インフィニット・ストラトス 伝説を塗り替える者   作:バリスタ

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サムズアップ









変化

「…ん?簪の嘆き声が聞こえた気が…」

 

クレア

「…うん…私も聞こえた…」

 

 

「…にしても目…覚まさねぇな…」

 

クレア

「…仮にも仮死状態よ…

 

そうそう目は覚まさないでしょ…それに私たちみたいに…

 

わかりやすく変化が出ない能力なんだし…」

 

 

「え?俺、クレアみたいにわかりやすい変化出てんの?」

 

クレア

「引いてきてはいるけど…両頬が鱗みたいになってたわよ」

 

「…へぇ…AGITΩって龍ベースなのか…」

 

クレア

「…私は多分このままね…」

 

「あ、尻尾増えてる…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって

 

 

???

 

 

 

 

西宮

「…っ!…痛っ…ん?ここどこ!?」

 

 

 

 

 

見渡す限り宇宙のような空間

 

 

西宮

「…あれ?前にも…」

 

 

「あぁ…前にも来ているぞ」

 

 

西宮

「…篠木の俺…」

 

 

篠木

「まったく…情けないな…なぁ…アマダム」

 

 

「…ん?あ、俺の事だったね」

 

 

篠木

「…ったく…しっかりしてくださいよ…

 

 

 

 

五代さん」

 

 

 

 

 

西宮

「…誰?」

 

 

篠木

「…知らないのも無理はない…何せ初対面だ

 

この人…人?まぁ、この人がお前の力…

 

アマダムの力だ」

 

五代

「正確には、その力の元になった人間の姿…なんだけどね?」

 

 

西宮

「ん?ん??」

 

 

五代

「まぁ…俺がアマダムでクウガって事」

 

 

西宮

「…はぁ…」

 

 

五代

「君のお父さん…篠木ミヤは君に俺を継承させた…

 

その意味…分かるかな?」

 

 

西宮

「えっと…多分…それが父さんの残した世界の真実に

 

書かれてる気がする…」

 

 

 

五代

「正解!でも…未覚醒の君では見れない」

 

 

篠木

「だぁー!焦れったい!さっさと本題に!」

 

 

五代

「…分かったよ…ねぇ、西宮君…」

 

 

西宮

「はい」

 

 

五代

「君は…力が欲しいかい?

 

全てを闇に葬る力…全てを壊す力

 

アマダムの…クウガの本当の力」

 

 

西宮

「…そんな力いらないです」

 

 

五代

「!」

 

 

西宮

「…そんな力じゃ…誰も守れない…

 

力は使いようかもしれないけど…

 

 

俺はそこまで器用じゃない…」

 

 

五代

「守りたいものがあるんだね…」

 

 

西宮

「あぁ…俺の…俺の守りたいものは!」

 

 

 

 

 

 

 

篠木

「…仲間の笑顔だろ?」

 

 

 

 

西宮

「!?」

 

 

五代

「…君が答えるとはね…でも…正解だ!」

 

 

西宮

「え?」

 

 

五代

「その意思…揺るがすな!

 

西宮君!篠木君!」

 

 

 

 

五代と名乗る男は…

 

サムズアップをしながら姿を消していった

 

 

 

 

 

 

篠木

「ったく…カッコつけやがって…」

 

 

西宮

「…なぁ…なんでわかったんだ?」

 

 

篠木

「俺はお前で、お前は俺だ…

 

俺はお前の足りない部分だ…

 

 

そしてお前は俺に無かった部分を持ってる

 

 

 

お前の体という器に足りなかった

 

俺の魂を返してやる…だから…

 

 

 

 

今度こそ…妹をよろしくな…」

 

 

 

 

 

篠木直人は光となり西宮直人と重なる

 

 

 

 

西宮

「…あぁ…約束だ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって外

 

 

「直人の光り方半端ないって!」

 

クレア

「何が起きてんのよ!」

 

 

 

 

 

「待って!バチバチ言ってる

 

発光じゃなくて放電してるよ!」

 

クレア

「クリアぁ!ランドで固めてぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリア

「…キッツ…4対10…」

 

敵1

「…くっ…残ったのは私とお前か」

 

クリア

「…(魔力も切れる…分身は出来ない…なら…)」

 

 

おもむろに空間に魔法陣を展開するクリア

 

 

 

 

コネクト

 

 

 

 

クリア

「…希望…掴み取ってみせる!」

 

 

 

クリアの手にはクリスタルのような

 

リングが握られていた

 

 

 

 

インフィニティ!

 

 

プリーズ!

 

 

ヒー!スイ!フー!ドー!

 

ボー!ザバ!ビューー!ドゴーン!

 

 

 

 

敵1

「…はっ…最後の最後に秘策を後出しされちゃ…

 

勝ち目なんてないじゃない…でも…

 

私だって引き下がれないんだよォ!」

 

 

 

クリア

「これで…最後!」

 

 

スペシャル…プリーズ!

 

超イイネ!サイコー!

 

 

 

クリア

「はぁァ!」

 

 

 

 

クリアのライダーキックは敵のISを砕き

 

 

操縦者を吹き飛ばす

 

 

 

 

 

敵1

「…貴女とは…公式の試合で戦いたかったわ…

 

まぁ…勝てないだろうけど…」

 

 

 

クリア

「なら…いつか正式に挑みにきなさい!

 

いつでも相手してあげるから!」

 

 

 

敵1

「…あぁ…いつかな…」

 

 

 

 

 

 

 

そう言いながら

 

灰化し消滅する敵達

 

 

 

 

 

 

 

クリア

「…結局…全員パンドラのフェーズ超過か…」

 

クレア

「おつかれ…医務室まで乗せるわ」

 

 

クリア

「ごめん、ありがとう」

 

 

クレア

「いいってことよ」

 

 

クリア

「…もう動いて大丈夫なの?」

 

 

クレア

「うん、西宮君から溢れた電気食らったら

 

超回復したの…傷もスタミナも…」

 

 

クリア

「私も直してもらおっかな…」

 

 

クレア

「あー…西宮君、鈴ちゃん達の所行っちゃったから

 

後でかな?」

 

クリア

「そっか…じゃあ…しば…らく

 

モフ……らせ……て…」

 

 

クレア

「…フフ…今日は特別よ?」

 

 

 

 

 










掴むぜ希望!








さて…早めに言っておきます…

予定ではありますが…2年生編、3年生編

書きます

要は1年生のクリスマス回以降

妄想全開オリジナルになります


それと3年生編最終回後…西宮は続投で

続編に出ます……さて…書くのは何年後やら…

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