インフィニット・ストラトス 伝説を塗り替える者 作:バリスタ
力の代償
女性権利者団体討伐より 数日後
鈴
「ねぇ…直人、最近の白髪増えてない?」
西宮
「…そうか?簪に比べればまだまだだろ?」
弾
「いや…簪より白いぞ?」
本音
「そうだね〜カンちゃんは白って言うより
銀髪だもんね~」
クチナワ
『シャシャ!俺様が色を変えてやってるんだ
赤にも青にも黒にも出来るぜ!』
簪
「だから授業中とかは髪色に合わせてもらってるの」
ゆーっくり色が変わっていく簪の髪
シャル
「へぇ…」
ラウラ
「私や一夏、五反田は違うな…
パンドラの力が表面に顔を出していない」
鈴
「ねぇ…直人…あんた
本音
「…また?どういう事?」
西宮
「前のあれはアルティメットもどきだってば」
簪
「何かあったの?」
弾
「あぁ…数年前…鈴と一夏が攫われてな…」
千冬
「私を誘い出すためにな…」
箒
「うわっと!一体いつから私の隣に!」
千冬
「今しがたアイツらの処理が終わってな…」
スコール
「特別講師として雇われた」
オータム
「ってことでよろしくな」
M
「織斑マドカだ…よろしく…兄さん」
一夏
「え、妹?」
千冬
「あぁ、そういう事だ…
お前らなら特に問題無いだろ?」
クレア・クリア
「「せやな…」」
セシリア
「そう言えば…臨海学校の時に言ってた…
あの時って…その時の話ですの?」
西宮
「そう…っとその前に…クチナワ…
その髪色エレクトリカルパレード止めろ」
クチナワ
『シャシャッ!』
まばらな白黒になる簪の髪色
本音
「元々…水色だったよね?」
簪
「うん…でも…これは…私の心象…
ココロの色だから…これが私らしい色…だよね」
クチナワ
『シャシャッ!その通りだ!』
西宮
「…えっと…あれは…
パンドラ打ち込まれてすぐの事だったよな?」
一夏
「あぁ…鈴の家に居た時に誘拐されてな…」
西宮
「俺の家に手紙が送られててな…場所とかが書かれた紙が
それと織斑の姉には伝えるなって書かれててな…」
弾
「だから、俺と直人だけで助けに行ったんだよ」
セシリア
「え?じゃあ…なんで織斑先生は…」
ラウラ
「教官の性格を考えれば簡単だ…
違和感に気づき…後を付けた…とかその辺だろ」
千冬
「よく分かってるな…ラウラ
私も最初は見守ってたさ…私の教え子だ…
そうそう簡単には負けんと…
だがな…人質を取るようなヤツらだ…
西宮達には不利過ぎる戦いだった…」
鈴
「いい所までは行ってた…でも
私と一夏がどうなってもいいのかって言われて…
二人とも止まっちゃったの…」
シャル
「それは…止まるしかないでしょ!」
西宮
「あぁ…止まったよ…身体はね…
でも心が空回り…先走ってね…
黒い靄が形を成して鈴達を捕まえてた奴を
ぶっ飛ばした…」
千冬
「そこで私も参戦し…勝ったという訳だ」
弾
「相手、大体…100人って言ってたよな…」
セシリア
「…なるほど……んん?」
簪
「…なんか…今…凄い事言わなかった?」
西宮
「ん?あ、これ?」
クウガの形をしたモヤを出す西宮
ライカ・束
「なんじゃそりゃァァー!」
西宮
「え?」
モヤ…と言ってますが…
西宮君を覆うオーラ的な何かです