が右手を入念にマッサージしていた。
(クソッ!思った以上に個性を使っちまった。丸顔と言いポニーテールと言い・・・・・・・厄介だな。)
爆豪はそこでふと手を止めた。
(あいつらは本気で来ていた。夢への切符を掴むため・・・・・・・・か?そんな顔じゃなかったな。むしろそれよりも・・・・・誰かのために強くなるって感じだったな。)
爆豪の脳裏には出久の顔が思い浮かんだ。
(黒目女も透明女も・・・・・・・・他の奴だってそうだ。
爆豪は自分の無力さを改めて感じていた。
(あん時からあのクソナードは自分を犠牲にしやがる。)
爆豪が一番印象に覚えているのは小さい頃、川に落ちた時に手を差し伸べる出久の姿であった。
(自分だってすぐに血吐いちまうほど弱いくせして人一倍お節介で・・・・・・・そのクセ自分のことをまともに考えもしねぇ・・・・・・・・・ああクソ!さっさとあいつ倒してこれ以上アイツの体に無理させねぇようにぶっ飛ばしてやる!)
荒れる感情を出しながらも考えは冷静な爆豪。爆豪はぶっきらぼうに扉を開け会場へと向かった。