集合場所に集まって敵連合はオーズたちの登場に戸惑っていた。
「おい!こいつら知ってるぜ!誰だ!?」
「下がっていろ、Mr.」
「っ!わかった!」
荼毘の言葉にMr.コンプレックスは答えた直後、炎が放たれる。
「うぅ・・・・うぉおおおおおおおおおお!」
オーズはエターナルフェザーを大きく羽ばたかせ冷気をぶつける。荼毘の炎はオーズの冷気によって打ち消されてしまう。
「やるじゃねぇか!調子に乗るんじゃねぇ!」
トゥワイスが接近しメジャーの武器で斬りにかかってくるがオーズのティラノディバイダ―で吹っ飛ばされる。
「ぐぁ!」
すかさずトガが注射器上のナイフを投げつけてくるがオーズはそれを片手で掴むと振り回す。
「ちょっと!」
流石の圧倒ぶりにトガも驚かずにはいられなかった。
(あいつは手品師って言ってた。だったら隠すのはポケットじゃない!)
プトティラの力のかろうじて制御しながらも、オーズは冷静に考えてていた。
自らを元手品師と称した彼だからこそだ。
超人社会であるからこそ昔の手品は廃れてしまっているが、まだ発言して間もなかったころは手品で通せていた話である。
「ふっ!」
オーズはメダガブリューを地面から引き抜くと一気に地面へ叩き付ける。
「ぬぉっ!」
Mr.コンプレックスは体勢を崩す。
「障子君!」
「任せろ!」
障子はMr.コンプレックスに近づきポケットの中にあるビー玉を回収する。
「回収したぞ!」
「そっちじゃない!」
オーズの言葉に轟と障子は困惑する。
「お見通しってわけだね。どうも性分でね。見せたいものがあるときは―――――」
Mr.コンプレックスはマスクを外し口の中から二つのビー玉を見せる。
「見せたくないものがあるときでね。」
【ゴックン!】
その直後であった。オーズがメダガブリューにセルメダルを投入しバズーカモードに切り替える。
【プ・ト・ティラーノ・ヒッサツ!】
「そこだ!」
オーズはMr.コンプレックスの足元にストレイトドゥームを放つ。
「おいおい!正気かよ!」
Mr.コンプレックスは驚き口から二つのビー玉を出してしまう。
そこへ轟が駆け出し回収しようとする。
しかし、回収できたのは片方だけであった。
黒霧のワープによって敵連合は撤退をはじめ、二つの内の一つは荼毘の手にあった。
「悲しいな、轟焦凍。」
荼毘は轟を見下ろしながらそう言った。
「確認だ。“解除”しろ。」
「たく、なんだよ今の攻撃。俺のショーが台無しだ。」
Mr.コンプレックスが指を鳴らすと個性によって囚われていた二人が解放される。
轟が手にしたのは常闇の方であった。
そして敵連合の手には爆豪がいた。
「問題無し。」
「かっちゃん!」
ワープに引きずり込まれ、首を掴まれている爆豪に駆け寄ろうとするがコンボの負荷によって動けなくなっていた。
「来んな、デク!」
その直後、爆豪はワープの先に消えていった。
「ちく・・・・・・・・しょう・・・・・・・」
オーズは倒れると共に強制的に変身を解除され、口から血を流していた。
この日、出久たちは敗北した。
「さて、この世界の馬鹿どもにお灸を添える時のセリフでも考えておくか。」
燃える森を見下ろしながら士はカメラにその光景を収める。