おかげでこの話を書けたので本当にありがとうございます。
勿論、他の読者の皆様のアイデアも募集中です。
採用するかは考えますが。
俺こと
裕福な訳でも貧困でもなく、とある友人のように飛び抜けた才能で有る訳でも無く、心に深い傷も有る訳でも無い。
あえていいところと言えば少し運がいいとぐらいだ。
そんなどこにでもいるような凡人の俺の始まりの物語を話そう。
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俺は今街外れの館に来ていた。
理由は至って簡単、友人に「街外れに奇妙な館があるから調べたい。だから手伝ってくれ」と頼まれたのだ。
特に断る理由も用事もない俺はそれを受け館に来たのだ。
「う〜ん、遅いな。……先入って行っても大丈夫だよな。うん、大丈夫なはずだ。よし、入ろう」
友人を待ちくたびれた俺は館に入ってみたいという好奇心に負けて入っていった。
今思えばその行動が俺と彼女を出会わせてくれたのかもしないな…。
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あたしは何時ものフィーネがいる館に戻っていた。
今回もマゼンダ色の野郎に邪魔をされ目的を達成する事が出来なかったのだ。
(チッ!一体何だよ、何者なんだよアイツは!?何時も何時も何時もあたしの邪魔ばかりしやがって!!)
そして、そのイライラと共に今電話をしているようであるフィーネに向かって今胸に抱いている疑問に吐き出した。
「あたしが用済みって…どういうことだよ!もういらないって事かよ!あんたも…あんたもあたしを道具のように扱うのかよ!」
「………」
電話に集中しているのか、フィーネからは何のことばもかえってこない。
その態度さらに苛立ちを募らせ言葉を紡いでいく。
「っ!わっかんねえよ!頭ん中がぐちゃぐちゃなんだよ!何が正しくて何が間違ってんのかも分かんねえんだよ!」
自分の胸の内全てを吐露し終えると、フィーネは大きなため息をつきながら受話器を置き電話を切った。
すると言葉を呟きながらノイズを自由自在に操れる杖───ソロモンの杖───を手に取った。
「どうして……。どうして誰も、私の思い通りに動いてくれないのかしら……」
「っ!!」
そして少し憂鬱そうな顔でソロモンの杖を振り私の前にノイズを召喚しさらに呟きを続ける
「さすがにもう潮時かしら?どうせあなたのやり方じゃ争いをなくすことなんてできないわ。せいぜい出来るとしても、1つ潰してまた新たな火種を2つ3つばら撒くことぐらいかしら」
「っ!なんだよそれ!!アンタが言ったんじゃないか!!痛みもギアもフィーネがくれたものだけが世界を救うと、あたしなら世界を守れるって、あたしは信じていたの……信じていたのに!!」
しかし、フィーネはあたしの言葉に一切無視し金色に輝くネフシュタンの鎧を纏い告げた
「私がシンフォギアを与えたというのに毛ほどの成果も上げない役立たずなんて必要ないわ。だからそろそろ、幕を引きましょうか。カ・ディンギルは既に完成しているし、あなたに固執する必要はないの」
「カ・ディンギル?一体なんだよそれは!?」
しかし、フィーネはあたしの抱いたに憂鬱そうな声で私の疑問に答えた。
「あなたが知る必要はないわ。それにいずれ
そう言って、フィーネはノイズに攻撃の命令を下した。
でも、あたしはフィーネの言った言葉に動揺していた。
(あたしが消える?消えろではなく、消える。…どういうこと?)
その疑問にしばられていたあたしは動けなかった。
そんなあたしに無慈悲にもノイズが襲いかかろうとした時誰かがあたしに向かって叫んでくるのが聞こえた。
「危ない!!」
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館に入った俺は暫くの間フラフラしていたが急に少女の怒鳴り声のようなモノが聞こえたのでそちらの方へ向かって行った。
すると俺とそう歳が変わらなそうな少女と俺より2回り程歳が上の黄金の鎧を纏っている女性の前にノイズがいた。
しかし、今のところ動く様子が見られないので暫く静観していると女性がノイズに攻撃命令らしきものを出した。
するとノイズはその命令に従うように少女に攻撃を開始した。
(どういうことだ?ノイズは無差別に人を襲うのでは?……まさか操る方法があるとでも言うのか?…今はそんなことより彼女を助けないと)
「危ない!!」
そう叫びながら飛び出していきなんとか少女を助けることができた。
すると女性は出てきた俺の姿に少し驚きを見せるが直ぐに元の表情に戻った。
「つけられていた…訳では無さそうね。まあ、そうだとしても消すのが1人増えただけ、何の問題もないわ」
「あんた一体何者なんだ?」
すると女性は再度ノイズに攻撃命令を出しながら答えた。
「そんなこと、あなたが知る必要は無いわ。今から消えるのだから」
その瞬間大量のノイズが俺達に襲いかってきた。
流石にここでまずいと思った俺は逃げる為に少女の手を引き走りだした。
「何棒立ちしてるんだ!!早く逃げるぞ!!」
「っ!ああ、分かった」
少し驚きながら俺に手を引かれることを許容した彼女共に逃げていった。
暫くは館内のものを利用し何とか逃げることが出来ていたが多勢に無勢、あっという間に追い詰められてしまった。
「これで詰みね。さっさと諦めなさい」
と言いながら女性がノイズを率いながら迫り来ている。
その様子を見て弱音を吐く少女を励ます。
「もうダメなのか?」
「大丈夫、大丈夫だよ。俺が何とかするから」
俺はそう言いながらゲーマードライバーを腰に巻く。
「なっ!それは!」
「何でお前がそれを持ってんだよ!?」
そして右の親指でガシャットの起動スイッチを押す。
《TADDLE QUEST!》
その荘厳な音声と共に俺の後ろにTADDLE QUESTと書かれたロゴが現れそこから宝箱の様なモノが部屋に散らばっていった。
そして俺は
「───タクティクス
《ガシャットォ!レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?》
《アイム ア カメンライダー!》
その音声と共にキャラクターのようなものが描かれたパネルが俺の周りに出現した。
俺は左手で自身の左横にいる青色の兜の様なモノを被ったキャラを選択した。
その瞬間淡い光が放たれ青い兜を被った3頭身のゆるキャラの様な姿に変わった。
「……あなたやる気あるの?」
「いや、お前それって…ッッッ!!」
「あるから、ちゃんとやる気あるから。それとお前笑うな!…まあ見てなって」
そういって俺はマゼンダのレバーに手を掛ける。
俺はただ彼女を…人の命を守るだけだ!!
「───タクティクス
そう言ってレバーを右に開いた。
《ガッチャーン!LEVEL UP!》
《タドルメグル!タドルメグル!タドルクエスト!!》
その音声と共に白いパーツが消えスリムで西洋騎士風の姿に変わった。
そして自身の周りに出現したサークルから剣のアイコンに触れ剣を取り、ノイズの元へ向かっていった。
《ガシャコンソード!》
「絶望は俺が断ち切る!」
大量にいるノイズを切り裂いていくがいかんせん数が多く切っても切っても増えていく。
「くっ、こうなったらこれならどうだ!!」
俺はガシャコンソードについているAとBのコントロールパネルの内Aの方を叩く。
《コ・チーン!》
ガシャコンソードから音声が流れ刀身が裏返ったのだ。
「これでも喰らえ!!」
そしてそのまま俺はBの方を3回連打して刀身を床に突き刺す。
すると刀身からみるみるうちに氷が広がっていった。
フィーネはとっさに飛んで回避したもののノイズは避けられず凍りついてしまう。
俺は凍りついたノイズを一斉に倒すためにAの方を叩いた。
そしてベルトに刺さっているタドルクエストのガシャットを引き抜くとガシャコンソードのスロットに突き刺し、ガシャコンソードを逆手に持ち替え剣の持ち手部分にあるトリガーを引く。
「コレで決めだ!!」
《カ・チーン!》
《ガッシューン ガシャット! キメワザ!》
《TADDLE CRITICAL FINISH!》
俺は凍りついた地面を滑りながら向かっていきそのまま凍りついたノイズをまとめて切り裂いた。
切り裂かれたノイズ達は《PERFECT!》文字を残し粉々に砕け散った。
俺はガシャコンソード持ち直して女性に剣先を向けて言い放った。
「次はあんたがああなる番だ!!」
「……くっ!敵は未知数しかも彼女もいる……形成的に不利ね。ここは引くしかないような」
「エッ!おい待てぇぇぇ!!」
必死に逃げていく女性に手を伸ばすが既に空の彼方。
飛べない俺は追うことが出来ないので諦めることにした。
暫くの間無言の状態だったが俺が自己紹介したのを皮切りにお互いの自己紹介し終えたので少し世間話を始めた。
「フゥ、それで大丈夫か雪音」
「あたしは大丈夫だ。それと別に名前で呼んでもいい。てか、斬島の方は大丈夫なのか?」
「ああ、俺も大丈夫だ。別に俺も名前でいいぞ、ク…リ……ス」
「別に俺も名前で大丈夫だと」返そうとしたとき急に目の前がふらつきぶっ倒れた。
(やばい、意識が遠のく……)
「おい、しっかりしろ祐也!!おいしっかりしろ!!」
消えゆく意識の中最後に聞いたのは心配そうに俺の名前を呼ぶクリスだった。
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一方場所は変わって館から少し離れたどころにいる2人の男女たちに場面は移る。
タブレットを持った少年が呟き隣にいる少女がその呟きに返しをいれる。
「良い戦闘データが取れた、流石は俺の友人だよ」
「まさか、自分の友人にあんな奴らと戦わせるなんて…、あんた最悪な男ね」
「ハハハ、流石にこれは悪いと思ってるよ。後で謝らなきゃ」
「謝って許してもらえるといいわね」
暫く雑談をしていたが少年が話を打ち切り館に向かって歩き始めた。
「それじゃあ俺はそろそろ行くよ。流石に倒れた彼奴をほっとけないからね」
「そう、それじゃあね……幸人。また今度」
「ああ、それじゃあな……。また今度」
そう言って2人の男女は別れた。
そして少年は館の方へ、少女は街の方へ向かって行った。
すると少年は立ち止まり最後に呟く。
「さあ、僕達で世界中に轟く最高のゲームをつくろう!!」
そう楽しそうに呟いた少年の口には狂気的な笑みが浮かんでいた。
オリキャラの斬島祐也について。
基本的に彼は非常にマイペースですが普通の一般人です。
しかし、コミュ力と運が非常に高く、まさにとあるスマホゲーの一般人のマスター候補だった主人公のよう。
何故か剣の腕も非常に高く。
全く鍛錬をしていないのにも関わらずあの防人を唸らせた程。
あれ、よく考えてみたらあの防人を唸らせた時点で普通の人間卒業してね?