問、八幡が暴走族をやっていたらどうなるか 答え、葉山死亡 作:ReA-che 名義
BCCですぅー
実は当初の予定だとこれがプロローグでした
企画は一年以上前から!
ストックなんてない!!
『高校生活を振り返って』
青春とは嘘であり、悪である。
青春を謳歌せし者たちは常に自己と周囲を欺き自らを取り巻く環境を肯定的にとらえる。
彼らは青春の二文字の前ならば、どんな一般的な解釈も社会通念も捻じ曲げてみせる。
彼らにかかれば嘘も秘密も罪科も失敗さえも、人生の中の青春でしかない。
仮に失敗することが青春の証であるのなら、人間関係に失敗した者もまた青春であるはず
しかし、彼らはそれを認めないだろう。
結論を言おう
ーーーー青春を楽しむ馬鹿野郎ども――――
青春とかそんなのいらないから俺にFXのポイントカバーくれ
集会でコケて割っちまったから今の俺にはスゲー役に立つ
あ?青春?んなもん犬にでも食わせとけや
2年F組比企谷八幡
「…私が何を言いたいかわかるか?比企谷」
「…書き直し?」
「それもそうだが文が問題だバカヤロウ‼」
現在師の職員室でお叱りを受けている男がいる
男の名は比企谷八幡
ちょっとボサボサな頭に死んだ目がトレードマークの男だ
しかし、その実は2000人の兵隊からなる地元の巨大暴走族【関東連合】の特攻隊長であり
【関東連合】傘下の【音武獅子】の総長でもある
そしてそんな比企谷を叱っている目の前の先生が平塚静
本人曰く独身アラサーで
見た目良い癖に結婚出来ないヘビースモーカーである
「良いか比企谷、私が出した課題は『高校生活を振り返って』のレポートの筈だが?
バイクで集会とか集団危険行動として校則違反に当たるものを律儀に書いて内申点下げてるだけだぞ?」
「はあ…」
「ったく本当にかわいげがないな君は
大体族のぶっこみだかなんだか知らんが直管のFXなんか乗りやがって」
「先生、失礼ですが俺のいるチームは走り屋であって族ではありません」
「そう言うことを言っている訳ではないのだよ」
と平塚先生が額に手を当てて俯く
「良いか?我が校が許可しているのは自転車通学のみだ、それをお前白昼堂々自転車置き場に単車停めやがって」
「はあ…」
「はあ…じゃない!
現にお前を真似て何人もの生徒が自転車置き場にバイクを停める始末だ」
確かに停める時何台か400(中型)停まってたな
特にビクスクが多かった
だが俺はあまり自転車置き場に置かない
何故ならイタズラされる可能性があるからな
されたことないけど
されてからじゃ遅いし
ではどこに停めているか
学校から500m位離れた場所にある先輩、夏さんの家である
「とにかく、レポートは書き直し、それと違反車両(FX)も乗るな」
「いやっす
あのFX、先輩に卸してもらったばっかなんすよ
それに公認とってるから違反じゃねぇっす」
「そう言う意味じゃない、完全に他の生徒への悪影響だからだ」
「いや、でも先生ああいうの少年漫画とかで大好きでしょ?それに時代的に先生位世代の古い年齢なら共―…」
ズドン!
パラパラ…
真横の壁をぶん殴った平塚先生の拳が壁にひびを入れる
「年齢が…何だって?」
「…良い拳っすね、うちのレディースでも…」
「やるかボケェ!」
スパンッ!
と殴られた八幡の頭から良い音がした
◆
「時に比企谷、君は部活はやってなかったよな?」
「忙しいんすよ」
「ほう?例えば?」
「FX弄ったり、集会に参加したり…」
「もう良い、聞いた私が馬鹿だった」
校内を歩きながらの会話
平塚先生についてこいと呼ばれたのでついて行ってるのだが
俺の返答に平塚先生は頭を抑えながらため息を吐き、別の問に変わる
「じゃあ友達は?」
「いるにはいるんすけどねぇ…」
9割方チーム入ってる人達ですけど…と今度はこちらがため息を吐く
元々の俺は大人しい性格だしな
いじめにあわなかったのはそれこそ、俺が喧嘩なれしてたのと、何より先輩の存在だろう
中学では……うん、一言で言えば荒れてた
喧嘩喧嘩に明け暮れてたし…
プラスで厨ニ病だからな
黒歴史である
「ついたぞ」
平塚先生に連れて来られたのは
…何か学年表札の代わりにシールでデコられた表札が入った教室の目の前
「平塚先生。俺、教室に入ると死んでしまう病が…」
「お前はどこの長っ鼻狙撃手だ?何わら海賊団だ?」
やっぱ少年漫画見てんのか…
「雪ノ下ー…いるかー?」
平塚先生の向こうに雪ノ下と言う一人の少女が見えた
…何かめっちゃ睨まれてんだけど?
ヤバいよその目、野生の獣を思わせるぞ?
「…先生、入る時はノックを、とお願いしていたはずですが?」
雪ノ下は平塚先生の顔を見てそういった
表情は無表情に戻っていた
(ん?雪ノ下?聞いたことあるような…)
不意に考え込む
「紹介しよう、雪ノ下雪乃だ」
「……」
平塚先生に言われて思い出す
二年J組
雪ノ下雪乃
この学園で知らぬ者はいない
「チッ…」
属に秀才と言う奴等だ
自分の嫌な事をペラペラと御託を並べて回避する
人を理論で馬鹿にする
「貴方腐った目をしているわね」ボソ…
こちらに対し雪ノ下が初めて放った言葉がこれだ
「アァ?」
なんだコイツ、初対面で言う事じゃねーよそれ
「お前は腐った根性してんな」
だから俺はそう言ってやることにした