インフィニット・ストラトス 伝説を塗り替える者   作:バリスタ

56 / 74
第休章 始発
力の代償


女性権利者団体討伐より 数日後

 

 

「ねぇ…直人、最近の白髪増えてない?」

 

西宮

「…そうか?簪に比べればまだまだだろ?」

 

「いや…簪より白いぞ?」

 

本音

「そうだね〜カンちゃんは白って言うより

 

銀髪だもんね~」

 

 

 

クチナワ

『シャシャ!俺様が色を変えてやってるんだ

 

赤にも青にも黒にも出来るぜ!』

 

 

「だから授業中とかは髪色に合わせてもらってるの」

 

 

ゆーっくり色が変わっていく簪の髪

 

 

シャル

「へぇ…」

 

ラウラ

「私や一夏、五反田は違うな…

 

パンドラの力が表面に顔を出していない」

 

 

「ねぇ…直人…あんた

 

また(・・)アルティメットの力使った?」

 

 

本音

「…また?どういう事?」

 

 

西宮

「前のあれはアルティメットもどきだってば」

 

 

「何かあったの?」

 

 

「あぁ…数年前…鈴と一夏が攫われてな…」

 

千冬

「私を誘い出すためにな…」

 

「うわっと!一体いつから私の隣に!」

 

千冬

「今しがたアイツらの処理が終わってな…」

 

 

スコール

「特別講師として雇われた」

 

オータム

「ってことでよろしくな」

 

M

「織斑マドカだ…よろしく…兄さん」

 

一夏

「え、妹?」

 

千冬

「あぁ、そういう事だ…

 

お前らなら特に問題無いだろ?」

 

 

 

 

クレア・クリア

「「せやな…」」

 

 

 

 

 

 

セシリア

「そう言えば…臨海学校の時に言ってた…

 

あの時って…その時の話ですの?」

 

西宮

「そう…っとその前に…クチナワ…

 

その髪色エレクトリカルパレード止めろ」

 

 

クチナワ

『シャシャッ!』

 

まばらな白黒になる簪の髪色

 

本音

「元々…水色だったよね?」

 

 

「うん…でも…これは…私の心象…

 

ココロの色だから…これが私らしい色…だよね」

 

クチナワ

『シャシャッ!その通りだ!』

 

 

西宮

「…えっと…あれは…

 

パンドラ打ち込まれてすぐの事だったよな?」

 

一夏

「あぁ…鈴の家に居た時に誘拐されてな…」

 

 

西宮

「俺の家に手紙が送られててな…場所とかが書かれた紙が

 

それと織斑の姉には伝えるなって書かれててな…」

 

 

「だから、俺と直人だけで助けに行ったんだよ」

 

 

セシリア

「え?じゃあ…なんで織斑先生は…」

 

ラウラ

「教官の性格を考えれば簡単だ…

 

違和感に気づき…後を付けた…とかその辺だろ」

 

 

千冬

「よく分かってるな…ラウラ

 

私も最初は見守ってたさ…私の教え子だ…

 

そうそう簡単には負けんと…

 

 

だがな…人質を取るようなヤツらだ…

 

西宮達には不利過ぎる戦いだった…」

 

 

「いい所までは行ってた…でも

 

私と一夏がどうなってもいいのかって言われて…

 

二人とも止まっちゃったの…」

 

 

シャル

「それは…止まるしかないでしょ!」

 

 

西宮

「あぁ…止まったよ…身体はね…

 

でも心が空回り…先走ってね…

 

 

黒い靄が形を成して鈴達を捕まえてた奴を

 

ぶっ飛ばした…」

 

 

 

千冬

「そこで私も参戦し…勝ったという訳だ」

 

「相手、大体…100人って言ってたよな…」

 

 

セシリア

「…なるほど……んん?」

 

「…なんか…今…凄い事言わなかった?」

 

西宮

「ん?あ、これ?」

 

クウガの形をしたモヤを出す西宮

 

 

ライカ・束

「なんじゃそりゃァァー!」

 

 

 

 

西宮

「え?」

 

 

 

 

 









モヤ…と言ってますが…

西宮君を覆うオーラ的な何かです

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。