インフィニット・ストラトス 伝説を塗り替える者 作:バリスタ
千冬
「2人とも、よくやった」
山田
「良かったです…お二人が無事で…」
鈴
「当たり前でしょ?私達は最強のツーマンセルよ?」
直人
「はーい、自惚れないで〜」
千冬
「さて、このゴーレムだが…どうやら無人機みたいでな…」
直人
「何となく分かってた
ペガサスで接近を感知出来なかったからな…」
千冬
「さて、ここからは私達は大人の仕事だ…
早く戻ってやれ、皆、心配してるぞ」
直人
「はい!」
弾
「お、帰ってきた」
一夏
「良かった…無事で!」
セシリア
「何となく信じてましたが…
それでも心配はしましたわよ!
鈴さん!西宮さん!」
箒
「まぁ、セシリア…今は無事な事を祝おうじゃないか」
?
「あ、あの…」
水色の髪の女の子が話しかける
直人
「あ、君は」
?
「ありがとう…ございました…」
直人
「良かった…あ、俺は西宮直人!
よろしくね!」
簪
「えと、更識簪…です」
直人
「簪……え、かんちゃん!?」
簪
「え?」
直人
「あー…そうか名字変わってるもんな…
篠木だよ、篠木直人!覚えてる?」
簪
「あ!ナオくん!」
直人
「久しぶりだね!」
簪
「うん!大体5年ぶりだよ!」
箒
「あー、すまないが知り合い…なのか?」
鈴
「…」
直人
「あ、悪ぃ、俺のファースト幼馴染で俺が転校するまで
仲良かった更識簪さん!」
簪
「ごめんね、スグに気づけなくて…」
直人
「俺も名前聞くまで思い出せなかったからお互い様!」
鈴
「随分と仲良いのね」
直人
「ぁ…悪ぃ…」
鈴
「まぁ、いいわ…」
簪
「噂は聞いてます、ナオくんの彼女さんでしたよね?」
鈴
「うーん…親友以上恋人未満?」
弾
「あれ?珍しい」
鈴
「そう?」
簪
「鈴さん…ナオくんをよろしくお願いします
…彼、誰にでも尽くして無茶をするから…
貴方が支えてあげてください…」
鈴
「あんたじゃダメなの?」
簪
「…私には…出来なかった事だから…」
鈴
「…そう…まぁ、そういう事なら…引き受けたわ」
簪
「…お願いします」
鈴
「うん、これからよろしくね!簪!
私のことも呼び捨てでいいわ!」
簪
「…うん、よろしく、鈴!」
弾
「あー、怖かった…」
一夏
「喧嘩が始まるかと思ったもんね…」
西宮
「そう?」
箒
「いや、えぇぇ…」
1週間後
休日のお昼
鈴
「あれ?直人は?」
箒
「そう言えば見かけてないな…」
一夏
「…楯無先輩に誘拐されてたような…」
黛
『バーン!お昼ご飯の皆さん!こんにちは!
IS学園広報部ラジオ!略して……
なんだろう?』
ガッダン!
黛
『おぉ!いいリアクションだね!』
直人
『IS学園広報部ラジオ、略して…アイラジ…
さっき決めましたよね!』
黛
『おぉ、そうだった、そうだった』
直人
『絶対わざとだ…』
鈴
「ブハァッ!」
一夏
「ガフッ!」
箒
「…」フキフキ
黛
『さて、おふざけもこの辺にして、
今日より始まりましたアイラジ…
メインパーソナリティは!私、黛薫子と!』
直人
『西宮直人でーす』
黛
『さて!いきなりですがお便り来てますよ!西宮君!』
直人
『なんでぇ!?』
黛
『まぁ、読んでいきましょう…
ラジオネーム……
このラジオネームってネーミング、他の考えない?』
直人
『いい案が思い浮かぶまでラジオネームでお願いします』
黛
『はぁ、仕方ない…では、
ラジオネーム『安産型の金髪ロールさん』
からのお便りです』
直人
『これセシリアだろ…』
黛
『では…『初お便りです!』』
直人
『いや、このラジオ自体今日初めてだから!』
黛
『『西宮さんにお一つお聞きしたいことがあります!』』
直人
「はいはい」
黛
『『西宮さんの感じやすい場所は?』』
直人
『いや、ランチタイムに何聞いとんのじゃぁ!
この巻き毛カナリアぁ!
…このお便り送った人…至急織斑先生の元へ』
セシリア
「ひえぇ!」
黛
『さてさて、別のお便りにしますか…』
直人
『もっと答えやすいのにしてくれ…』
黛
『ではこれ…『私は櫛じゃ無いよ!』
さんからのお便りです』
直人
『…かんちゃん…かな?』
黛
『ではでは、『お初です』はーいお初ー!
『ナオくんに質問です』』
直人
『いや、その呼び方で誰だかバレたわ…』
黛
『『特撮系ヒーローで何が好きですか、
複数回答可…教えてください』
ですってよ!』
直人
『あー、仮面ライダーとか、戦隊モノね…うーん…
ちょっと古いけど…
レスキューフォースとか好きだったな…
あとそのあとの作品も…
あと、有名どころだろ…平成2期の仮面ライダーかなぁ…
戦隊モノは…ゴーオンジャーかな?』
簪
「よし、借りてくる」
黛
『さてさて、最後のお便りだよ!
『そこら辺に落ちてる世界最強さん』からのお便りです』
直人
『何で織斑先生まで…』
黛
『『この番組はいつまで続きますか?』』
直人
『あなたが止めたらすぐ終わります』
黛
『『そうか、分かった止めないでおこう』』
直人
『いや、待て待て待て!何で先読みしてんだよ!
お便りで会話するな!』
黛
『『あと、私にも番組の1枠貰えますか?』』
直人
『欲の強さも世界最強クラスかよ!』
黛
『まぁ、それはたっちゃんが決めるからなぁ…』
直人
『あ、楯無さん…ナームー…』
千冬
『…』ダッダッダッダッ
楯無
「え?え?え?何でこちらに走ってきてるんですか!?」
黛
『さて1日目、どうでしたか?』
直人
『嫌。もう…』
黛
『ではまた次回!
あ、ちなみに今度ののパーソナリティは…
弾くんと虚先輩です!
では皆さん、良きIS学園ライフを!』
直人
『えー…この番組は…
あなたの心に住まいを構える
IS学園広報部の提供でお送りしました』
鈴
「待って…ってことは…直人は広報部ってこと?」
アイラジ…質問が来たら後書きとかでやります(´^ω^`)