インフィニット・ストラトス 伝説を塗り替える者   作:バリスタ

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モンスターマシンに関して

オートクチュール…追加装備です


商店街・オン・ステージ!

閑静な住宅街

 

 

 

その静けさをどこかへ吹き飛ばす爆音!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

を鳴らさずに静かな駆動で走るモンスターバイク

 

 

西宮

「早ぇ…」

 

「もう着いたか」

 

 

一夏

「お、来たき…なにそれ」

 

西宮

「トライチェイサー2000」

 

「マシントルネイダー」

 

 

一夏

「どこに止める気だ?」

 

西宮

「ISの拡張領域」

 

一夏

「便利だな…」

 

「サイズの割に意外と省スペースでしまえるからな」

 

 

 

シャル

「あ、直人!一夏!えっと五反田君」

 

「俺だけ苗字」

 

ラウラ

「変に詰まったな」

 

西宮

「おっす、ラウラ…ご両親には話してきたか?」

 

ラウラ

「あぁ」

 

「親公認カップルか」

 

 

 

 

 

 

 

 

セシリア

「えっと…ここで合ってますわよね…」

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

 

一夏

「ん?あ、セシリアだ、鍵開けるよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

セシリア

「お久しぶりですわ、皆さん」

 

西宮

「よっす」

 

ラウラ

「さて、そろそろ」

 

「ん?」

 

 

西宮

「買い出し行ってくるか」

 

一夏

「ん?あぁ…頼む」

 

シャル

「じゃあ、行ってくるね!」

 

 

 

 

 

 

セシリア

「私達はどうしますか?」

 

「…一夏、何してる?」

 

一夏

「んー…ゲームでもしてるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚屋

「お!西坊!」

 

西宮

「お久しぶりです!」

 

ラウラ

「人気者だな…」

 

 

西宮

「一応地元だしな」

 

 

魚屋

「活きいいのあるぞ!持ってけ!」

 

シャル

「えっといくらですか?」

 

魚屋

「いいって!いいって!

 

西坊ならタダで!」

 

西宮

「本当…いつもすいません…」

 

ラウラ

「なんだ?弱みでも握ってるのか?」

 

 

肉屋

「西宮君、これも持ってきな!

 

お兄さん、それは違うよ」

 

魚屋

「西坊には返しても返し切れない恩があんだよ」

 

 

花屋

「西宮君は、この商店街を蘇らしてくれたからね」

 

 

八百屋

「まだ半年経つか経たないかだから

 

空いてる店は少ないけど、

 

それでも平日は凄いんだよ」

 

 

ラウラ

「…何やったんだ?」

 

西宮

「ん?この辺を取り締まってた

 

ヤンキーやら極道潰しまくってた」

 

シャル

「えぇぇ…」

 

 

肉屋

「まぁ、たまに残党が来るんだけどもね」

 

 

「お、お前は!」

 

長い刃物を持った男が立っている

 

八百屋

「そうそう、あんな感じの奴……

 

警察に連絡!」

 

騒然とする商店街

 

残党

「親父の仇!」

 

 

残党が走り出す

 

 

その手前で転んでしまう子供

 

「うわぁぁん!」

 

シャル

「危ない!」

 

咄嗟に残党に背中を向けるシャル

 

残党

「邪魔だぁ!」

 

 

刃物を振り下ろす残党

 

 

ラウラ

「シャル!」

 

 

 

ガキン!

 

 

 

西宮

「させねぇよ?」

 

 

タイタンソードで対抗する西宮

 

 

 

シャル

「直人!」

 

ラウラ

「シャル、こっちだ!」

 

シャル

「うん!」

 

 

残党

「お前さえ…お前さえいなければ!」

 

西宮

「お前らこの辺で似た者同士で争って

 

多大な迷惑をかけてたよな?」

 

残党

「それはお前の!」

 

西宮

「事実だろ?

 

俺はどちらにも協力してない

 

喧嘩両成敗で潰したよな?」

 

残党

「く、くそがぁ!」

 

西宮

「ハイハイ…じゃあ、殺したきゃ殺せば?」

 

残党

「へっ!言われなくても!」

 

西宮

「ただし、俺を殺した場合…少なくとも…

 

中国、イギリス、日本の軍事勢力が

 

君一人に攻めかかるからね?」

 

ラウラ

「ドイツとフランスもだ」

 

西宮

「そう考えると…ロシアもかな?」

 

残党

「へっ!そんな嘘に騙されるか!」

 

西宮

「はぁ…ニュースぐらい見てないの?

 

俺、世界で4人しかいない男性IS操縦者だよ?

 

少なくとも日本ってのは事実だぞ?」

 

残党

「っ!じ、じゃあその他の国は!」

 

西宮

「婚約者とその他友人並びに親族…

 

あ、あと、ブリュンヒルデ(織斑千冬)

 

残党

「ひっ!?」

 

 

刃物を落とす残党

 

 

西宮

「おやおや?どうしたのかな?

 

ほら、危ないからちゃんと握らなきゃダメだよ?」

 

 

落ちた刃物を拾い残党に近づく

 

西宮

「あ、あと一つ…

 

人を斬るつもりなら…

 

 

斬られる覚悟決めてからにしなよ?」

 

 

残党

「ひ、ひぃ!」

 

風のように走り去っていく残党

 

西宮

「…ん?あ、これ鈍だ…このレベルじゃ…

 

斬と言うより打の領域…」

 

 

ラウラ

「…無事でよかった…

 

殺してみなって言った時は

 

心臓が止まるかと思ったぞ!」

 

シャル

「もう、そんな無茶しないでね?」

 

西宮

「うぃっす」

 

 

肉屋

「また、恩が出来ちまったな!」

 

八百屋

「あ、そうだ!

 

今度のお祭り来るのかい?」

 

 

シャル

「はい!皆で休みを合わせました!」

 

ラウラ

「楽しみだな!」

 

魚屋

「おっと、じゃあ今年は去年よりもっと

 

張り切らなきゃいけないな!」

 

 

西宮

「無茶すんなよ?おやっさん」

 

魚屋

「分かっとるわい!あ痛たた」

 

花屋

「ほら、言わんこっちゃない」

 

 

ラウラ

「そろそろ」

 

シャル

「うわ!もうお昼だ!」

 

西宮

「さて、お騒がせしてすいませんでした!」

 

 

肉屋

「また来てね!」

 

魚屋

「待っとるで!」




午前終了

まだまだ続くよ!

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