NARUTOでオリキャラが出てるものです。物語の中でサクラのおじいさんが出たりイタチが木の葉に無事に戻ってサスケとサクラが罪人扱い。サスケはオリキャラによって写輪眼を子供にも継がせられないようになる話です。
特徴的な話で祭りの時にナルトと日向が湖の上で御三家と共に演武みたいなのをするってのがあります。
「今朝は快便だし、奴らは一日中くっ付いたまんまだぜ!」
「・・・・・・・・」
敵に勝利したことに喜ぶ峰田に対し出久は深刻な顔をしていた。
「どうしたの、緑谷ちゃん?」
「敵がこの程度だと、相澤先生は苦戦しない。けど・・・・・・」
「やっぱりオールマイトを倒せる手立ての方が危険度が高いって思っているのね?」
「うん。純粋に相澤先生の抹消だと全ては対処できない。だからできればどこかで撤退するための一瞬を作ろうと思うんだ。このまま水辺に沿って歩いて出口を目指すついでにね。」
出久の言葉に峰田が反応する。
「なに言ってんだよ緑谷!相澤先生はプロなんだぞ!お前が言ってたようにチンピラだったら問題ねーじゃねーか!それに先生の“個性”さえあれば問題ねぇって!」
「それは違うよ。確かに発動系の個性は消せてもベースが鍛錬を積んでいたら話は別になる。」
出久が最も恐れていること。それは個性使用者本人が鍛えていることだ。
相澤先生は技量や個性の面では敵にとっては脅威である。ではその脅威に打ち勝つにはどうするべきか?答えはいくつもあるが大きく分けると力と知恵。この二つと言えよう。
個性を消されたとしても圧倒的力を使ってねじ伏せるか、もしくは知恵を振り絞り相手の弱点を突いたとたんに自分のできうる限りで倒す。どちらも有効と言える。
山岳ゾーン
「うぉらっ!」
上鳴は八百万に作ってもらった通電性の高いスパイクバットで敵と応戦していた。
「緑谷のアドバイス貰って助かったぜ!」
「ウチもっ!」
耳郎はイヤホンジャックを八百万に作ってもらった模造刀に差し振動を伝わせ敵を倒していた。
出久は二人の個性を生かせる簡単なものを提案した。
上鳴の場合は電気を
それはつまり纏った電気を外へと最小限に放出し、敵に最大限のダメージを与えることである。だからと言って棒では意味がない。当たる面積によって電気の威力は左右されてしまう。当たる箇所がどこであるとしても敵に有効であること。
それでスパイクバットなのである。当たればスパイクから筋肉へと電気が伝わり、痙攣を起こす。それだけでも肉体系敵にとっては有効である。また電気が通じない相手にも武器によって多少のダメージを与えられるのだ。
そして耳郎の武器は音波カッターをベースに出久は考えて考案したものだ。電動髭剃りは細かく振動をさせることによって短くなった毛をも剃ることができる。しかしそう言ったものには電池が必要ではあるが耳郎は違う。自分の心音と言う武器がある。後はそれを武器と掛け合わせ使えば敵に有効に活用できる。
「ですが早く皆さんの下へ戻らないといけませんわ!それに・・・・・」
八百万は一番心配していることがある。それは出久の身体のことである。
彼女が知っている限りコンボを使えば必ずと言っていいほど吐血している。もしこの戦いの中でコンボを使っていれば彼は死んでしまうかもしれない。それだけは嫌であった。
「
八百万の背中から大きなものが出てくる。
「時間がかかってしまいますの。大きいものを創造するのは。」
「シート?」
「なんのつもりだ?」
「厚さ100mmの絶縁体シートです、上鳴さん。」
「後のフォロー頼むぜ、二人とも!」
上鳴は最大出力で放電する。その周辺にいる敵は感電し、気絶する。
「さて・・・・早く合流しましょう。」
「つか服、超パンクに・・・・」
心配する耳郎に八百万は言った。
「また創りますわ。」
そう話している中、地中から謎の手が出てきた。
出久たちが相澤が戦っている場所付近に近づいてみるとそこには驚くべき光景があった。脳がむき出しの敵が相澤の片腕を握りつぶしていた。その光景に蛙吹と峰田は恐怖し、出久にはある光景がフラッシュバックした。
「死柄木弔。」
「黒霧、13号はやったのか?」
「行動不能にはできたものの散らし損ねた生徒がおりまして・・・・・一名、逃げられました。」
「・・・・・・・・は?」
死柄木は間抜けな声を出す。
「は――――――・・・・」
溜息を吐くと顔を掻き始める。
「はぁ――――――」
両腕で首をガリガリと掻き続ける。
「黒霧、おまえ・・・・お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ。さすがに何十人ものプロ相手じゃかなわない。ゲームオーバーだ。あーあ・・・・
(ちょっと待て・・・・・・・
出久の中で何かが壊れ始めた。そしてそれに反応するかのように出久の中にあるメダルが今か今かと待ちわびていた。
「けどその前に、平和の象徴の矜持を少しでも・・・・」
死柄木は一瞬で出久たちの下へ近づき、手を伸ばす。
「へし折って帰ろう!」
死柄木の手が蛙吹の顔を捉えようとした瞬間、出久の胸から三枚のメダルが飛び出し死柄木を弾き飛ばした。
「っ!なんだよこれ・・・・・イッテェ・・・・・」
死柄木は弾き飛ばされ、当たった個所に手を当てる。
「・・・・・・・梅雨ちゃん、峰田君、聞いて。今から時間を稼ぐからその間に相澤先生を連れてみんなの下まで運んで。それとこれ。」
出久はメダルホルダーを蛙吹に手渡した。
「これって・・・・・・緑谷ちゃんの大事なメダルを収めているものじゃない。それにここにあるメダルがないと変身は・・・・・・」
「大丈夫。もう一組持っているから。」
出久はそう言うと陸に上がり、オーズドライバーをセットする。
紫の三枚のメダルがオーズドライバーにセットされる。
「殺せ、脳無。」
脳無は死柄木の指示で出久に襲い掛かってくる。しかしその前にオースキャナーがひとりでにメダルをスキャンする。
【プテラ!トリケラ!ティラノ!プ・ト・ティラーノザウルス!】
発せられる冷気に脳無は動きを止められた。いや、凍り付かされた。
はるか昔に大空を制した翼を持ち、はるか昔に優れた防御と攻撃を持ち、はるか昔に王者として君臨した足を持った恐竜のコンボ、プトティラコンボである。
「うぅぅ・・・・・・・・・・うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
オーズの目が光り、謎の波動が発せられ、凍り付いていた脳無は解放されると同時に弾き飛ばされた。脳無の片腕と片足は吹き飛ばされたときに引きちぎれるが、すぐに再生する。
「あの敵・・・・・・再生の個性でもあるのかしら?でも今はそんなことよりも緑谷ちゃんから言われたお願いをしないといけないわね。峰田ちゃん、行くわよ。」
「お、おう・・・・」
二人は相澤先生の下に向かい、麗日たちのいる方へと運んでいく。
「梅雨ちゃん、出久君は?」
「見ての通りよ。でも何のメダルなのかしら?緑谷ちゃんのメダルはここにあるのに。」
蛙吹はそう言うとメダルホルダーを見る。それを見て麗日はメダルホルダーを手に取ると中身を確認する。その中にはバスで見せたメダル全てが入っていた。
「ちょっと待って!これってあの時見せたメダル全部入ってない?だとしたら出久が使ってるのって・・・・・・・」
その時その場にいた誰もが気付いた。決しておいそれと使わないと本人が言った紫であるからだ。
一方オーズは脳無と激しい戦闘を繰り広げていた。
オーズが殴ろうとすれば脳無も殴りで相殺する。
一発、一発。重く、重い一撃がぶつかり合い衝撃波が発生する。
「ふっ!」
ダンッ!
「はっ!」
ガッ!
「うぉお!」
ガンッ!
「っ!?」
脳無はオーズの攻撃を受けるたびに腕がグチャグチャになる。その度の再生を行うが攻撃の速度が速くなるにつれてその再生は間に合わなくなってきていた。ショック吸収をも使ったとしても対処できるものではなかった。
「おいおい・・・どうなってんだよ黒霧?脳無は先生の最高傑作じゃないのか?」
「あの少年の個性、強力ですね。しかしあの戦いぶりからして感情的に戦っているようです。そう長くは持たないはずです。」
黒霧は冷静に分析をした。しかし彼は知らなかった。紫は無のメダル。全てを無にするまでその暴走は止まらないことを。
「ふっ!」
オーズのプテラヘッドが光り、エクスターナルフィンが広がり脳無に向かい一気に飛ぶと肩を掴み、一気に急上昇。上へ放り投げるとティラノレッグのテイルディバスターを使い巨大な尻尾を出すと何度も脳無を縦横無尽に叩く。
「はぁあ!」
オーズは脳無の頭上に位置するとティラノレッグで脳無を掴み一気に地面へ急降下する。
「ぐぁあっ!?」
脳無は声を上げる。オーズは脳無から離れると地面へ向け片腕を突っ込んだ。地面から紫色の光が発光し、地面から引き抜くとその手にはメダガブリューを手にしていた。オーズはセルメダルを一枚挿入すると飲ませる。
【ゴックン!プ・ト・ティラノ・ヒッサツ!】
「うぉおおおお!」
メダガブリューをバズーカモードにしたオーズは圧縮したエネルギーを脳無に向け放った。脳無に直撃し、四肢を失い吹き飛ばされた。しかし再生は行われず、まるで意識を失ったかのようにピクリとも動かなかった。
「っ!?死柄木弔、脳無が機能を停止しました!」
「なっ!オールマイト用に作りだしたんだぞ!なのに倒されるって・・・・・化け物かよ・・・・」
死柄木はそのことに驚くがそれどころではない問題が起きた。
「うぅう・・・・・・・・・っ!うぉおおおおおおおおおおおお!」
オーズは死柄木たちに目をつけるとメダガブリュー片手に襲い掛かってくる。
「やっば・・・・・お前たち、俺たちを守れ。」
その指示に従い死柄木を守るように敵たちがオーズに向け個性を発動する。しかし今のオーズにはそれは通じず、アックスモードのメダガブリューを振り回し、敵たちを次々と倒していく。
「こんの!」
オーズの後ろから電気系の個性の敵が電撃を放つ。その攻撃はオーズに直撃するが効果は全く持って皆無であった。オーズは敵の方に気づくと一瞬で近づき片手で顔を掴むと地面へ叩きつける。
「うぅぅ・・・・・・・・・・うぉおおおおおおおおおおお!」
オーズの理性が吹き飛び、冷気を周辺へ放つ。周辺にいた敵は氷漬けにされ、動けなくなった。
「おい、助けに来たけど大丈夫みたいだな。」
「ああ・・・・・だがアイツ、大丈夫なのか?あれってコンボだろ?」
(それもあるが・・・・・・・・あのクソナード、どんだけ使ってんだ?コンボは相当負荷がかかるんだろ?ましてやあれはどう見ても紫色してやがる・・・・・・・下手したらアイツ・・・・・!)
敵をあらかた倒したオーズは次の標的を探すようにあたりを見渡す。そしてオーズは麗日たちの方を向いた。
「お、おい・・・・・・ヤバいんじゃないのか?」
「もしかして次はアタシたち?冗談でしょ!」
「出久君・・・・・」
一同が心配する中、爆豪たちは出久を止めようと駆け出そうとした時であった。重く閉じられていたUSJの扉が勢いよく壊された。
「もう大丈夫だ、みんな。私が来た!」