僕のヒーローアカデミア OOO   作:ザルバ

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皆さん大変待たせてしまって申し訳ございません
正直言えばモチベ上がらなかったのと
今まで仕事が忙しかったのと
パソコンが動き遅くてまともに執筆できなかった上に止まりまくってたのと
最近シンフォギア(今さらかよ)にはまってたのと
続きが思いつかなかったのでなが~~~~~~~~~く止まってました

今回は一部ストーリーを飛ばしています
理由は出久が回りより経験豊富すぎるから
だいぶ久しぶりなのでクオリティ低いので須吾ご勘弁下さい


80 仮免訓練と大人の事情

 出久の打ち明けから日が経ち、ヒーロー科生徒は一層気を引き締めた。

 本来であれば三年生の頃から取得するヒーロー仮免許。それを一年生の段階で取得するためにも必殺技の開発に勤しんでいた。

(皆必殺技もいいけどこの学校、救命活動方面を教えてないんだよなー。)

 出久が懸念していたのは救助活動方面である。

 現代のヒーローは敵を倒すことばかりに着眼点を置いているが本来は人助けにボランティアに救助活動とするべきことが多いのだがどうしてもそこばかりは疎い点が多い。

 派手さを求めるあまり被害を考えず、人名よりも活躍を優先。メディアにはそっちばかり目が行ってしまいがちになっている。

「相澤ちゃん、もうちょっと計画性とか考えなかったわけ?」

「俺は合理的に動いてるだけだ。計画性とかは・・・・・・」

「そういうけど計画性も合理的考えよ。何より救命技術は出久ちゃん以外ダメだよ。百ちゃんはまだ知識あるけど経験が浅すぎる。それにみんな話術が無い。」

「・・・・・・・・・」

「目をそらさない。現実を見なさい。」

 伊達の指摘は尤もである。

 治療をするだけなら機械でもできる。しかし直るかどうかに関しては患者の意思にもよる。

 病は気からと言うが,正にそれである。どんなに高度で最先端で完璧な医療を施しても、結局患者の直る意思が無ければ意味がない。

 特に災害時などの被災者の精神状態は非常に不安定である。

 緒との情報だけでも不安にさせてしまい肥大化して患者や被災者の精神を病んでしまう事も少なくない。

 現実問題、精神面のケアはその後も続く。

 人間は肉体よりも精神が一番弱い。そしてそれは伝染病よりも伝染してしまうのだ。

 過呼吸などもそういったほうに分類される。

 雄英高校で過ごした日々の中で多かったのは敵との遭遇、及び戦いばかりである。しかし救助活動のほうに関しては全くと言っていいほどに経験がない。

 それ故ヒーロー仮免試験では大きく引き離されてしまう。

「しゃーない。俺が付け焼刃程度だけど使える知識とか渡してくるよ。」

「そのほうが合理的だな。」

 相澤は生徒一同に一旦訓練を中止させて伊達に任せることにした。

 

「え?僕は免除なんですか?」

 その日の放課後、出久は校長室に呼び出されていた。

「そうなんだよ。君の経験を考慮すればむしろ試験自体に支障が出る。それに君には既に臨時ヒーロー免許は発行されているが試験終了後に正式にヒーロー免許が発行される。」

「受け取っていいのですか?」

「委員会の皆さんには鴻上会長の説得もあって承諾してもらっているからね。問題ないのさ。」

 それを聞くと出久は安心する。

 正直に言えば苦学生からのねたまれることを出久は心配していた。

 一部の人間をひいきすればそれにより嫉妬が生まれる。それによる各学校との関係悪化が心配された。

 オール・フォー・ワンとの戦いが終わったからといってもまだ死柄木弔の敵連合が捕まっていないのと、協力者もまだ特定できていないため今後のことを考えれば各機関との連携の必要があったのだ。

「校長、正直言えば僕は危惧してます。オール・フォー・ワンの個性に関することで。」

「どういうことだい?」

「個性は一種の科学の延長線上です。一人で複数を扱う個性のオール・フォー・ワンは疑似的に再現は可能ではないのでしょうか?」

「それは無い・・・・・・・・・と言いたいところだが現状轟焦凍君の二つの個性の例もあるから否定できない。だがなぜそう思うのか意見を聞かせてもらえないかい?」

「きっかけは伊達さんです。」

 根津は首をかしげる。

「バースはセルメダルを使って変身します。コアメダルでは使用者によっては800年前の王の惨劇を繰り返してしまうから安定性が高いセルメダルのほうがいい。こちらの世界であることをほかの世界でないとも言い切れない。」

「・・・・・・・・・・実はこれは非公式なのだがね、オール・フォー・ワンがそういった研究をしていたと思われる資料が脳無の生産工場跡地で発見された。」

「っ!?」

 出久は目を見開く。

「君がその結論に至ったのは正直驚かされたよ。そして今その場所は目下捜査中だ。けど君の力は今回は借りようとは思えない。」

「・・・・・・・・・・なぜですか?」

「私たちは君に頼りすぎてしまうからだ。我々は大人で、君は子供だ。だからこそ今君には学んでおけることを学んでもらい、良きヒーローになってほしいと思っている。それにこれは秘匿性が重視される。君の周りを危険に巻き込むわけにはいかない。」

「・・・・・・・・・・・・なるほど、わかりました。」

 出久は理解した。

  ヒーロー委員会としても威厳を取り戻したいという意図も見えていたからだ。

 

 ヒーロー仮免試験は轟と爆轟を除いた全員が合格をした。

 

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