インフィニット・ストラトス 伝説を塗り替える者 作:バリスタ
あ、あと、久々の連投だから誤字あるかもです
簪
「私が殺したようなものよ!」
西宮
「違う!」
簪
「あの時私が教えなければ!」
楯無
「やっほー!…えっと……失礼しましたぁ…」
簪
「私の…せいなの…」
本音
「…ごめん…かんちゃん…
辛い記憶…思い出させちゃって…」
簪
「いいの…これが私の罪…だから…」
鈴
「…直人、全部話して…」
西宮
「……」
鈴
「話しなさいよ!」
弾
「落ち着け、鈴!」
鈴
「落ち着いてなんかいられないわよ!」
西宮
「…俺の両親は……殺されたんだよ…」
少年の独白
俺の両親……
父親はちょいと有名な考古学者で
篠木ミヤって言えば分かるか?
そう、5年前、予定されていた
新刊が発売されなくなった
歴史博士って言えば分かるよな
んで、そう、奥さん、
つまり俺の母親は有名モデルだった
西宮麗華…
5年前に隠居したって言われてるあの人さ
んでその二人の間に生まれたのが俺と妹
まぁ…これはいいとして…
俺の親父は…歴史博士なんて呼ばれてたけど…
その理由は…世界の真実…
本当の歴史を知る唯一の人間だったからなんだ…
世界がひっくり返るような真実
だから殺されたんだ…真実に…
新刊に書かれる予定だった真実は
4分割にして別々の人に送ったらしい…
誰に送ったかは知らないが…
うち1枚は俺の手元にある
独白終了
鈴
「じゃあ…簪は…一体…」
西宮
「…道を聞かれたんだよ…俺ん家への道を」
鈴
「え?」
本音
「西宮君の家へは簡単には行けなかったの…
…多分…パンドラの力を使って…」
西宮
「…本音…なんでパンドラについて知ってる…」
弾
「…束さんからだろ?」
本音
「うん…」
簪
「私が案内しなければ……あんな事には!」
西宮
「2人とも簪を責めちゃいない!」
簪
「なんで分かるのよ!」
西宮
「…そう言ってたから…
あの時、俺を閉じ込めて隠して…
まるで独り言みたいに
『簪くん…君には辛い思いをさせるだろう…
だが…どうか…どうか前を向いてくれ』って…」
簪
「っ!」
西宮
「…だから…」
鈴
「…あんたは許されてんのよ…簪」
簪
「鈴…うわぁぁん!」
鈴
「簪…私達はもっと強くなりましょう…
簪
「うん…うん!」
楯無
「そろそろ大丈夫かしら?」ソロォーリ
西宮
「あ…悪い…何か用」
楯無
「
西宮
「…え?」
楯無
「…揃ってるの…ここに4つとも…」
本音
「…やっぱり…この4人だったんだね…」
西宮
「…親父も予想してねぇよ…これは…」
弾
「あっはっは!そりゃそうだ!息子がISに乗るなんて
想像できるはずがねぇ!」
鈴
「ははっ!よくこの空気を笑いに持ってけたわね!」
楯無
「…西宮くん…きっとこれからの戦いは
世界よ…だから…」
西宮
「大丈夫!だって!」
弾
「
西宮
「それ俺のセリフだろぉ!」
妹