里帰りする人間は早めに土産買わないといけないという現実に直面します。
正直正月セールの市内とかって面倒なんですよね。特に人だかりが多くて福袋とか買い求めてくる人多いし。
そしてこういう時に限って欲しいのが人のぬくもり。一人暮らしにありがちですけど。
「仮面ライダーフォーゼ?」
「聞いたことが無いヒーローだな。」
「そりゃそうだ。こっちの世界にはいないからな!いくぜ!」
フォーゼはエアーを吹かしながら飛ぶとスイッチを押す。
【ローケット、オン!】
フォーゼの右腕に突如大きなオレンジ色のロケットが装備される。
「ライダーロケットパーンチ!」
「ぐあっ!」
フォーゼは大男を殴り飛ばす。小柄な男がフォーゼに個性を使い攻撃しようとするがフォーゼはロケットを使い上に回避するともう一つスイッチを押す。
【ハンド、オン!】
「よっと!」
左腕から赤いマジックハンドが出現すると小柄な男を投げ飛ばした。
「なんで弦太朗君が・・・・・」
出久は驚いていた。
実は出久は一度あっちの世界ですべてのコアメダルを手にしていた。
財団Xの野望を阻止するためにフォーゼと協力したのである。
しかしその時のコアメダルはワームホールによって未来へと戻って行った。
その時のワームホールが出久が元の世界へと戻る手がかりであったことは鴻上会長と里中しか知らないことである。
「オーズ先輩!ここは俺に任せて先に行ってください!」
物陰に隠れている出久たちにフォーゼが声を掛ける。
「わ、わかった!」
出久は戸惑いながらもそれに答えた。
すると轟が前に出て氷の壁を張る。
「緑谷、ここはあの人と俺たちに任せて先に行け。」
轟は氷の柱を作り出久たちを上の通路まで運ぶ。
「サンキュ、轟ちゃん!」
伊達が親指を立て出久たちは先へ進む。
「さて・・・・あの変身したヒーロー、かなりできるな。」
轟はフォーゼの実力を理解した。初めてであって”個性”もわかっていない相手に対しその時その時に合わせた戦いをしているのだ。
「俺も戦わねぇとな。」
轟は小柄な男に対し氷を張って足を捕まえる。
「甘い!」
攻撃が来ることを予見していたのか小柄な男は“個性”を使い地面を削り回避する。
「これでどうだ!」
【レーダー、オン!】
【ランチャー、オン!】
レーダーで小柄な男を捉え、ランチャーを放つフォーゼ。
「ちぃ!厄介なサポートアイテムだ!」
小柄な男は“個性”を使いミサイルを一基爆発させる。すると他のミサイルも誘爆するがそれがフォーゼの狙いであった。
「おい、氷使うの!俺の後にもう一回それをしろよ!」
【ウォーター、オン!】
フォーゼの左足に巨大な蛇口が出現すると高水圧の水が放たれる。
「なっ!みずぶっ!」
小柄な男は高水圧の水を浴び、”個性”の発動もままならない。
「今だ!」
「そういうことか!」
轟は放水が止んだのを皮切りに一気に接近し至近距離で凍らせる。
「こいつは一旦おいてアイツの方に行くぞ!」
フォーゼは大男の方に顔を向ける。
大男は爆豪と切島が応戦していた。しかし頑丈な体であるため中々攻撃が通らない。
「どんなに硬い奴でも、中身は同じ!だったらこいつだ!」
フォーゼはスイッチを入れ替えスイッチを入れる。
【エレキ、オン!】
「ひん曲がったやつも受け入れる!」
フォーゼの体がエレキスイッチによって変化する。
体は金色になり、六つの蓄電装置が備え付けられた姿、フォーゼエレキステイッツへと変わった。
「時間がねぇから一気に決めてやるぜ!」
フォーゼはビリーザロッドのプラグを指し直すと、ベルトのレバーを一回動かす。
【リミットブレイク!】
「お前らそこをどけ!うぉおおおおおお!」
接近してくるフォーゼの言葉を信じ爆豪と切島は避ける。
「そんなちんけな武器で俺が倒せるとでも思ってるのか?」
「ああ、思うね!ライダー100億ボルトブレイク!」
すれ違いざまに切りつけた瞬間、大男の体に大量の電気が流れる。
「ぬぉおおおおおおおおおお!」
あまりの電流に耐えられなかった男は気絶する。すると自然と”個性”も解かれた。
「舐めるなっ!」
小柄な男が氷の拘束を壊して無理やり“個性”を使い爆豪に仕掛けるが回避される。
「俺の”個性“は汗腺からニトロのようなもんを出すんだ。」
「じゃあこいつだ!」
フォーゼはスイッチを入れ替えスイッチを入れる。
【ファイヤー、オン!】
フォーゼの姿がまた変わる。
全身は赤く炎のエンブレムが入ったエネルギーユニットが装備された姿、フォーゼ、ファイヤステイッツへと姿を変える。
「派手にいっくぜ!」
【ランチャー、オン!】
【ガトリング、オン!】
【リミットブレイク!】
「ライダー爆熱シュート!」
「喰らえ!」
フォーゼのライダー爆熱シュートと轟の炎が組み合わさり小柄な男を気絶させる。
「よっと!」
フォーゼはファイヤーステイッツをオフにする。
「アンタ一体・・・・・」
切島が問おうとするがフォーゼは上を見ていた。
「さーって、ここのエレベーター使えねーからな。どーしたもんか。」
「おい!こっち向けよ!」
「ん?ああ、悪い。マジでヤベー状況だから気に留めてなかった。お前ら二人、今の状況分かってるのか?」
「い、いやそれは・・・・・」
轟は二人に現状を教える。
「なぁ、お前ら。どっちがいい?手っ取り早くオーズ先輩たちと合流するか、時間かけて合流するか?」
「決まってんだろ、アホか!早く行った方があいつの体の心配もしなくていいだろ!」
「俺も賛成だ。どうであれ合流しねーとマズい。あいつらはここのシステムをすべて掌握しているんだ。手を打たれる前にやるぞ!」
「俺もみんなが頑張ってんのに何もしねぇなんて漢じゃねぇ!」
三人は賛成する。
「よし分かった。」
そう言うとフォーゼは大きなスイッチを手に取り差し込むとスイッチを押す。
【ロケット、オン!スーパー!】
フォーゼの体がオレンジ色になり、両手にはロケットが装備される姿、スーパーロケットステイッツへと姿を変える。
「お前ら、俺に掴まれ!」
『・・・・・・・・』
どうやって行くのか理解した三人。しかしもう後には引けないと悟りおとなしくしがみついた。
「行くぜ!」
フォーゼスーパーロケットステイツは壁をぶち破り、出久たちが行くであろう風力発電の場所まで飛ぶ。