涼花(私は木陰涼花。好きなもの無し、嫌いなもの無し、得意なこと無しの普通の高校生。これからも今までのように幸せでも不幸でもない普通の日常が続いていく、、、とこの時は思っていた。)
〜学校〜
担任「え〜今日は転校生を紹介しま〜す。」
安良「安良(やすら)陽名太です。よろしくー」
女子「結構かっこよくない?」
男子「でもちょっと暗くね?」
担任「えーっと木陰さんの隣空いてるねーそこでいいかな?」
涼花(なんで空いてんのよ。)
担任「木陰さん学級委員だし学校の案内頼んでいいかな?」
涼花(なんで学級委員なのよ。)
涼花(王道すぎる展開に驚きつつも私は昼休み、彼を案内した。一応声をかけられたら愛想は見せるようだが、、)
涼花「安良君笑わないね?」
陽名太「そうか?」
涼花「目が笑ってない。ちょっと人を見下してる顔してる。」
陽名太「転校生になんてこと言うんだ、、」
涼花(確かに転校生にいきなりそんなことを言うのはおかしい。しかし何故か私は彼に気を使う必要はないと確信していた。第六感というやつだろうか。)
そのとき突然学校中に爆音が響いた。何事かと窓の外を見た生徒たちは目を疑った。
生徒「なんだ、、あれ、、?」
生徒「怪、、獣、、?」
パニックになった生徒たちは一斉に怪獣とは逆の方向へ我先にと逃げ出した。
涼花「ちょっ安良君!?どこ行くの!?」
怪獣のもとへと向かう陽名太を追う涼花。陽名太は短刀のようなものをかざすと光に包まれた。
その光の中ーインナースペースで陽名太は「力」と書かれた巻物のようなアイテムをかざす!開かれた巻物からは平安時代の仮名文字を思わせる光が溢れ出し背後には巨大な「力」の文字が出現する。
陽名太が巻物をセットした短刀を横一文字に振るうとーー
天の声「パワー!ファイタースタイル!」
インナースペースに漂っていた文字が陽名太を中心に収束、彼を光の巨人へと変身させた!!
人々「今度はなんだ!?」
人々「巨人だ、、巨人が出た!」
巨人「さあ、悪魔祓いを始めよう。」
光の巨人と怪獣が格闘を開始する!かなり筋肉質な怪獣だが巨人はそれを超えるパワーでねじ伏せる。距離をとる怪獣だが巨人は腕からの衝撃波で遠距離から攻撃する。
生徒「いいぞー!!頑張れぇぇぇ!!!!」
人々「そこだ!行け行けぇぇぇ!」
巨人の右腕を中心に仮名文字の形をした光が出現する。
巨人「トドメだ!マキシマムフルスイング!!!!」
光を纏った巨人の拳が怪獣を打ち砕いた!人々の歓声に包まれ巨人は誇らしげにしていた。
涼花(あの巨人はさっきまで私が話していた安良陽名太だ、、彼は一体、、この日を境に私の普通の日常は消えた。そのことが幸せなのか不幸なのか、このときの私には分からなかった。)