私30回分引こうかと思ってます。
大体20400円を使えば、目当てのE賞の三頭身フィギアコンプできるかもしれないから!
ぶっちゃけ狙いはそこだけに絞っているんですよね。大きいフィギアだと部屋に困るから。
そして今更ながら投稿が長引いてゴメンなさい。
実はなんか刺激を受けなくなってきているこのご時世、色々と新しい漫画に興味持ったりしてテンションを上げてました。
コロナでいろいろと自粛しないといけないですからね。
最近では十字の交差点で右折待ちしているときにクラクション鳴らされましたよ。
参っちゃいますよね
皆さんも運転する時は気を付けて運転してください
煽るより譲ろう、無謀な勇気より賢明な判断が大事ですよ
雄英高校寮生活が始まろうとした初日、寮の前では相澤の前に一年A組全員が整列していた。
「まずお前らに言っておくことがある。爆豪と飯田と蛙吹、緑谷以外の全員を俺は退学処分にするつもりだった。」
『っ!?』
その言葉に一同衝撃を受ける。
「当たり前だろ。止めるべきなのに止めなかったんだ。オールマイトが引退する話が無ければ俺は除籍にする予定だった。」
そんな飯田に側で聞いていた伊達が話しかける。
「待ってよ、相澤ちゃん。」
「気色悪い言い方で話しかけるな。俺はこいつらに・・・・」
「俺さ、この世界に来て思うんだけど、正しい人間の在り方ってあるの?」
「・・・・・・・・・・・は?」
相澤は何が言いたいのかわからなかった。
この場で唯一分かっているのは出久の彼女になった者たちと、出久だけであった。
「ヒーローはこうあるべきだ、こうでなくてはってみんなの押し付けがさ、オールマイトを追い込んで活動させていたんじゃないのか?」
「なにをバカなことを・・・・・」
「だってそうじゃない。実際オールマイトは周りの多大な信頼と実績を残した。するとみんなは“オールマイトなら”って考えに至った。そして次第にオールマイト比べるようになった。結果何を生んだ?」
「それは・・・・・」
相澤は言葉が詰まった。
結果として生まれたのはヒーロー社会の衰退。こんな状況だからこそ求められるものを、多くのヒーローが持ち合わせていなかった。
「それに助けに行く行かないってのはさ、結局のところヒーローとしてあるべき姿だと思うよ。自分達たちが原因だから自分たちで解決する、自分たちじゃできないから他人に頼る。どっちが正しいかって言うと、どっちも正しくて間違ってる。」
「だが法律で!」
「それがおかしいんだよ!」
その言葉に一同驚く。
「俺さ、“個性”をわざわざ使わなくてもいい人とそうじゃない人を見て来た。わざわざ使わないといけない人に関してはさ、サポートアイテムを支給もされない。なのに使えば逮捕。おかしくないか?」
相澤が言っているのは所謂“他人にも害を与えてしまう個性”の人たちである。
有毒や有害物質の個性を持っている人たちは時折発散しなくてはならないが、法律でそれを禁止されている。
だがそれを我慢すれば使用する本人が死んでしまう。
しかし“個性”の使用を許されてるのはヒーロー免許を持っている人たち、もしくは専門職で活用できる人と限られている。
(最近、個性の免許を持っている人が限定的に使えるようにって法案ニュースが入院しているときにあったけど、もしかして伊達さんが?)
不意に出久はそう思った。
伊達はこれまでこっちの世界で過ごしてきて思っていた。
“個性”による優劣、“個性”が使える人間と使えない人間。
抑圧による犯罪。
ヒーローと言う職業は結果として差別を生み、優劣を生んだ。
法律は国民を守るべき者なのに、守ろうとしていない。上に立つ者の目先の安心しか見ていないことに、伊達は苛立ちを覚えていた。
「相澤ちゃん、合理的に考えるのは間違ってない。けど合理的で行動して、後悔するよ。その考えを否定する気はないんだけどさ、俺には理解できない。災害時にトリアージするんならまだしも、子供に対しても情をささげられない、ただの機械のように動く人間にするくらいなら、俺は相澤ちゃんを軽蔑するよ。」
「・・・・・・・・・」
相澤は言いたかった。
しかし、それが出来なかった。
過去にプレゼントマイクに自分のヒーロー名を頼んだことがあった。
自分で考えることをあの頃から放棄して、自分の考えと言うものをシステムとして組み込むことで解決をしていた。
時折自分の考えを見せるが、機械でしかないように見えるのは相澤の欠点であった。
「俺から皆に言えるのは、悩めってことだ。何が正しくて間違っているか、自分だけの考えで押し通そうとしないで悩みまくれ。そうでもしないとただの社会の歯車として生きていくだけの悲しい人間になっちまうからさ。」
伊達の言葉でその場は解散した。
少し離れたところで相沢は伊達に尋ねた。
「おい、なんであんなこと言いやがった?」
「なにが?」
「とぼけるな!」
相澤は柄にもなく怒鳴った。
「あの法案に関しても関与しているってことか?合理的じゃねぇ。」
「合理的合理的ってうるさいよ、相澤ちゃん。」
「お前!」
相澤は伊達の胸ぐらをつかむ。
「わかってるのか!あいつらがやったのは立派な犯罪行為に等しいんだぞ!」
「・・・・・・相澤ちゃんは、助けられる命を助けられなかった瞬間を知ってる?」
「・・・・・・何を言っている?」
「多くのヒーローはそれを経験しているだろうけどさ、あの子たちはまだそれを知らない。雄英高校の訓練を見させてもらっているけど、ちゃんとしたものじゃない。身体能力と“個性”の重点的強化に点は置いている。けど救助に関しては甘い。これが何を意味しているか?」
伊達はそっと手を相澤の手に重ねる。
「相澤ちゃんも、出久ちゃんと戦った当初から変わってなくて、影響されている。“個性”って言う虚栄に。」
「!?」
その言葉に相澤は衝撃を受ける。
救助訓練。
ヒーロー活動は何も敵を倒すことだけではない。
人命救助も立派なヒーロー活動である。
だが雄英高校の授業ではそれが少なかった。
「出久ちゃんはそれを知っている。誰よりも残酷な現実を、誰よりも力が無いことのむなしさを。」
その言葉を聞くと相澤の手は次第に弱くなっていった。
「俺も戦場の軍医で多くの命を見て来た。多かったのが理不尽に奪われる命だ。なのに、相澤ちゃんは子供に最初から突きつける。間違ってない、それは現実だ。紛れもないね。
けど、相澤ちゃんはちゃんとあの子たちを見ていたのか?強化合宿の時にも出久ちゃんを含めれば七人、たった七人だ。“個性”を考慮してもアレだと無理があった。敵の情報も事前に知っていたのに、それを怠った。会見の時のあのたたずまいはカッコよく思えてたよ。でもね、それだけなんだよ。俺が知っている相澤ちゃんがちゃんとやってるって思ったのは。何より、説得力が無いんだ。」
「説得力が無い?」
「いつも寝袋で移動して芋虫みたいに、髪も洗ってないから少し匂うし。」
痛いところを突かれる相澤は反論できなかった。
あの時彼らに対し相澤は信頼を裏切ったと言おうとしていた。
しかしどうだろう?彼は普段から少し問題があった。
強引すぎる単独判断、身だしなみの悪さ、食生活、移動手段。
寝袋に関しては何度警察に厄介になって始末書を書かされたのか忘れるほどの量であった。
伊達は、相澤を途中から知っているからこそ言った。
今の相澤しか知らない伊達にとって、人のことは言えないと。
「・・・・・・・・・・」
「ショックか?でも俺は、いや俺たちはこの世界の在り方に疑問を抱いてる。ヒーローの在り方についてな。」
「さっきから気になったがこの世界とはどういう意味だ?お前は、いやお前と緑谷は一体・・・・・・・」
「そろそろ、教えてもいい頃だな。校長とオールマイトと一緒に話してあげるよ。出久ちゃんも、そろそろみんなに話すだろうからさ。」