1000UA突破ぁぁぁぁ!!!
ありがとうございます!
更新が遅れた理由?
鏡夜君のスペルが思いつかなかったんですよ!(言い訳)
では、本編どうぞ!
「さあ、やろうぜ。えっと・・・。名前なんだっけ?」
箒をカンッと地面に突き立て首をかしげる。
「せっかちすぎだ。焦りすぎて周りが見えていなかったが故に罪を犯してしまうこともあるぞ?俺の名前は古神鏡夜。よろしくな。」
「私の名前は、霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ。お前、罪、罪ってうるさいな。」
頭を掻きながら言う魔理沙に「侮ってられないぞ?」と言い笑う。
「それよりあんた達、弾幕ごっこやるんじゃないの?」
神社の中から出てきた霊夢にそう言われ、ようやく話が脱線していたことに気付く2人。
「確かに、私も貴方達の弾幕ごっこを見てみたいわ。」
後から出てきた紫に言われ、魔理沙が、「ルールを決めようぜ。」と言う。
「スペルカードは何枚でも使用可能。被弾数は5回まで。気絶しても負け。これでどうだ?」
ニッと白い歯を輝かせて言う魔理沙。
「ちょっと待ってくれ。俺まだスペルカード持ってないんだ。」
その言葉を聞いた紫は、ニコニコしながら鏡夜に近づき、「はい!」と何かを渡した。
「白い・・・紙切れ?何だこれ?」
「それはスペルカードの元になるものよ。それに強く念じれば、スペルカードが出来上がるわ。」
「マジか。スゲェな。」
「まぁ、貴方なら戦っている間に、貴方にあったスペルカードが出来上がると思うわ。」
そう言い、再び霊夢の横に戻っていく紫。こうなることも予想してあらかじめ持ってきていたのだろうか。相変わらず、準備が早い。
「さぁ、やろうぜ!」
魔理沙が待ちくたびれた様子で言う。
「あぁ、待たせたな。」
箒にまたがった魔理沙を見て、鏡夜も臨戦態勢を取る。
空に飛び上がった2人を合図に今、最強の神、古神鏡夜と、自称普通の魔法使い、異変解決者、霧雨魔理沙の戦いの火蓋が切って落とされた。
先手必勝と言わんばかりに先に攻撃したのは、魔理沙だった。
「ハァッ!!!」
魔理沙の周りから色とりどりの星型の弾幕がばら撒かれる。全体的に速度が速く、避けづらい。そしてその全てが蛍光色。確かに綺麗だ。綺麗なのだが・・・。
「なんか目がチカチカするな。」
そう言いながら、魔理沙の弾幕よりも速度が遅いが、大量の弾幕を放った。もちろん目にもいい色だ。速度が速く、避けにくいが特別多いわけではない弾幕。普通によけようとすれば厄介な弾幕だ。対してこちらは速度は遅いが大量、避けられない訳ではない弾幕。普通ならば何をしているのか分からないだろう。
しかし、相殺をするには十分すぎる量だった。
魔理沙の弾幕は次々に鏡夜の弾幕に飲み込まれていく。
「弾幕が飲み込まれていく!?」
その光景に呆気に取られていた魔理沙。やがて魔理沙の弾幕をすべて飲み込み、余った弾幕が次々に魔理沙へと襲い掛かる。ようやくそれに気付いた魔理沙は、急いで回避をしようとする。だが弾幕もすぐ近くまで近づいていたし、数も多い。ただ、速度が遅かったのが唯一の救いで、被弾したのは二発だけだった。
「クッソォ。二発も当たっちまった。」
悔しそうな表情を浮かべる魔理沙に拍手を送りながら笑う鏡夜。
「いや、よく避けた。今のを避けるとは思ってなかったぜ。結構終わらせる気でいたんだけどな。」
普通に褒め称えただけなのだが、それが魔理沙には気に食わなかったらしい。「クソッ!嘗めやがって!」と言い、スペルカード使用宣言をする。
「恋符『マスタースパーク』!!!!!」
手に持っている何かの石が埋め込まれているような物から七色の極太レーザーが放たれた。見るからに超高火力だ。三秒後には鏡夜はマスタースパークに飲み込まれているだろう。避けられない訳ではないが、後ろにある神社に直撃する。なんかデジャヴ。
「護符『
鏡夜もスペルカード発動。すると、鏡夜の前に若干青みがかった半透明の結界が展開された。それを見て霊夢は無意識に「なんて強力な結界なの・・・。」とつぶやく。霊夢がそうつぶやくのも無理はない。鏡夜の結界は霊夢の十八番、夢想封印は軽く、夢想天生でさえヒビも入らずに受け止められるだろう。
「あんなに強力な結界、見たことないわ・・・。」
紫はこの手のものに関しては、天才だ。数々の結界を操り、博霊の巫女とともに作った過去最高の出来の結界、博霊大結界を作り上げた。それは、現実世界と幻想郷を分けるための強力な結界だ。超硬重大結界は、博霊大結界の劣化版ではあるが、それを1人で作り出したのである。しかも即興で。
大きな爆発音が轟き、魔理沙のマスタースパークが消える。スペルブレイクだ。
「嘘・・・だろ。」
弾幕は火力が命をモットーにしている魔理沙にとって、魔理沙の代名詞ともいえるマスタースパークを簡単に受け止められたのはかなり衝撃を受けたらしい。
「クソッ!これでどうだ!彗星『ブレイジングスター』!!!!」
魔理沙が箒に立ち、マスタースパークを後ろに撃ちながら突進してくる。それに加え、大きな星型の弾幕が飛んでくる。しかし、魔理沙はその弾幕を当てようとせず、鏡夜の周りにとどめた。おそらく、突進を避けられないようにするためだろう。しかし、魔理沙は勘違いをしている。それは、鏡夜が接近戦が苦手だと決め付けていることだ。鏡夜の言った、焦りすぎて周りが見えていない。とは、このことである。鏡夜は接近戦のほうが得意なのだが。
「ハァァァァッ!!!」
どんどん鏡夜に近づいていく。箒の柄が鏡夜に当たりそうになったとき、鏡夜が箒の柄を掴んだ。
「な、何!?」
マスタースパークで勢いをつけているのに受け止めたのだ。それも片手で。マスタースパークで勢いをつけているのだから、鬼が両手で受け止めることも容易い訳ではない。さらに押し返し始めたのだ。そうこうしているうちにスペルブレイク。
「何でだよ!!!恋符『ノンディレクショナルレーザー』!!!!」
魔理沙を中心に三本のレーザーが発生する。これは迂闊に近寄れば被弾する。
「もう一度!彗星『ブレイジングスター』!!!」
また鏡夜の周りに大型の星弾がばら撒かれる。これは絶対に当たってしまう。将棋で言うところの「詰み」だ。横には避けれない。受け止めてもレーザーで3発被弾し、受け止めなければ4発被弾する。被弾覚悟で戦わなければならないのだ。
生憎ながら、魔理沙は鏡夜の正体と能力を知らない。
鏡夜がばら撒かれていた弾幕を見た。その瞬間弾幕が光の粒子となって消えた。そこから横へ大きく跳び魔理沙の攻撃を避ける。
「次は弾幕を消したのか!?おい、霊夢。何なんだよ、あいつ!」
弾幕を消されたことにかなり動揺している魔理沙。鏡夜を指差しながら霊夢に聞くが、「終わったら教えてもらいなさい。」と紫が持ってきた饅頭を食べながら答える。
「チックショウッ!!!!!恋心『ダブルスパーク』!!!!!」
スペルカード使用宣言。その瞬間、マスタースパークが2個放たれた。これは避けれない。超硬重大結界を使うにしてももう遅い。
「クソッ!」
鏡夜は超高火力のレーザーを2個被弾した。
「え!?ちょっと!?大丈夫なの!?」
縁側から立ち上がり慌てる霊夢。それもそのはず、マスタースパークは超高火力、破壊力もかなり大きい。しかもそれを2個同時に受けてしまったのだ。当たり所が悪ければ、死ぬこともあり得る。対して紫は落ち着いた様子で「大丈夫よ。あんなので負けてたら最強の神を名乗っていられないわ。」と言い優雅にお茶を飲んでいる。
「その通りだ。こんなので痛手を負っていたら最強を名乗れないさ。」
マスタースパークの煙の中から出てきた鏡夜はほぼ無傷だった。
「よっしゃあ!取り敢えず2発被弾!もう気絶狙いでいくぜ!魔砲『ファイナルマスタースパーク』!!!!!」
しかし、それも鏡夜の前ではただの悪あがき。鏡夜はまだスペルカードを使っていないものもある。鏡夜は口元を吊り上げながらスペルカードを掲げる。
「吸符『スペルイーター』。」
すると、鏡夜に向かっていたレーザーが鏡夜に吸収されていく。そう、このスペル、攻撃性は全くない。相手の攻撃を無効化するのに優れたスペルなのだ。しかし、ただ無効化するだけではない。吸い取った分だけ次のスペルに上乗せできる。つまり、相手の放った弾幕が強ければ強いほど次の自分の攻撃が強くなるのだ。魔理沙のファイナルマスタースパーク。魔理沙の持っているスペルの中で最強といえる。それを吸収した鏡夜。もともと強いのに更に酷い事になる。
「これで終わらせてやる。」
魔理沙のスペルを吸収し終わった鏡夜が身体の芯から凍えるような声で告げる。そしてひとつのスペルカードを取り出す。
「罰符『
告げられた瞬間、魔理沙に青白い雷が落ちた。このスペル、天罰神が使う罰がランダムで相手に放たれる。普段は自分でどんな罰が与えるか調節できるが、それは殺傷能力があるためスペルカードにした。しかし、スペルカードにしたことによって天罰神の力が不安定になり、ランダムになってしまったのだ。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
プスプスと煙を出しながら落ちていく魔理沙。しかし、誰も助けに行かなかった。
霊夢も紫も鏡夜の規格外っぷりに呆然としていた。