タマミツネinこのすば   作:アルタイル白野威

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17話

 予想以上に脆かったな、アダマンタイト。

せめて渓流にある建物くらい耐えてくれると思っていたのに。

がっかりしたよ、ハンターなら拳で破壊できそうだ。

 

「イイ破壊っぷりでしたね、爆裂魔法には及びませんが」

 

ん?いたのかめぐみん。気づかんかった。

 

「おお、いたのか。どこいってたんだ?」

 

「ちょっとそこまで」

 

「何処だよ」

 

あそこにある爆裂屋とかいう露店じゃないか?

店主っぽい人が崩れ落ちてるし。

何をやっていたのか凄く気になるな。

 

「そんなことよりどこ行くんですか?私も同行したのですが」

 

「何処にも行く予定はないけど....とりあえずアクアを探してる」

 

「アクアですか?行きたい所があるそうですよ」

 

アクアが行きたいところ?カジノでもやってるのか?

絶対ボロ負けすると思うが。

 

「行きたいところ?どんなとこだ?」

 

「すみませんが私も聞いてませんでした」

 

何だろうな、アクアが行きたい所って。

 

「....話は変わるが、あの妙に人が集まってる露店はなんだ?」

 

「あの露店ですか?本やら絵画やら売ってるとこです。今はサービスでラプタ?だかラピュタ?という名前の物語をTV?とやらで流してるとこです」

 

絶対本屋の店主が出してる露店だろそれ。

それにしてもラピュタか。どのくらい見てなかっただろうか。少なくとも10年は見てないな。

久々に見たいし、店主に頼んでみるか。

 

「ラピュタ?よし....」

 

.....手を放してくれないか?ひっぱらないでくれないか?

 

「あっ待ってください!」

 

「久しぶりにラピュタが見れそうなんだぞ!立ち止まれるか!」

 

見たい気持ちはわかるが落ち着けよ!私も見たいが!

 

 

『とーさーんがー~~~~』

 

 

.....エンディング入ってやがる。これはもう店主に見せてもらうしかないな。

最悪体使ってでも。それ程価値があるのだよ!体使うほどな!

 

「はいはーいもう終わりだよ~~~~。これ以上はもう流せないよー。見たいなら買ってってね~」

 

単体で買っても意味がないだろうに.....。

とりあえずカズマ少年を正気に戻さなければ。真っ白に燃え尽きてるよ。

 

「うふふふふふふふふふふふふ。うへへへへへぇぇ」

 

ダメだこれ。完全にぶっ壊れてやがる。どうすれば治るんだこれ?

 

「ちくしょお。タイミングがァ......おっぱい」

 

もうどうしようもないな。見せるまでこの調子なんじゃなかろうか。

 

「追いつきましたよ!.......カズマはどうしたのですか?ハッキリ言って気持ち悪いのですが」

 

見逃して狂っただけだ。気持ち悪いのは同意する。目がイッちゃってる。

あのカズマ少年がこうなるとは......。中毒性ヤバいな。

 

「皆さんあの飛行石欲しくはありませんか?機能は再現できていませんが、ここにありますよ。一つ六千エリスです。どうですか?」

 

「「「「買わせてくださいッッ!!!」」」」

 

すげぇ勢いだな。いや欲しくなる気持ちもわかるが。

 

「おおおおお!俺も買うぞッ!」

 

....これで復活するのか。胸とか揉ませてたらどうなってたんだろうか。

 

「落ち込んだり発狂したり真っ白に燃え尽きたり.....忙しいですね....」

 

ほんそれ。最近可笑しいよ。

 

「押さないでくださーい。ちゃんと並ばねぇと売らねぇぞ(小声)」

 

「「「「ハイッ!!」」」」

 

もうゴールしてもいいよね....。

 

 

 

 

~~~~

 

 

というわけなんだが。

 

「はははっ。僕と君の仲じゃないか、もちろん無料であげるよ。今から行く?」

 

私としては行きたいが.....。

 

「行きたい....っ!行かせてください....っ!」

 

「もらえるなら後で見れるでしょう?今は街を回りましょう」

 

「嫌だあああああっ!クソッ!魔法職のくせに筋力も高いのかよ....っ!」

 

大丈夫だろうか。あんな調子で。

.....私が楽しめる露店はなさそうだから店主についていくか....。

 

「裏切り者おおおおおぉぉぉ」

 

何か聞こえたような気がするが気にしない、気にしない。

 

「ほかにも作ったよ。それに、ロボット兵再現できたんだ。おかげで最近寝てないよ」

 

何してんだ。寝ろよ。いや再現できたのは凄いけどさ。よく仕事できるな。

 

「ところでイイ絵の題材無い?もう本より絵を作ろうと思うんだ」

 

本は神器でコピーすればいいだけだろう。お前の神器ほぼほぼチートだろ?記憶さえあればいいんだからな。

 

「生命体もコピーできればいいんだけどね。そしたらタマミツネやカジートとかのハーレムを.....」

 

何考えてやがるし、ハーレムて、ハーレムて!

というかタマミツネはオスしか出てないから無理だろ。

 

「素材が近くにいるじゃないか。擬人化してればメスだし」

 

それ私の同一タマミツネ物ができるのだが。

それとメスじゃない、オスだ。断じてメスではない。

なんで擬人化するとメスになるんだ。可笑しいやろこんなん。

 

「ぅぉぉ」

 

ん?何か聞こえたような?

泡でも捲いておくか?でも迷惑になるしな.....。

 

「ぅぉぉぉおお」

 

完全に聞こえた。ていうかカズマ少年の声じゃないか?

何してるんだ?めぐみんに連れてかれたよな?

 

「うおおおおおおお!見せろおおおおおお!」

 

もうキャラ崩壊ってレベルじゃないよな。誰だお前。

顔が完全に人じゃなくなってるぞ、例えるなら竜だ。

 

「.....どうしてああなったんだい?あんな顔になるくらいジブリに飢えてたの?彼は」

 

いやどうなんだろ?ここ来る前は引きこもりみたいだったからなぁ。ゲームやテレビに飢えてたのかもしれんな。

引きこもりにネットは必要不可欠だと私は思うからな。

 

「ええ....」

 

店主が引くレベルでひどいのか。あの他人の不幸で飯がうめぇ!な店主が。

 

「待ってください!待ちなさい!」

 

めぐみんのステータスを上回るテレビやゲームへの欲望。

 

「待たない!待てない!街なんかよりジブリだ!ゲームだ!せっk「それ以上はいけない」」

 

薬でもやってるかのような錯乱ぶりだ。これはもう見せるしか治らないな。ダクネスのことでイラついてたしな。

 

「...ハァ、もういいです。分かりました。私も見ますから」

 

「えっ何で?」

 

「あなたは.....!!」

 

一人で行くのは誰でも嫌だろ。

 

「僕の家で見るけど、少し狭いから気を付けてね?」

 

嘘をつくな。あれ完全に外見と中身が合ってないだろ。

何で一軒家くらいの外見なのに、中は豪邸顔負けの広さなんだよ。どうやったんだよ。

店主の神器でもどうにもできないだろ。

 

「見れる、見れるぞ...!伝承の通りだ....!」

 

「伝承って何ですか」

 

見るまで治らない病にかかってしまっているだけだから安心しろ。

 

「ジブリ全部出そうか。あとゲームも」

 

「ヒャッハーッ!!」

 

世紀末かよ。

 

「どうしてこうなったんですか.....」

 

私も知らん。

 

 

 

 

 

このあと皆で仲良く(アクアはいない)見ました。

 

 

 




ネタが思いつかなくなってきた....アカン。
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