無理って人は何も言わず回れ右で願いします。(メンタルが強くないので)
感想などはお待ちしているのでよろしくです。
小町、親父、母ちゃん…俺、死にました。
…なぜ唐突にこの様な事を言うのか?と問われたら俺はこう答えるだろう。
いや、トラックに轢かれたからです。
…なぜ死んだのに喋れるかだって?
目が覚めたらどこかもわからない場所にいたからです。
周りを見渡すと俺と同じ年ぐらいの男と日本人とは思えない淡く透き通った水色の長い髪の美少女がいた。
男はジャージ姿で俺と同じように状況が呑み込めてないのか周りを見ている。
水色の髪の美少女はいまだ状況を呑み込めていない俺たちに人生終了を告げた。
「佐藤和真さん、比企谷八幡さん、ようこそ死後の世界へ。あなた方はつい先ほど不幸にも亡くなりました。短い人生でしたが、あなた方の生は終わってしまったのです」
突然の死亡宣告だが自分が死んだのは分かりきっていたので動じず目の前にいる美少女が話を続けるのを待っていると、隣の男…佐藤が質問する。
「…一つだけ聞いても?」
「どうぞ?」
「…あの女の子は。…俺が突き飛ばした女の子は、生きていますか?」
話を聞く限り佐藤は女の子をかばって死んだようだ、見たところ俺に近い年齢でジャージ姿というところから推測するに、確定ではないが引きこもりか、ニートであろう、引きこもりやニートは世間などでたたかれる存在だが、
他人の為に命を投げ出す、そのような人間は数少ないであろう。
そんな佐藤の死因に感心しながら、目の前の美少女の答えを待つ。
「生きてますよ?もっとも足を骨折する大怪我を負いましたが、まあ、あなたが突き飛ばさなければ、あの子は怪我もしなかったんですけどね」
「「…は?」」
あまりの発言に佐藤だけではなく、全く関係にない俺まで驚きの声を上げる。
話を聞くと女の子が轢かれかけたのはトラックではなくトラクターだったそうだ、
そしてそのトラクターも本来女の子の前で停止する予定だったらしい。
つまり佐藤はヒーロー気取りで余計なことをして女の子の足を骨折させただけってことになる。
なんだろう、この悲しい話は。だけどなぜ死んだのだろう?
「え、じゃあナニ?俺の死因はトラクターに耕されて死んだって事?」
「いいえ、ショック死ですけど。トラックに轢かれたと勘違いして、あなたショック死しちゃったんですよ。私長くこの仕事やってるけど、こんな珍しい死に方したのあなたが初めてよ?」
思わず笑いそうになってしまうが何とかこらえつつ佐藤の表情を見るが、唖然としている
それはそうだろう、もし俺があっちの立場だった同じ、いやあれ以上になる自信がある。
「あなたはトラクターに轢かれそうになった恐怖で、失禁しながら気を失しない、近くの病院に搬送。『なんだこいつ、なっさけねー(笑)』と医者や看護師に笑われながら、眼を覚ます事無くそのまま心臓麻痺で……」
「やめろおおおお!聞きたくない聞きたくない!そんな情けない話は聞きたくない!」
女はさらに佐藤に追い打ちをかけるために佐藤の耳元で囁く。
「現在あなたの家族が病院に駆けつけましたけど、悲しむより先に、その死因に家族さえも思わず吹き出し…」
「止めて止めて!なあ、ウソだろ!?そんな情けない死に方ってあんまりだろ!」
「それに比べそちらのあなたは今回は普通に居眠り運転のトラックにに轢かれてましたが、過去にはリムジンから犬を助けた事もあるというのに、それに比べ、ぷぷっ」
追い打ちにより佐藤のライフポイントゼロになっていた、死んでなお殺されるとか虚しすぎだろ。
そして俺たちは今後の人生を大きく変える選択を選ぶというか選ばされた、いや、元々その選択を選ぶつもりだったんだけどね、美少女…アクアにノルマやらなんやら言われ選ばされた。
そしてその際に特典を一つずつ選ばせてもらい俺たちは異世界へと送られた。
俺まだ『は?』しか喋ってないんですけど。
なぜ八幡がこんな死に方をいているのかは、死亡時期を和真と合わせたかったからです。
和真の死亡時期は分かりませんが、少なくとも入学式ではないと思ったのでこのようにしました、完全な自己解釈&自己満足です、すいません。
これらすべてを踏まえて次も読んでくれるという方は次回も楽しみにしていてください。
二話は今日か明日中には投稿します。
基本の投稿速度は二週間に一度だと思います。
もちろん早く書きあがり次第すぐに投稿するので、二週間以内とみていただいて結構です。