僕のヒーローアカデミア OOO   作:ザルバ

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皆さん長らくお待たせしてしまってお申し訳ございません
しばらくの間読みに徹していたのと他の作品を色々と投稿しているのもありましたがやはり一番の原因としては刺激がなくなってきたことにあります
仕事で今も忙しくなり時期があったりします。

ヒロアカの映画を見てきました
最近別サイトでFGOコラボの話を書いているのですがそちらの方との連想を先に考えていました。
こちらの方の作品でもする予定ですのでご安心してください。
そして映画を見て個人の感想としてはヒーロー協会からあの国絶対指導や勧告を受けるのが見えますね。あの国は今後色々と立て直しをしなければならない国ですね。


79 秘める決意

「・・・・・・・・」

 飯田は一人自分の部屋の椅子に座り考えていた。

(僕の家は、規律と礼節を重んじるヒーローの家系だ。それに恥じないようにここで学んでいたつもりだった。だが実際は違った。)

 今日聞いた出久の話に飯田は衝撃を受けた。

(彼と最初に会ってから何かが違うと思ったが、そうじゃなかった。根本的に違ってたんだ。力だけじゃない、経験も。人生も。)

 濃い人生を送ってきた出久に対して飯田は自分と同じと思っていたことを恥じていた。

(だが彼はそれに大して決してマウントを取るとはしない。むしろ前に前にと進もうとする姿勢を俺に見せてくれている!)

 出久の生き方は本来あるべきヒーローの姿なのかもしれない。

 悲しい話ではあるが日本ほどのヒーローは世界にはいない。

 理由としては国によっては儲けにならない仕事をしないヒーローもいるのだ。

 慈善活動やイベントなどでも金になる方にしか働かないヒーローもいる。

 また汚職に手を染めているヒーローも少なくない。

 日本でもいるが世間の目もありすぐに見つかる。

 出久のいた世界において仮面ライダーを金儲けとして使っているところはない。

 むしろ本物の正義で戦っているようにも見えてしまう。

「・・・・・・・・・僕は一体、何を学んできたのだろうか?」

 ヒーローに関する法律も、この世界において必要な法律や知識も学んでいる。

 しかし本来ヒーローは国に縛られるのではなく困っている人を助ける物であるため、国に管理される存在ではない。

 しかしいつしかこの世界において秩序と言うよりも脅威になりえないための抑止の首輪としてその職業を与えたのかもしれない。

 そう考えれば自分たちは踊らされているのかもしれないのではないのかと飯田は思ってしまった。

 だが今更どう変えればいいのかも答えは分からない上に、出久も教えてはくれない。

 正しい正義などないのは飯田も少しは分かっていた。

 ステインの思想は過激ではあるが筋は通っていた。

 人気や地位や名誉ばかりを求めて自分が信じる正義を貫こうとはしなかった。

手のひらを二転三転と返す正義ばかりを通していた。

 彼の行動を正しいとは言わないが、理解は出来てしまったのだ。

「・・・・・・・何も学んでなかったな。」

 ふと飯田はそう呟いた。

「学んでないなら、学んでいこう。これからの僕の正義のためにも。」

 飯田はそう言うとカーテンを開けて月を眺める。

 同じことを考えてかA組B組一同も見ていた。

 戦う理由は皆違えども、考えることは皆同じであった。

 

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